横山裕、13年ぶりの舞台に「メンバーに観に来てほしい!でも来てと言えない…」


2015年5月23日(土)より上演される関ジャニ∞の横山裕の主演舞台『ブルームーン』の製作発表が、4月12日(日)都内で行われた。横山が舞台に立つのは、V6井ノ原快彦主演で上演された『東亜悲恋』(2001年・2002年)以来で約13年ぶり。会見には横山のほか、マイコ、山崎一、加賀まりこ、そして演出を務める鈴木裕美が登壇し、作品の見どころについて語った。

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13年ぶり、しかも主演ということで横山は「プレッシャーもありますが、演劇そのものを楽しみたい」と語った。昨日から始まった稽古では「(鈴木に)ダメ出しを頂いた時も、“今俺ダメ出しされてる!”って思って。それがすごく楽しかったです」と久しぶりの環境を楽しんでいるようだ。役どころとしては“言いたいことが言えない”ところが共通しているという。「関ジャニ∞でも、言いたいことを言うと(場の雰囲気が)ピリッとするので(笑)」一番年長ということもあり我慢することが多いと明かしていた。

マイコ『ブルームーン』

横山の印象について、共演するマイコからは「テレビで拝見していて、トークがお上手。しかも美肌で。実際お会いしてからは、さらに自然体な方だなと思いました」、加賀からも「以前『サワコの朝』(MBS・TBS)にゲストで出られていたのを拝見して、こんな感じのいい方とお仕事をするのは嬉しいなと思っていました」と褒められると、「(関ジャニ∞の)メンバーといるとこんなに褒められたことがないから気持ちがいい!」と喜ぶ横山。しかし、加賀から「でも、笑顔が似合わないタイプよね」とすかさず鋭い指摘が。笑顔が苦手という横山は「バレてる!」と焦りを浮かべ、報道陣の笑いを誘っていた。父親役の山崎とは「(お互い)台詞をゆっくり覚えよう(笑)」と話したといい、チームワークはすでに抜群のようだ。

加賀まりこ、山崎一『ブルームーン』

本作は、名曲『ブルームーン』をモチーフに大切な人に自分の想いを上手く伝えられない青年が時空を超えた人々との出会いにより変わっていくロマンチックコメディ。脚本家の青木豪とともに本作を作り上げる演出の鈴木は、「ロマンチックコメディというと、ウディ・アレンが思い浮かぶと思います。オマージュも込めまして俳優さんたちがチャーミングに見えるかわいらしい物語を丁寧に作っていけたら」と語った。なお、鈴木に自分の役を“のび太”的青年と称された横山は「のび太のような煮え切らない男がどう成長していくのか、注目して頂きたい」とアピール。

鈴木裕美、マイコ『ブルームーン』

製作発表の後、囲み会見にて“関ジャニ∞のメンバーは観に来るか?”と問われると、あえて誘わないという横山。「誘い方がわからないんです。自分もこっそり観に行くので、こっそり来てくれるんですかね…。来てほしいんですよ!でも、来てとは言えない…」とまさに煮え切らない様子で、報道陣から何度も笑いがおきていた。

『ブルームーン』は、2015年5月23日(土)から6月14日(日)まで東京グローブ座にて、6月21日(日)から6月28日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

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