「全力で歩んで・・・いや泳いでまいります!」劇団四季『リトルマーメイド』2周年 特別カーテンコール


2015年4月7日(火)、東京・積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]で絶賛上演中の劇団四季のミュージカル『リトルマーメイド』が、同日満2周年を迎えたことを記念し、特別カーテンコールが行われた。あいにくの雨にもかかわらず、春休みのしめくくりと思われる家族連れや学生をはじめ、多くの観客が訪れた。

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カーテンコールでは、人魚の舞とともに『オーヴァチュア』の披露からスタート。音楽にあわせ観客が手拍子をし、場内が一体感に包まれる中、キャストを代表し、トリトン役の芝清道が挨拶を行った。「この2年間で、延べ72万人のお客様にご覧いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。リトルマーメイドを愛し、楽しんでくださった皆様に、出演者、スタッフ一同、心よりお礼申し上げます」と、喜びを抑えきれないといった表情で語り、「リトルマーメイド号の航海はまだまだ続きます」と、さらなる上演に向けて表情を引き締めていた。「これからも、愛と自由、そして希望の海を進みながら、お客様一人ひとりの心に熱い感動を届けるよう、全力で歩んでまいります・・・いや、泳いでまいります!」と作品にちなんだ挨拶をすると、詰めかけた観客から大きな拍手がわきおこった。

劇団四季『リトルマーメイド』

劇団四季『リトルマーメイド』

カーテンコールの最後は、劇中のエンディングに登場するナンバー『フィナーレ』を、キャスト全員で合唱。これにスタンディングオベーションで応える観客。感動と興奮が渦巻く中、終幕となった。

劇団四季『リトルマーメイド』

『リトルマーメイド』は、劇団四季創立60周年を飾る新作として2013年4月7日に日本で初めて上演された。地上の世界に憧れる人魚姫アリエルが、人間の王子エリックに恋をするという世界的に有名なラブストーリーは、すぐに観客の心をわしづかみにし、初演以来、総公演数671回、通算入場者数約76万人、この2年間でのチケット販売率は約99%と、異例の大ヒットを記録した、まさに劇団四季が誇る舞台へと成長した。

劇団四季のミュージカル『リトルマーメイド』は、現在2015年8月30日(日)分までチケット発売中。9月2日(水)~12月31日(木)上演分までのチケットは、5月17日(日)から一般発売がスタートする。※会員先行予約は5月10日(日)から。

(写真1枚目)(C)Disney 撮影:下坂敦俊

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