加藤健一が35年目にして30年ぶりのシェイクスピア作品に挑む!『ペリクリーズ』


2015年2月19日(木)より下北沢・本多劇場にて、加藤健一事務所による舞台『ペリクリーズ』が上演される。1980年、一人芝居『審判』(バリー・コリンズ原作)上演のため設立された加藤健一事務所は、2015年に35周年を迎えた。そんな節目の記念公演に加藤健一(以下、カトケン)が選んだのは、シェイクスピア最初のロマンス劇『ペリクリーズ』。加藤健一事務所でのシェイクスピア作品の上演は、1985年の『キング・リチャードⅢ』以来実に30年ぶりとなる。

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もしやカトケンはシェイクスピアが嫌いなの!?と思っていたファンもいるかもしれない。だが実は・・・シェイクスピア翻訳の第一人者・小田島雄志が生み出した凛々しく優しい台詞を言いたくてずっとウズウズしていたという!今回、日本を代表する奇才の演出家・鵜山仁の賛同を得て、ついに“カトケンワールドらしいシェイクスピア”が実現。さらにキャストには、山崎清介、畠中洋、福井貴一、加藤義宗、加藤忍、那須佐代子、矢代朝子などカトケンが信頼を寄せる実力派俳優が集結した。

加藤健一事務所『ペリクリーズ』

ツロの若き領主ペリクリーズは、絶世の美女と評判のアンティオケの王女に求婚しにいくが、王女とその父アンタイオカス王との間の重大な秘密を知ってしまい、逆に命を狙われる。王の刺客から逃れ一度はタルソでかくまわれるが、危険を察知し再び船を出す。突然の嵐に見舞われ、海に投げ出されたペリクリーズは、打ち上げられたペンタポリスの地で王女セーザと運命的に出会い、結婚。その後、アンタイオカス王と王女の死を知り、危険は去ったと晴れて身重のセーザを伴いツロに帰還しようと船を出すが、これがペリクリーズの身に降りかかる数奇な運命の始まりだった。再び嵐に襲われるペリクリーズの船。高波に揺られる中、船上で産気づくセーザ。最後に待ち受ける奇跡とは・・・。

カトケンが命を懸けて恋をする!加藤健一35年目の挑戦となる、愛とロマンの冒険譚。「シェイクスピアってこんなに面白かったの!?」と思わせてくれるに違いない。加藤健一事務所35周年記念公演『ペリクリーズ』は、2015年2月19日(木)から3月1日(日)まで下北沢・本多劇場にて上演される。

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