11月17日(月）、劇団四季は、四季芸術センター（横浜市青葉区あざみ野）にて最新ディズニーミュージカル『アラジン』出演候補者オーディションを開催した。ディズニーミュージカル『アラジン』とは、今年3月にブロードウェイで開幕したばかりの最新ヒットミュージカル。日本では、2015年5月24日(日)より電通四季劇場[海](東京・汐留）にて上演される。
1992年公開の劇場版長編アニメーションを基に創作された本作は、砂漠の王国アグラバーに住む貧しくも清い心をもった青年アラジンと、その王国の姫ジャスミンとの恋模様を軸に、ランプの精ジーニーや、王国の支配を企む邪悪な大臣ジャファーら数々の登場人物とのエピソードが織り込まれている。
今回はメイン、アンサンブル全キャストを、四季所属員に限らないオープンオーディションとして公募したところ、約1500通の書類応募があり書類審査の結果約500名が合格。その中からさらに予備審査を通過したメインキャスト候補者約60名が、本日と明日18日(火)の本選に臨む。本日の本選1日目には、アラジン役、ジーニー役、ジャスミン役を含む計5役のメインキャストの歌唱/台詞審査を実施。演出補のスコット・テイラー、音楽監督のマイケル・コザリンをはじめとするブロードウェイ公演オリジナルスタッフらと、日本版製作チームの四季俳優・加藤敬二らが審査を行った。なおジーニー役については外部受験者として『ZORRO THE MUSICAL』『オーシャンズ11』に出演した芋洗坂係長、元大相撲力士で『ミュージカル森は生きている』他に出演した大至もこの本選に挑戦したとのこと。（全ての合否結果は後日発表）。
今回のオーディションについて、 芋洗坂係長は「知人にそそのかされて受けました。ですが、四季に乗り込むにはまだ早かった、特に歌唱ですね。出来は70点くらい。でもディズニーの審査員の方々に笑ってもらえてよかったです」一方、大至は「大きくてコミカルで、ジーニーは魅力的なキャラクター。知人のすすめもあって受けました。大変緊張しましたが、土俵に向かう気持ちで臨みました」と、それぞれ語っている。
さて、厳しいオーディションを勝ち進んで役を手に入れるのは誰か。最終発表が待ち遠しい限りだ。
James Monroe Iglehart, Adam Jacobs
and the original Broadway company of ALADDIN.
Photo by Deen van Meer
（c）Disney
