江戸と現代を繋ぐ運命的な出会い『Lenz~桜の中に隠れた烏~』


RAYNET企画による第6弾公演『Lenz~桜の中に隠れた烏~』が、東京・青山円形劇場にて上演中だ。

天保14年の江戸の町で、第十一代将軍・徳川家斉の実子でありながら他藩に養子に出された蜂須賀裕斉(はちすかなりひろ)は、本家から捨てられた恨みに打ち震える日々を送っていた。そんな姿を観た妻のシナコが耳元で「何か」を囁く…二人の秘め事は、藩お抱えの能役者・斎藤十郎兵衛(=東洲斎写楽)の手により、一枚の「桜の浮世絵」に隠された。

時は流れ、2014年のTOKYO。
170年の時を超え、「桜の浮世絵」が闇オークションで出品される。だが落札者の手に渡る前に何者かによって盗まれてしまう。警視庁捜査二課の櫛渕蒼太が捜査を進めると、これが単なる盗難事件でないことがわかる。そして蒼太はゆずるという青年に出会う。ゆずるは自分が写楽の末裔だと語る――。

出演は、霜月紫、鳥越裕貴、そして松本慎也(劇団スタジオライフ)、大竹浩一(劇団SET)、進藤学、加納幸和(花組芝居)ほか。脚本・演出は、LEMON LIVEの全作品の脚本・演出を担当するほか、外部でも勢力的に活動する斎藤栄作。

果たして蒼太とゆずるの出会いは、事件解明の糸口になるのだろうか。『Lenz~桜の中に隠れた烏~』は、東京・青山円形劇場にて8月24日(日)まで上演される。

チケットぴあ
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