佐藤流司×HAKUEIが結成した“The Brow Beat” ニューシングル「ラブレター」発売記念イベントレポート


俳優・佐藤流司がアーティスト「Ryuji」として結成したバンドプロジェクトで、PENICILLIN「HAKUEI」とのツインボーカル&トータルプロデュースにより、多種多様な世界を表現し続けているThe Brow Beat。2023年5月31日(水)にリリースされるニューシングル「ラブレター」に先立ち、5月3日(水・祝)から5月5日(金・祝)に東京・大阪で発売記念イベントを開催した。今回は、5月5日に行われたタワーレコード渋谷店でのイベントの模様をレポートする。

声出しも解禁となったこの日のイベント。歓声に迎えられて登場したHAKUEIは「よろしくお願いします」と一言、挨拶。Ryujiは客席に向けて何かを掲げ、「楽屋で“崎山つばさ”と書かれたステッカーを3枚ほど見つけたので1枚持ってきてみました」と話し、イベント冒頭から会場を盛り上げた。

佐藤流司×HAKUEIが結成した“The Brow Beat” ニューシングル「ラブレター」発売記念イベントレポート

デビュー5周年となる今年は、“5”をモチーフに活動を行っているThe Brow Beat。ニューシングル「ラブレター」も人間の五感をテーマにした5形態で同時リリースされる。「ラブレター」について聞かれると、歌詞を手がけたRyujiは「愛のあるラブソングですよ。色々な愛の形があって、それは恋愛じゃなくてもあると思うので」とコメント。ヘヴィなサウンドのイントロでは超高速のカッティングが鳴り響くが、HAKUEIは「あのカッティングのスピード以上で、物理的に人間はできないらしいです」と、もっともらしい“嘘”を織り交ぜながら解説するなど、“The Brow Beatらしい”やりとりでトークを展開していった。

さらにこの日は、「ラブレター」のカップリング曲「な訳ねぇだろ」が初披露された。HAKUEIから「泣いちゃいますよ」、Ryujiから「一番泣ける曲」とアナウンスされてオンエアされたこの楽曲は、ポップでロックなメロディーにRyujiが書いたあけすけな歌詞が乗った1曲だ。

「クソ クソ 全部クソ」という歌詞から始まるこの歌詞を最初にもらった時は、「ふざけてんのかなと思った」とHAKUEI。ライブでは合いの手を観客が歌うことが想定されることから「大きな声で歌ってくださいね」と呼びかけた。

佐藤流司×HAKUEIが結成した“The Brow Beat” ニューシングル「ラブレター」発売記念イベントレポート

その合いの手もRyujiならではのワードチョイスが光る。HAKUEIは「レコーディングしている時に、合いの手を入れようとなって、『Ryujiくん、ちょっと考えて』って言って僕らは待ってたんですよ。そしたら、10秒後くらいに、『俺、いつでもいけますよ』って(笑)。それで、実際に録ったら『行こうベネズエラ』(という合いの手だった)」と明かして、会場からは大きな笑いも起こった。

また、この日は、観客からの質問に答えるコーナーも実施。「最近あった『な訳ねぇだろ』なエピソードは?」という質問には、HAKUEIは「世の中に対して、常に」と回答。Ryujiは、「佐藤永典という役者がいるんですが、初代テニス(ミュージカル『テニスの王子様』)で財前光役をやっていて、その後、俺がやったんです。その彼と街でばったり会って…Twitterフォローしました」と明かした。

5月9日(火)からは、 “The Five Senses”と題したライブツアーもスタート。Ryujiは「前回のライブは、声出しをしていいとなっていましたが、色々と難しい状態で、『出したければどうぞ。出したくなければそれはそれでいい』というスタンスだったんです。今回は、(新型コロナも)5類になるので、正式に政府的にもイベント会場的にも大丈夫ですよとなる。だから、逆にマジで一言も喋んなよってライブにしたいです」とうそぶく。すると、会場からは「な訳ねぇだろ」と楽曲に引っ掛けたツッコミが入った。ライブを前にして、早くもメンバーと観客の一体感が出来上がっていることを感じさせた。

佐藤流司×HAKUEIが結成した“The Brow Beat” ニューシングル「ラブレター」発売記念イベントレポート

最後にHAKUEIは「発売前にたくさん集まっていただき、感謝しています。5周年ということでこの5年間をしっかりと感じさせられるようなライブにしたいと思っていますので、見に来てください」とメッセージを送り、Ryujiは「久々にこういうイベントをやらせてもらって嬉しかったです。今回のライブは、一回来るだけで知ったかぶりができるスタイルになっていますし、今までも来たことがある方は懐かしくなれると思います。ぜひ肩と喉をあっためてきていただければと思います」と話して、イベントを締めくくった。

なお、この日のMCはNoGoD団長が務め、会場を大いに盛り上げた。

(取材・文/嶋田真己)

The Brow Beat「ラブレター」

2023年5月31日(水)発売

Type-01

01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
*16Pブックレット
MUCD-5414
¥1,980(税込)

Type-02

 

01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
03.ROCKET DIVE(The original song by hide with Spread Beaver)
MUCD-5415
¥1,980(税込)

Type-03

 

<初回限定盤>
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
*スタッフパス(レプリカ)
MUCD-5416
¥1,980(税込)

Type-04

 

01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
03.紡ぐ(ブラック・ジャック漫画連載50周年記念テーマソング)
MUCD-5417
¥1,980(税込)

Type-05

 

<初回限定盤>
01.ラブレター
02.な訳ねぇだろ
*香り付トレカ
MUCD-5418
¥1,980(税込)

発売元:株式会社ドリーミュージック

「The Brow Beat Live Tour 2023 “The Five Senses”」

5月09日(火) [神奈川] CLUB CITTA’
開場18:00/開演19:00
5月10日(水) [神奈川] CLUB CITTA’
開場18:00/開演19:00
5月13日(土) [大阪] なんばHatch
開場17:00/開演18:00
5月14日(日) [大阪] なんばHatch
開場16:00/開演17:00
5月18日(木) [北海道] 札幌PENNY LANE 24
開場18:00/開演19:00
5月19日(金) [北海道] 札幌PENNY LANE 24
開場18:00/開演19:00
5月24日(水) [愛知] 名古屋DIAMOND HALL
開場18:00/開演19:00
5月25日(木) [愛知] 名古屋DIAMOND HALL
開場18:00/開演19:00
5月27日(土) [福岡] 福岡DRUM LOGOS
開場17:00/開演18:00
5月28日(日) [福岡] 福岡DRUM LOGOS
開場16:00/開演17:00
5月31日(水) [宮城] 仙台Rensa
開場18:00/開演19:00
6月01日(木) [宮城] 仙台Rensa
開場18:00/開演19:00
6月03日(土) [東京] LINE CUBE SHIBUYA
開場17:00/開演18:00
6月04日(日) [東京] LINE CUBE SHIBUYA
開場16:00/開演17:00

<チケット>
[東京] LINE CUBE SHIBUYA公演以外
スタンディング ¥ 8,800(税込/D別) ※未就学児入場不可

[東京] LINE CUBE SHIBUYA公演
全席指定 ¥ 9,900(税込) ※未就学児入場不可

チケット絶賛発売中!
https://thebrowbeat.jp/







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