萩谷慧悟、石渡真修、松村龍之介らが参加劇団おぼんろ『月の鏡にうつる聲』は「桃太郎伝説」が題材

演劇

2023年8月に、劇団おぼんろの第23回本公演となる『月の鏡にうつる聲』の上演が決定した。

『月の鏡にうつる聲』は、2014年に「桃太郎伝説」を題材にして描かれた、劇団おぼんろ主宰・末原拓馬の代表作の一つ。岡山ルネスホールでのコンクールにて最優秀作品に選ばれ、日本での数回にわたる再演の末、台湾でも上演されている。10年前に執筆された物語を、戦争の風潮が世界に影を落とす2023年に大幅改稿。劇団おぼんろとして、新たな演出で上演する。

岡山県、吉備の里には古くから温羅伝説というものが語り継がれている。この伝説は「桃太郎伝説」のモデルとなったものとされ、温羅とは山に住む鬼、それを討つべく朝廷から派遣された吉備津彦は、桃太郎であるとされている。

ただの御伽話と思われていたこの伝説だが、近年、岡山県で実際に温羅が住んでいたとされる「鬼城」が発掘され、歴史学者たちの間に衝撃が走った。『月の鏡にうつる聲』は、この温羅伝説を元に創られており、鬼退治から30年後、桃太郎が鬼の首を取って以来、雨が降り止まなくなった呪われた村から物語は始まる。武勇伝として語り継がれた鬼退治の裏に隠された、残酷な愛の悲劇とは･･･？

出演は、劇団員4名に加えて、萩谷慧悟（7ORDER）、石渡真修、井俣太良（少年社中）、塩崎こうせい、松村龍之介の5名が参加する。

なお、劇団おぼんろは、国内外で高い評価を得て、2023年6月にモルドバ共和国で行われる国際演劇祭での招聘上演が決定している。

劇団おぼんろ第23回本公演『月の鏡にうつる聲』は、8月4日（金）から８月13日（日）まで東京・Theater Mixaにて上演される。

1 劇団おぼんろ第23回本公演『月の鏡にうつる聲』公演情報
2 公式サイト

劇団おぼんろ第23回本公演『月の鏡にうつる聲』公演情報

上演スケジュール

8月4日（金）～８月13日（日）　Theater Mixa

チケット

【おぼんろ先行チケット／各種ファンクラブ先行発売受付】
2023年5月14日（日）12：00～5月21日（日）23：59

【一般発売】
6月中旬（※予定）

【チケット料金（全席指定）】
月の鏡の宴チケット：5,500円（税込） ※８月６日（日）18：00限定
プレミアム特典付きチケット：10,000円（税込）
＜特典＞毎ステージごとに異なる末原拓馬書き下ろしイラストステッカー
一般チケット：8,800円（税込）
２階席チケット：4,800円（税込）
いいねチケット：投げ銭（２階ベンチシート限定） ※一般発売のみ予約受付
※いいねチケットは基本入場無料、終演後に言い値での当日投げ銭チケットとなる

チケット取扱：ローソンチケット