2023年3月9日（木）に東京・品川ステラボールにて舞台『Paradox Live on Stage vol.2』が開幕した。初日に先駆け公開ゲネプロが行われ、会見には出演者より朱雀野アレン役の佐奈宏紀、西門直明役の竹内良太、矢戸乃上珂波汰役の土屋直武、翠石依織役の武子直輝が登壇し、意気込みを語った。
原作は、HIPHOPメディアミックスプロジェクト「Paradox Live（パラドックスライブ／通称：パラライ）」。近未来を舞台に、それぞれの音楽ジャンルでトップを走るHIPHOPチームが自らの音楽でNo.1を獲るためにステージバトルに挑む姿を描いている。
初の舞台化となった『Paradox Live on Stage（通称：パラステ）』は2021年9月に初公演が行われ、ストーリーパートでは各チームがそれぞれ自身のトラウマと向き合いながら、己の生き方や音楽への信念をぶつけ合う熱いドラマを展開。ライブパートではクラブフロアを思わせる大音響・迫力のプロジェクションマッピング映像と共にライブパフォーマンスを見せた。
会見に登壇したのは、各チームのリーダーを演じる4名。まずは、佐奈が「初演からライブを経て今回のvol.2を迎えました。今回の稽古を通して、パラステのメンバーが自分にとって改めて大切な存在だと感じるようになりました。大好きな”宝物のようなメンバー”たちと、無事全員で初日を迎えられることを嬉しく思っています」と挨拶。
本作よりパラステに参加する竹内は、プロジェクトの中で西門直明の「声」も担ってきた。舞台にも出演することについて、「初めは緊張をしていたんですが、稽古を重ねるにつれ、The Cat’s Whiskersのメンバー、そしてパラステのメンバーたちと絆を深めることができ、今は楽しみでしかありません。（自身は）原作と今回の舞台、双方に参加をしているので、『Paradox Live』という作品の架け橋になれたと嬉しく思っています」と語った。
同じく、今回よりパラステ参加となった土屋は「最初は緊張とプレッシャーがたくさんありました。でも、稽古の中でキャストの皆さん、スタッフの皆さんから自信を頂くことがでました。今は自信をもって“珂波汰”としてステージに立つことができています。その姿をぜひ観てほしいです」とアピール。そんな土屋について、竹内は「直武くんの眼力がすごいんです。舞台上で対峙していると、圧倒されるぐらい」と絶賛していた。
続投の武子も「それぞれが自分たちのチームでメンバーとの絆を深め、新しい風も入り、作品としても進化をしています。今まで以上にチームとしても、カンパニーとしても一体感が生まれていると思うので、自信をもって全力で臨みたいと思います」と自身を見せた。
パラステは、「THE LIVE」や昨年末に行われた「STAGE FES 2022-2023」などのステージがあったが、本編については1年半ぶりとなる。ファンにとっても、キャスト陣にとっても待望の第2弾公演だ。
佐奈は「ライブを経ていたので、稽古の進みも早く、自分たちが持っている武器も各々が自覚をしているなと思いました。今回、それをさらに磨き上げたことで、僕は14人が色々な種類の宝石に見えています。ステージでは各々がその魅力を存分に活かし、輝く。そんな“宝石”たちが魅せるライブを、ステージを、楽しみにしていてください」とコメント。
竹内は「舞台版に参加して、西門直明としてTCWのメンバーと触れ合うことができ、仲間の存在を実際に感じられることがすごく嬉しいです。ボイスドラマを経て、立体的に立ち上がったキャラクターたちを目で、耳で、心で楽しんで頂けたら」。
土屋は「年末に行われた『STAGE FES 2022-2023』でパラステに触れた際、生のHIPHOP、そしてパラステの楽しさを実感しました。ペンライトなど応援グッズを使うことができるほか、今回はさらに声出しもできるようになっているので、ライブステージとして楽しめることもこの作品の魅力の1つだと思います。舞台観劇を楽しんで頂くことはもちろん、ライブとしても熱量・パフォーマンスともに素晴らしいものとなっているので、ぜひ楽しんでください」と見どころに挙げた。
最後は、武子が「参加することが決まりボイスドラマを聴いた時、その内容に感動して電車の中で泣いてしまったんです。今回上演されるストーリーが、まさにそのエピソード。稽古で実際に目にした時もかなりグッと心に迫るものがありました。ライブパートでは今まで披露をしていない楽曲も多くパフォーマンスを行う予定なので、一層バイブスを上げて楽しんでください！」と呼びかけ、会見を締めくくった。
会見で語られたように公演は、舞台オリジナル新曲、原作「Paradox Live」の人気楽曲をはじめ、ライブステージと熱いドラマを織り交ぜた熱いステージとなっていた。
ライブパートでは原作ファンからも大きな注目を集める舞台オリジナル新曲『Here We Go』をはじめ、「Paradox Live」の中でも人気の高い各チームの楽曲、チームの垣根を超えた「シャッフルチームショウ」、アルバム楽曲など、幅広いセットリストを披露。プロジェクションマッピングなどの演出も交えながら華やかなステージが展開された。また観客もステージバトルを見守るヘッズの一員としてライブに参加をすることができる。
一方、ストーリーパートでは、それぞれの過去に迫るドラマを展開。キャラクターたちが心にが抱く悩みや苦しみを繊細に、丁寧に描くステージでは、ライブパートとは別に心を揺さぶる熱いドラマが展開する。
ライブと芝居をハイブリッド！パラステならではの没入感が、劇場で待っている。
舞台『Paradox Live on Stage vol.2』は、3月9日（木）から3月19日（日）まで東京・品川プリンスホテル ステラボールにて上演。上演時間は約2時間（休憩なし）を予定。
なお、各公演前日まで販売される当日引換券のほか、開場時間から公演時間まで会場ロビーで販売される当日券販売あり。来場者だけが購入可能な「リピーターチケット」では座席選択が可能。
また初日3月9日（木）18：00公演と、3月19日（日）12：00公演／17：00千秋楽公演ではmahocastにてライブ配信も実施。公演映像に加え、チーム別特典映像パッケージも用意されている。詳細は公式サイトにてご確認を。
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舞台『Paradox Live on Stage vol.2』公演情報
上演スケジュール
2023年3月9日（木）～3月19日（日） 東京・品川プリンスホテル ステラボール
スタッフ・キャスト
【原作】Paradox Live
【脚本】伊神貴世
【演出・脚色】私オム
【出演】
＜BAE＞
朱雀野アレン：佐奈宏紀、燕夏準：小南光司、アン・フォークナー：立道梨緒奈
＜The Cat’s Whiskers＞
西門直明：竹内良太、神林匋平：安里勇哉、棗リュウ：堀海登、闇堂四季：輝山立
＜cozmez＞
矢戸乃上珂波汰：土屋直武、矢戸乃上那由汰：大崎捺希
＜悪漢奴等＞
翠石依織：武子直輝、雅邦善：川上将大、征木北斎：稲垣成弥、伊藤紗月：小林竜之、円山玲央：神越将
チケット情報
会場チケット：8,800円（税込/全席指定）
※未就学児入場不可
『Paradox Live on Stage vol.2』当日引換券販売中！
詳細：https://paradoxlive-stage.jp/
＜アフターイベント＞
見送り会に加え、特定日にはアフタートークなどを開催
詳細：https://www.paradoxlive-stage.jp/news/detail.php?id=1106116
＜来場者特典＞
「お礼ボイスメッセージ付き ビジュアルカード」
劇場に来場した観客だけがもらえる「来場特典」として『お礼ボイスメッセージ』付きビジュアルカード（1キャラクター1種類）を来場1名につき1枚、日により定められたチームのカードをランダム配布。
配布スケジュール：https://www.paradoxlive-stage.jp/news/detail.php?id=1105477
＜日替わりシャッフルチームショウ＞
本編公演に加え、各チームの垣根を超えたシャッフルチームによる『日替わりシャッフルチームショウ』を開催。
詳細：https://www.paradoxlive-stage.jp/news/detail.php?id=1105474
公式サイト
【公式サイト】https://paradoxlive-stage.jp/
【公式Twitter】@paradoxlive_st
(C) Paradox Live on Stage2023
