葵わかな・木下晴香ら再集結でミュージカル『アナスタシア』田代万里生も初参加


ミュージカル『アナスタシア』が2023年9月から10月にかけて東京と大阪で上演されることが決定した。本作は、2020年3月より全52回の公演を予定していたが、新型コロナウイルスが猛威をふるう中で中止を余儀なくされ、わずか14回の上演となっていた。3年ぶり、念願の再演もアナスタシア役は葵わかなと木下晴香がWキャストで務める。

本作は、第70回アカデミー賞で歌曲賞・音楽賞にノミネートされたアニメ映画『アナスタシア』(1997)に着想を得て制作されたミュージカルで、記憶を無くした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描いた、大人から子どもまで楽しめる愛と冒険に満ちた作品だ。ブロードウェイ公演は、2017年3月から2019年3月まで2年間にも及び、その後世界各国で上演されてきた。今回の日本公演は、本国のクリエイティブスタッフとともに制作される。

アーニャ役をWキャストで演じる葵と木下のほか、アーニャとともに旅をする若い詐欺師・ディミトリ役は、海宝直人・相葉裕樹・内海啓貴の3人のトリプルキャスト。皇女アナスタシア殺害の命を受けた将官グレブ役には堂珍嘉邦と今回初参加となる田代万里生、そして、海宝直人がディミトリ役に加えてグレブ役の2役を、トリプルキャストの一人として挑む。

ディミトリと共にアーニャを皇女アナスタシアに仕立て上げ懸賞金を狙う詐欺師・ヴラド役には大澄賢也と石川禅(Wキャスト)、マリア皇太后に仕える伯爵夫人リリー役には朝海ひかるとマルシアと堀内敬子(トリプルキャスト)、孫娘アナスタシアを探し続けるマリア皇太后役は麻実れいが演じる。

ミュージカル『アナスタシア』は、2023年9月・10月東京・東急シアターオーブにて、10月に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演予定。

 

コメント紹介

◆葵わかな(アーニャ役/Wキャスト)

2020年の初演は今でも忘れられないものとなっていますが、当時感じていたやるせなさを吹き飛ばす機会がやってきました!
新たなキャストを迎え、チーム一丸となって、また新しい気持ちで作っていきたいと思います。この作品のドラマチックで希望にあふれる世界観を、もっとたくさんの方にお届けできるのが今から楽しみです。不安な情勢はまだまだ続いていますが、この温かい物語を輝かせるために、精一杯頑張りたいと思います。

木下晴香(アーニャ役/Wキャスト)

再び『アナスタシア』の世界に生きられること、本当に本当に嬉しいです。物語・登場人物・楽曲・美術・衣装…どこをとっても大好きで大切で特別な作品。3年越しの想いとエネルギーを胸に、新しいカンパニーの皆さんと送る旅路をぜひ見届けに来てください!

◆海宝直人(ディミトリ役/トリプルキャスト)、グレブ役/トリプルキャスト)

ミュージカル『アナスタシア』に再び出演できること心から嬉しく思います。美しい音楽、華やかで見応えのある衣装やセット、そして胸を打つ成長と再生の物語。2019年にドイツ公演を観た際、これは日本でも長く愛される作品になると確信して帰ってきた思い出の作品です。皆様どうぞお楽しみに!

◆相葉裕樹(ディミトリ役/トリプルキャスト)

ミュージカル『アナスタシア』再演。この時が来るのをとても心待ちにしていました。またこの作品に携われる事とても嬉しく思います。ディミトリとしてまた皆様にお会いできる日が楽しみです。劇場でお待ちしております。

◆内海啓貴 (ディミトリ役/トリプルキャスト)

僕にとっては初めてのグランドミュージカル作品で特に思い入れが強かったので、またこうして再演が出来る事を願わずにはいられない思いで待ち望んでいました。再び『アナスタシア』の世界に帰ってこられる喜びと、感謝の気持ちを力に変えて、この作品の煌びやかさや愛の美しさをしっかりと表現して観て下さるお客様に温かい気持ちになって頂けるよう、一生懸命がんばります。

◆堂珍嘉邦(グレブ役/トリプルキャスト)

先ず、3年ぶりの『アナスタシア』に参加させて頂く事が決まり、待ちに待っていたこの舞台が始まる事に光栄な想いと喜びを感じています。クールな印象の中に熱い想いを持つ“グレブ”を演じさせて頂きますが、今からとてもワクワクしています。素晴らしいキャスト、演出家やスタッフの皆さんと共に、皆様に良いものを届けられる様に精進して行きたいと思います。

◆田代万里生(グレブ役/トリプルキャスト)

あの皇帝フランツ・ヨーゼフが崩御した翌年に起きた、ロシア革命の行く末の物語。海外クリエーターによるオーディションを経て今回演じるのは、ロシアの将官グレブ・ヴァガノフ。任務は皇女アナスタシアの暗殺。国家と正義を信じたその先には…グレブの揺れ動く魂をお届け致します。

◆大澄賢也(ヴラド役/Wキャスト)

コロナ禍が始まり、14公演で終わってしまった2020年春の初演。たとえ世界は変わっても、変わらない人との繋がり、絆、信じる心、愛を、再びこの作品を通してお客様にお届けできるよう誠心誠意努めてまいります。『アナスタシア』の旅は終わらない。

◆石川禅(ヴラド役/Wキャスト)

舞台美術のあまりの美しさに何度も溜息をついたあの作品が帰ってきます!緊急事態宣言という、当時は聞き慣れない言葉と入れ違いに、消え去ってしまった初演。今度こそ多くの御客様に御覧頂けることを心から願っています。

◆朝海ひかる(リリー役/トリプルキャスト)

再び、スタッフ・キャストの皆様と、『アナスタシア』の世界に飛び込めること、とても幸せです!!今回はより多くのお客様にご覧いただける様に、引き続き体調に気を付けて、更にパワーアップした「リリー」を目指したいと思います。劇場でお待ちしております!

◆マルシア(リリー役/トリプルキャスト)

『アナスタシア』の再演、大変嬉しく思います。再演と言うより、初演に近いですね。楽しみにずっと待ってくださっていたお客様に『アナスタシア』の世界を存分に味わって頂きたいと思います。またリリーを生きることができます。本当に感謝です。最高の時間になりますよう、全力を尽くします。

◆堀内敬子(リリー役/トリプルキャスト)

『アナスタシア』の再演を心待ちにしておりました。オリジナルクリエイティブチーム、キャスト、スタッフの皆さんで作りあげた日々は今も鮮明に思い出します。再び、朝海さんと、マルシアさんと、素敵なリリーを作り上げていきたいと思います。とはいえ、簡単に上演までたどりつけると思ってはいません。みんなで力を合わせて、リスペクトし、更に深い作品になるように、一員として頑張ります。是非、『アナスタシア』の世界へいらしてください。

◆麻実れい(マリア皇太后役)

『蜘蛛女のキス』以来のミュージカル・・・でしたが、コロナ禍で初演は途中クローズしてしまいました。さあ改めての再開!!
再び仲間たちと力を合わせ暖かな愛と幸福に満ちたひとときを皆様にお届け出来たらと願います。

あらすじ

舞台は20世紀初頭、帝政末期のロシア、サンクトペテルブルク。ロシア帝国皇帝ニコライ2世の末娘として生まれたアナスタシアは、パリへ移り住み離ればなれになってしまった祖母マリア皇太后から貰ったオルゴールを宝物に、家族と幸せに暮らしていたが、突如ボリシェビキ(後のソ連共産党)の攻撃を受け、一家は滅びてしまう。

しかし、街中ではアナスタシアの生存を噂する声がまことしやかに広がっていた。パリに住むマリア皇太后は、アナスタシアを探すため多額の賞金を懸ける。それを聞いた二人の詐欺師ディミトリとヴラドは、アナスタシアによく似た少女アーニャを利用し、賞金をだまし取ろうと企て、アーニャと三人でマリア皇太后の住むパリへと旅立つ。記憶喪失だったアーニャは次第に昔の記憶を取り戻してゆく。

同じ頃、ロシア政府はボリシェビキの将官グレブにアナスタシアの暗殺命令を下す。マリア皇太后に仕えるリリーの協力を得て、ついにアーニャはマリア皇太后と会う機会を得るが、グレブがアーニャを見つけ出し・・・。

ミュージカル『アナスタシア』公演情報

上演スケジュール

【東京公演】2023年9月~10月 東急シアターオーブ
【大阪公演】2023年10月 梅田芸術劇場メインホール

スタッフ・キャスト

【出演】
葵わかな 木下晴香(Wキャスト)
海宝直人 相葉裕樹 内海啓貴(トリプルキャスト)
堂珍嘉邦 田代万里生(Wキャスト)
大澄賢也 石川 禅(Wキャスト)
朝海ひかる マルシア 堀内敬子(トリプルキャスト)
麻実れい

五十嵐耕司 伊坂文月 井上花菜 工藤彩 熊澤沙穂 小島亜莉沙 酒井 大 杉浦奎介 渡久地真理子 西岡憲吾 武藤寛 村井成仁 山中美奈 山本晴美

【脚本】テレンス・マクナリー
【音楽】ステファン・フラハティ
【作詞】リン・アレンス
【振付】ペギー・ヒッキ―
【演出】ダルコ・トレスニャク

公式サイト

【公式サイト】https://www.anastasia-musical-japan.jp/
【公式Twitter】@AnastasiaJapan
【公式Instagram】anastasiathemusical_japan






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