6年ぶりに劇団スタジオライフで『トーマの心臓』2022年版として再構成


劇団スタジオライフ(Studio Life)が、2022年9月に『トーマの心臓』上演する。スタジオライフでは、ウエストエンドスタジオでの初演(1996年)以来、本作を繰り返し上演しており、今回は6年ぶり。2022年版として再構成するという。

スタジオライフは、1985年に結成され、2020年に35周年を迎えた劇団。1987年からは男優が女性役を演じるという手法をとり、現在は男優 35名、女性演出家・倉田淳1名のみで構成されている。その耽美的な世界観と、演出・倉田の独創的な脚色力、美しく繊細な舞台演出で美しい作品を生み出し続けている。

「トーマの心臓」は、1974年に発表された萩尾望都の作品。ドイツのギムナジウム、シュロッターベッツ学院とその寄宿舎を舞台に繰り広げられる少年たちの物語。冬の終わりの土曜日の朝、一人の少年が自殺した。彼の名はトーマ・ヴェルナー。そして月曜日、一通の手紙がユリスモールのもとへ配達される。トーマからの遺書だった。その半月後に現れた転入生エーリク。彼はトーマに生き写しだった。人の心を弄ぶはずだった茶番劇。しかし、その裏側には思いがけない真実が秘されていた――。

メインビジュアルには、山本芳樹が演じる黒髪の優等生ユーリ(Wキャスト)と、松本慎也が演じる美しい母への愛が総てのエーリク(Wキャスト)が登場している。今回は、Legende(レジェンド)チームとCool(クール)チームの2チーム制で上演される。2チームの色の違いもお楽しみに。

『トーマの心臓』は、9月15日(水)から9月25日(日)まで東京・シアターサンモールにて上演される。

『トーマの心臓』公演情報

上演スケジュール・チケット

2022年9月15日(水)~9月25日(日) 東京・シアターサンモール

スタッフ・キャスト

【原作】萩尾望都「トーマの心臓」(小学館文庫刊)
【脚本・演出】倉田淳

【出演】
笠原浩夫 山本芳樹 松本慎也 曽世海司 青木隆敏 関戸博一 緒方和也 宇佐見輝 牛島祥太 前木健太郎 伊藤清之 船戸慎士 大村浩司 楢原秀佳 藤原啓児

<配役>
※Wキャスト:Legendeチーム/Coolチーム

ユーリ:山本芳樹/青木隆敏
オスカー:笠原浩夫/曽世海司
エーリク:松本慎也/関戸博一
アンテ:宇佐見輝/伊藤清之
レドヴィ:青木隆敏/山本芳樹
バッカス:船戸慎士 緒方和也
サイフリート:曽世海司/笠原浩夫
ヘルベルト:関戸博一/松本慎也
リーベ:前木健太郎
イグー:牛島祥太
シャール:楢原秀佳/船戸慎士
クローネ:大村浩司/宇佐見輝
カイザー:伊藤清之/楢原秀佳
ヘニング:緒方和也/大村浩司
ブッシュ:楢原秀佳
シェリ―:伊藤清之/宇佐見輝
エリザ:緒方和也/大村浩司
シュヴァルツ:緒方和也/船戸慎士
ヴェルナー:楢原秀佳
アデール:大村浩司
ミュラー校長:藤原啓児

公式サイト

【公式サイト】http://www.studio-life.com/stage/thoma2022/
【公式Twitter】@_studiolife_

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