「エン*ゲキ」第6弾『砂の城』は中山優馬主演の即興音楽舞踏劇


2022年10月より東京・大阪にて、エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇『砂の城』の上演が決定した。ピアニストによる生演奏に合わせ、物語の住人が即興で舞い踊る。同じものは二度とない刹那的空間を描き、“舞台芸術の可能性”を映し出す。作・演出を池田純矢が務め、中山優馬らが参加する。これまでのシリーズに真っ向から対立するという異色を放つ作品だ。

「エン*ゲキ」シリーズ第6弾、即興音楽舞踏劇『砂の城』上演決定!主演に中山優馬

「エン*ゲキ」シリーズ第6弾、即興音楽舞踏劇『砂の城』上演決定!主演に中山優馬

「エン*ゲキ」シリーズは池田自身の作・演出で《演劇とは娯楽であるべきだ》という理念の基、「学問テーマ」「王道展開」「全年齢向けエンターテインメント」の三要素を主軸にして構成された上演企画。第6弾となる本作では、これまでの形骸的観念を捨て、常識やルールにとらわれず“ただあるがまま”に描くことで、新たな演劇表現を目指す。

「エン*ゲキ」シリーズ第6弾、即興音楽舞踏劇『砂の城』上演決定!主演に中山優馬

「エン*ゲキ」シリーズ第6弾、即興音楽舞踏劇『砂の城』上演決定!主演に中山優馬

「エン*ゲキ」シリーズ第6弾、即興音楽舞踏劇『砂の城』上演決定!主演に中山優馬

アミリア王国・リエーザ領主の娘であるエウリデュケと婚礼の儀を迎える青年テオ役に中山優馬。エウリデュケの従者で奴隷の男レオニダス役に岐洲匠。リエーザ領主・アッタロスの娘エウリデュケ役に夏川アサ。リエーザ領主で、エウリデュケの父アッタロス役に野島健児。アミリア国王の太子ゲルギオス役に池田純矢。テオとエウリデュケの幼馴染で農夫の青年アデル役に鈴木勝吾。前王の頃より宰相を務める王族の最高文官バルツァ役に升毅を迎える。

「エン*ゲキ」シリーズ第6弾、即興音楽舞踏劇『砂の城』上演決定!主演に中山優馬

エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇『砂の城』は10月15日(土)から10月30日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、11月3日(木・祝)から11月13日(日)まで大阪・ABC ホールにて上演される。

あらすじ

「僕らは、間違いを犯した――」

颯爽と吹き抜ける風が、右に、左に、軋む大木に吊られた亡骸を揺らす。
その瞳は虚無だけを映すようで、しかし生を渇望するようでもある。
それでも”今”は彼を置き去りに、なにもなかったように過ぎていく――。

国土を砂地に覆われた大海の孤島、アミリア――。
街はずれの農地に暮らすテオはこの日、人生の門出に立っていた。
領主・アッタロスの娘で、幼馴染のエウリデュケと念願の婚礼を迎え、晴れてひとつの夫婦となるのだ。
共に育った親友のアデルらも歓声を挙げ、全てが幸福に満ち溢れていた。

時を同じくして、宮廷では国王崩御の報せが舞い踊っていた。
王位継承権を持つ太子・ゲルギオスはこの機を逃すまいと、最高文官である宰相・バルツァと共に邪な策を練る。
しかし、先王の遺言によってこれまで隠匿されていた「王家の血を継ぐ庶子」の存在が公然の事実となる。
玉座を確たるものにせんと、ゲルギオスは秘密裏に謀殺を企てるが・・・。

そんな折、テオらの暮らす地に王国からの勅令軍が訪れた事で、
エウリデュケの従者で奴隷の男レオニダスこそが、王家の血を継ぐ高貴な者であることが判明する。
この日を境に、交わる事のなかったテオとレオニダスの運命は強く結びつき、次第に幸福だった日常は”砂の城”のように脆く、崩れ堕ちてゆく・・・。

誰もが迷い、誰もが苦しみ、抗いようのない悲哀と憂いに縛られながらも其々が選んだ道は、果たして正しかったのか、それとも――。

コメント紹介

◆中山優馬

このお話をいただいたときは純矢君との再びの共演がこんなに早く叶うなんて・・・と、とても嬉しかったです。この作品は神聖な印象を受けたのと同時に、人間の深層心理や、時代が故の愚かさと切なさがいっぱい詰まっているな、と思いました。僕が演じるテオは、弱さ・脆さ・儚さを感じさせる人間ですが、神聖かつ美しい心を持っている人物だと思います。
今作は即興音楽舞踏劇ということもあり、その場で感じた感情で歌うので、毎回同じにはならないんです。その一瞬一瞬を生きていく、というまさに挑戦の作品です。純矢君の作品はテンポが良く、役者のエネルギーを感じられて、観ている人を全く飽きさせません。みんなのエネルギーのぶつかり合いで作品が生まれると思うので、その瞬間が今からとても楽しみです。
神聖でとても美しく綺麗な舞台になると思います。人間ドラマが溢れる感情的なストーリーなので、熱量のある舞台にしていきたいです。どうぞ、楽しみにしていてください。

◆岐洲匠

僕が演じるレオニダスは、一度開いたら閉めることの出来ない引き出しを開けてしまったような役柄なので、明るい表情の裏にある心の中の暗い部分を滲み出せるようにしたいと思っています。レオニダスを生きる僕を見て、自分らしい人生を歩んでいきたいと思ってもらえたら嬉しいです。
この作品は即興音楽舞踏劇ということなので、なめらかで美しい動きができるよう、今からやれることはやっていこうと思います!
僕もまだ味わったことのない感情を経験できる作品になると思います。観に来てくださった方の人生観を変えるような作品を皆さんと作っていきますので、楽しみにしていてください。

夏川アサ

将来の夢として、演技だけではなく歌や踊りなど色んな表現に携わっていきたいという気持ちがあったので、とても良い機会をいただけたなと思っています。出演が決まり、チャンスを掴めた気持ちで大変嬉しいですし、このオーディションを受けさせてくれたマネージャーをはじめ、関係者の皆様、選んでくださった池田さん、そして家族への感謝と、頑張りますという気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟ではありますが、最高のキャストの方々、スタッフの皆様と一緒に最高のエンターテイメントをお届けしようと思っています。ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです。お待ちしております。

◆野島健児

普段、声優として声のお仕事をメインにやらせていただいているので、今回初めてのことが目白押し。ここから何が起きるのかという期待感でいっぱいです。純矢くんは一緒に楽屋にいると火傷しそうなくらいの熱量とパワーがある方ですごく惹かれていたので、ご一緒できることが嬉しいですし、楽しみです。
即興音楽舞踏劇がどういうものなのか、今までご覧になったことがないと思いますので、ぜひぜひ楽しんでいただきたいと思います。僕たちもドキドキと楽しみが交差する中ではございますが、何とか頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

◆池田純矢

エンゲキシリーズ、今回は即興音楽舞踏劇です。今書きたいものを書いたので、ようやく実現できるのか。という気持ちでいっぱいです。自分が今一番表現したいことは何だろうと考えたときに、その時の感情をシームレスに音楽にのせることはできないのか、歌・音楽に対してもっと極限まで自由になってもいいんじゃないか、ということを突き詰めて、即興音楽劇を思いつきました。昼公演を見て、その日の夜公演を見たら全く違う物語を観たような、そんな作品作りができたらいいなと思っています。一緒に作品を作ってくれるキャスト・スタッフの方々からは「見たことも、聞いたこともない」と言われますが…(笑)だからこそ、僕がやる意味があるし、プロフェッショナル達がそう言うくらいなので、きっとお客様にとっても新鮮で驚きのある作品になるのではと思っています。
美しさと憂いを兼ね揃えていて、歌・ダンス・芝居がなんでもこなせる優馬君なら、僕が描きたいことを安心して預けられるし、きっとこの役だったら今までと違う中山優馬が生まれるんじゃないかと、とても楽しみにしています。
その日・その時・その場所・その一公演でしか観れない、あなたの為のたった一公演になるはずなので、ぜひ劇場に足を運んでいただき、この体験を肌で感じていただきたいと思います。我々はたっぷりとおもてなしをできる準備をして、劇場でお待ちしています。

◆鈴木勝吾

少し間が空いてしまい久しぶりの純矢との現場なので、とても楽しみです。エン*ゲキシリーズは池田純矢という俳優が一つの作品を作っていくというところから始まり、僕でよければぜひ、という想いから、何年も続いています。それはきっと彼の才能や人間性があってのことなので、僕も一緒にエン*ゲキという場所にいられることが嬉しいです。たくさんの作品があって、その中でも様々な葛藤の中でいろんなものを抱えて表現している人たちがいるということをたくさんの人に知ってもらいたいし、友人でありライバルである池田純矢という人間が作り出してきたこのシリーズでまた新しい挑戦をしていく作品になると思います。劇場に来てくださるお客様には後悔させないように、来てよかったなと心から思っていただけるような、そんな作品を劇場で花開かせることができたらいいなと思っています。

◆升毅

昨年、純矢君の監督作に出演させていただいたり、彼の演出したお芝居を見たりしていて、なんて才能溢れる人なんだろうと。そんな彼から即興音楽劇をやりたいと聞いたとき、それはぜひ見てみたいと思っていたのですが、どうやら見ることは叶わないみたいです。お芝居と同じで、どのように表現できるのかを、自分で限界を作らないでやってみようと思います。どんなことができるのか、どういう形になっていくのか、とても楽しみです。僕が演じるバルツァは頭を使って人生の最後にちょっとだけ日の目を見たいという役柄です。自分とは重なる部分がない分、あえて大胆に、100億万倍くらいにして表現出来たらなと思います。これまで見たことも聞いたこともない、新しいお芝居が始まります。即興音楽舞踏劇『砂の城』、ぜひお楽しみに。

エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇『砂の城』公演情報

上演スケジュール・チケット

【東京公演】2022年10月15日(土)~10月30日(日) 紀伊國屋ホール
【大阪公演】2022年11月3日(木・祝)~11月13日(日) ABC ホール

<チケット>
一般発売 2022年9月17日(土)~
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/sunanoshiro/

スタッフ・キャスト

【作・演出】池田純矢

【出演】
中山優馬
岐洲匠 夏川アサ 野島健児 池田純矢 鈴木勝吾
升毅

<アンサンブル>
佐竹真依 高見 昌義 永森祐人 真辺美乃理 森澤碧音

<ピアノ演奏>
ハラヨシヒロ

【公式サイト】www.enxgeki.com/
【公式Twitter】@enxgeki






 

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