劇場に呪いの帳(とばり)がおちる――舞台『呪術廻戦』開幕!佐藤流司「最高のエンタメ」


2022年7月15日(金)に東京・天王洲銀河劇場にて舞台『呪術廻戦』が開幕した。「呪術廻戦」とは、2018年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されている芥見下々の大人気漫画。シリーズ累計発行部数は6500万部を突破し、アニメ、劇場版のメディアミックスも大好評を得ているダークファンタジーである。舞台『呪術廻戦』(通称:じゅじゅステ)はファン待望の2.5次元舞台化。キャストも主演の佐藤流司をはじめ、2.5次元舞台を代表する人気俳優が揃い、チケットの各先行の当選発表日には「じゅじゅステ」が毎回ツイッターのトレンド入りをするなど大きな関心を集めた。

主人公・虎杖悠仁役の佐藤のほか、都立呪術高専の同級生である伏黒恵役は泰江和明、釘崎野薔薇役を豊原江理佳。虎杖が呪術を得るきっかけになる「呪いの王」両面宿儺役には五十嵐拓人、原作屈指の人気キャラクターで呪術高専の教師・五条悟役は三浦涼介。加えて、1級呪術師・七海建人役に和田雅成、特級呪霊・真人役を太田基裕、最悪とされる呪詛師・夏油傑役は藤田玲が演じる。

あらすじ

驚異的な身体能力を持つ虎杖悠仁は、心霊現象研究会に属する高校生。自身の高校に現れた呪霊を倒すため、特級呪物「両面宿儺」の指を飲み込み、肉体を共有してしまう。受肉した特級呪物となるが虎杖は宿儺にも耐えうる逸材として、最強の呪術師である五条悟に案内され、対呪い専門機関である「東京都呪術高等専門学校」へと編入する。そこで同学年の伏黒恵、釘崎野薔薇と共に呪術を学ぶことになる。虎杖は祖父の遺言から人を助けるため、「正しい死」を求め、呪霊と戦っていく・・・。

公演レポート

原作のエピソードがテンポよく進み、物語を運んでいく。作品を彩るのは、紗幕に投影されるプロジェクションマッピングで表現された術式や呪霊。伏黒の式神の犬や、五条の領域展開、物語を包む不穏な空気感などが、映像演出を交えて劇場に見えない世界が広がっていった。

さらに、漏瑚(山岸門人)や花御(南誉士広)などの再現率が高い特殊メイク、アンサンブル扮する怪しい人型、パペットなど大道具から小道具に至るまで、細部までこだわりが見える造形も見応え抜群だ。特殊なことはまったくせずとも、伊地知潔高役を体現する田中穂先、家入硝子役をさらりと演じインパクトを残す石井美絵子のハマりっぷりも目を引く。

今作ではキャラクターの心情を表した歌唱シーンが多く登場する。虎杖のロックな曲をはじめ、伏黒のパンチの効いたダンスナンバー、釘崎らしさ溢れ観ているこちらが元気になるような曲、七海建人の意外性のあるソロ曲、五条が怪しくも美しく説く楽曲など、場面ごとに驚きがある。特にお勧めしたいのが 東京都呪術高等専門学校2年生・禪院真希(高月彩良)、狗巻棘(定本楓馬)、パンダ(寺山武志)による曲だ。パンダのインパクトも大きいが「自己紹介ソング」として軽快で頭に残る楽しい1曲である。

また呪詛師・夏油と特級呪霊・真人を中心としたロックナンバーも圧巻。怪しい呪霊たちを従えて歌う姿は、まさに百鬼夜行だ。2幕の冒頭で披露されるのだが、物語がどんどんダークな世界に進む幕開けとして、歌声で帳をおろされた気持ちになった。

そして、吉野順平役の福澤希空(WATWING)が身体表現で魅せる苦悩から、その順平を呪霊の真人が純粋かつ狡猾にかどわかしていくシーンは圧倒的。真人役の太田の突き詰める役作りは、今回も冴え渡っていた。

虎杖悠仁役の佐藤が、開幕にあたり「アクションありダンスあり歌あり笑いあり、そして感動ありの最高のエンタメです。舞台ってこうだよな。これだから良いよな。と、我々にも思わせてくれる作品です」とコメントしていたとおり、舞台『呪術廻戦』は物語の根底に暗い部分があるが、様々な創意工夫で明るさとバランスがとられている。2次元作品が受肉して“2.5次元”となる上で、イメージの多様性を感じさせる作品となった。

舞台『呪術廻戦』は、7月15日(金)から7月31日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、8月4日(木)から8月14日(日)まで大阪・メルパルクホール大阪にて上演。上演時間は約2時間40分(休憩20分含)を予定。なお、本作は3公演でライブ配信(見逃し配信あり)が予定されている。

(取材・文・撮影/一本柳歌織)

舞台『呪術廻戦』U-NEXTライブ配信予定

7月15日(金)18:00 東京公演
8月14日(日)12:30 大阪公演(前楽)
8月14日(日)18:00 大阪公演(千秋楽)

【配信期間】
7月15日(金)18:00 東京公演
・ライブ配信:7月15日(金)18:00~公演終了時間まで
・見逃し配信:準備が整い次第~2022年7月29日(金)23:59
8月14日(日)12:30 大阪公演(前楽)
・ライブ配信:8月14日(日)12:30~公演終了時間まで
・見逃し配信:準備が整い次第~2022年8月21日(日)23:59
8月14日(日)18:00 大阪公演(千秋楽)
・ライブ配信:8月14日(日)18:00~公演終了時間まで
・見逃し配信:準備が整い次第~2022年8月21日(日)23:59

【視聴料】
<ライブ配信+見逃し配信つき>各回 3,700円(税込)

【販売期間】
7月15日(金)18:00 東京公演
→7月29日(金)12:00まで
8月14日(日)12:30 大阪公演(前楽)/8月14日(日)18:00 大阪公演(千秋楽)
→8月21日(日)12:00まで
※ライブ配信終了後は見逃し配信のみ購入可

【マルチアングル】
CH1:スイッチング映像
CH2:全景映像
※スイッチング映像と全景映像の2つの画面を自分で切り替えながら視聴が可能

<視聴券購入はこちら>

U-NEXT:8/14 昼公演
前楽

U-NEXT:8/14 夜公演
千秋楽

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舞台『呪術廻戦』公演情報

上演スケジュール

【東京公演】2022年7月15日(金)~7月31日(日) 天王洲 銀河劇場
【大阪公演】2022年8月4日(木)~8月14日(日) メルパルクホール大阪

スタッフ・キャスト

【原作】「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
【演出】小林顕作
【脚本】喜安浩平

【出演】
虎杖悠仁:佐藤流司

伏黒恵:泰江和明
釘崎野薔薇:豊原江理佳

禪院真希:高月彩良
狗巻棘:定本楓馬
パンダ:寺山武志

七海健人:和田雅成
伊地知潔高:田中穂先
家入硝子:石井美絵子

真人:太田基裕
吉野順平:福澤希空(WATWING)

夏油傑:藤田玲
漏瑚:山岸門人
花御:南誉士広

両面宿儺:五十嵐拓人

五条悟:三浦涼介

<アンサンブル>
河野凌太 小泉凱 遠井公輝 長嶋拓也 望月凛

【公式サイト】https://jujutsukaisen-stage.com
【公式Twitter】@jujutsu_stage

 

(C) 芥見下々/集英社 (C) 芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会


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