西森英行とホ・スヒョン初共同創作音楽劇『刻』に伊藤裕一、大沢健、大山真志、東山光明ら


2022年8月から9月にかけて、音楽劇『刻(きざむ)』の上演が決定した。本作は、脚本家・演出家の西森英行が自身の劇団InnocentSphereにて2015年1月に《刻 キザム》と《印 シルシ》を『刻印』として上演したものから、《刻 キザム》をベースにした作品。メロディメーカーのHUH, SOOHYUN(ホ・スヒョン)とタッグを組み、音楽劇として再構築する。

ホ・スヒョンは、日本でも『SMOKE』や『BLUE RAIN』などを手掛けているが、西森とタッグを組むのはこれが初めて。

出演には、伊藤裕一、大沢健、大山真志、橘未佐子、東山光明(50音順)が名を連ねた。伊藤、大沢、東山は毎回それぞれ役を変わりながら出演、伊藤は今回3役に挑戦する。

一部ショッキングな表現も含む作品だが、そこを強調をするではなく、人間の奥深さ、人が出来事をどう受け止め生きていくのか、という命題に、“究極の愛のカタチ”に向き合っていく。

音楽劇『刻(きざむ)』は、8月4日(木)から9月11日(日)まで東京・浅草九劇にて上演される。なお、本公演では公演規準によるチケット代の価格変動制を導入予定。詳細は7月中旬に発表予定とのこと。

コメント紹介

◆西森英行
時に、世にも衝撃的な事件が起こります。多くの人が「なぜこんなことが?」と思いながら、事件の経緯に注目し、その原因を探り、やがて日常を過ごすなかで遠い記憶の彼方へと埋没させてゆく・・・。
この作品の前身となる『刻(キザム)』は、7年前にInnocentSphereの劇団公演で上演しました。当時はまさに、「なぜこんなことが?」という問いからこの物語を創りました。あれから時が経ち、再びこの作品を再構築しようと思ったのは、改めて作品を通して、普遍的な人間の内奥に迫ることができるのではないかと思ったからでした。
今回、新たに音楽劇として作品を「創り直す」なかで、人間の精神の複雑さ、その深淵をより鮮明に感じることとなりました。
そして作品は、「極限の愛とは?」と言う新しいテーマへと行き着きました。
人気と実力を兼ね備えた優れた俳優さんたちと一緒に、是非ひと時、人間の深淵を探る旅を、共にして頂けたらと思います。

音楽劇『刻(きざむ)』公演情報

上演スケジュール

2022年8月4日(木)~9月11日(日) 浅草九劇

<チケット一般発売日>
7月23日(土)
チケット代金:7,800円(税込)
※本公演では一般発売より本公演規準の価格変動制が適応される(詳細は7月中旬発表)

【脚本・演出】西森英行
【音楽】HUH, SOOHYUN

【出演】
伊藤裕一、大沢健、大山真志/橘未佐子/東山光明(50音順)

<チェロ演奏>
鈴木和生/斎藤章一

あらすじ

行方不明になった娘を探す夫婦、高峰雅司と美沙。二人はある男・山本歩の元を訪れる。
山本はかつて猟奇殺人を犯して世を騒がせた人物。
今は名を変えて生活している山本に、高峰夫婦は、娘の居場所を「推理」して欲しい、と依頼する。
とそこへ、一人の男、北野が現れる。北野はかつて山本に娘を殺された父親だった。
息詰まる対話。緊迫の心理戦。やがて事態は、思わぬ方向に進んで行き・・・。
彼らが行き着く衝撃の結末とは――。

【公式サイト】https://kizamu2022.com/
【公式Twitter】@kizamu2022






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