室龍太の主演舞台『ON AIR ~この音をキミに~』共演に新内眞衣、小西成弥ら


2022年7月から8月にかけて、室龍太が主演する舞台『ON AIR ~この音をキミに~』が上演される。そのメインビジュアルと共に共演者などが発表された。本作は、TVドラマ『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ、『極主夫道』、『探偵が早すぎる』などを手掛けた、神戸を拠点とする劇団「PEOPLE PURPLE」主宰の宇田学が書き下ろす完全オリジナルのヒューマンストーリー。⾳を通じてつながる⼈びと、それぞれの想いを描く。

物語の舞台となるのは、とある地方のラジオ局。音響効果を行う音効マン・桜木真は、目の見えない妹の鈴と共に東京から小さな町に引っ越してくる。彼は町のラジオ局に勤めることになるが、2ヶ月後に閉鎖が決まっていた。町役場の職員・茜は、その予算を防災などインフラ整備のために充てるという。しかし、ラジオの力を信じる真は、町の高校生・明人も巻き込み、局の存続に向け動き出す。

主人公・桜木真役を室龍太が演じることが発表されていたが、新たに町役場の職員・谷山茜役には、乃木坂46を2月に卒業し、ラジオパーソナリティとしても活躍する新内眞衣、町の高校生で真の相棒的存在となる上島明人役には小西成弥が決定。

さらに、目が不自由な真の妹・桜木鈴役には、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でお姫様コンテストのグランプリに輝く役が記憶に新しい羽瀬川なぎ、周りの人間との関係を遮断し、昔気質で頑固な性格の町の老人・吉田治役を螢雪次朗が演じる。

『ON AIR ~この音をキミに~』は、7月28日(木)から8月7日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場、8月13日(土)・8月14日(日)に京都・京都劇場にて上演される。

チケットの一般発売は、東京公演が6月18日(土)10:00より、京都公演が7月10日(日)10:00よりスタート。

コメント紹介

◆新内眞衣
新内眞衣です。本作は音をテーマにした舞台ということで、ラジオを7年ほどやらせていただいた私にとっては、とても興味深い作品になりそうです。
この数年で生活は変わり、自分の生きている時間をどう活用するか人々が考えるきっかけにもなったと思います。
そんな中、ラジオというツールは私にとっては、とても身近なコミュケーションツールだと感じています。
ある時は勉強中、ある時は帰り道、ある時は運転中、ある時は料理中、真剣に聞く日もあれば流し聞きの日もある。
自由な選択肢の中にあるものだけど「すぐそばにずっとある」媒体だと思うのです。
そんなラジオにスポットが当たった作品に息を吹き込むのはすごく楽しみでもあり、少しばかりの不安もありますが、共演者の皆さんと”舞台”だけど“音”に注目してもらえるように、表現していきたいです。
劇場でお待ちしています!

◆小西成弥
はじめまして小西成弥と申します。
今作はラジオを題材にしたお話ということで、僕自身ラジオは小さい頃から近くにあって家や車の中でよく聴いていました。
コロナ禍になってからラジオを聴く機会が今まで以上に増えた方も多いのではないかと思います。
そんなラジオを通してどのようにストーリーが展開していくのか非常に楽しみです。
また主演の室龍太さんとは同じ関西出身ということで、稽古が始まってから色々お話ができればと思います。
この作品を観てラジオと演劇の良さ、両方を感じていただけたらと思います。
ぜひ、劇場にてお待ちしております。

◆羽瀬川なぎ
桜木鈴役を演じさせて頂きます、羽瀬川なぎです。
目の見えない鈴は、兄・真の優しさと行動力のおかげで世界中の新しい音や、新しい町で様々な人と出逢います。そんな中で鈴の気持ちはどのように変わっていくのか、どんな成長を遂げるのか。今から鈴を演じることが楽しみで仕方ありません。お稽古、本番を通して、鈴の変化、成長と共に自分自身も一緒 に成長して行きたいです。
私自身、日常生活においてラジオは欠かせない存在です。朝の天気予報から語学勉強を始め、災害時においてもラジオからの情報は私にとっても、鈴にとっても必要不可欠なものです。ラジオって素敵かもしれない、ラジオ聴いてみようかな?と舞台を観た後に感じて頂けたら嬉しいです。
約2年ぶりの舞台出演、共演者の皆さまの背中を必死に追いかけ、スタッフ の方々のお力も借りながら、全力で芝居と向き合う夏にしたいです。そして、劇場で皆様と久しぶりにお会いできることが待ち遠しいです。劇場にてお待 ちしております!

◆螢雪次朗
宇田学さんとのご縁は彼が脚本を書いたフジテレビのドラマに私が出演したことから始まった。その後、宇田さんの劇団「ピープル・パープル」の公演に出演することなった私は大阪に行き、劇団員の皆さんとも親しくお付き合いすることになる。この劇団は関西を拠点にしているのに東京公演のみで関西公演はしないという不思議な劇団です。
その折りに「オレンジ」という芝居の学校公演、三宮の大劇場であったがこの芝居を観て驚いた。消防士たちの物語だがその迫力とスピード感、シリアスな内容だが随所にユーモアがあり(これ大事です)、一級品の舞台でした。何よりびっくりしたのは宇田さん自身が出演していた!そしてその芝居の上手さに二度びっくり!!人は見かけによらない。だって宇田さんて一見したところ大阪のお笑い芸人みたいだから・・・さて、今回の芝居は地方のラジオ局の話。登場するのは「ふつうの」あんちゃん、ねえちゃんや、「ふつうの」おっさん。そんな「ふつうの」人たちの日常にこそ、大きなドラマがあるのだと、彼の芝居はきっと教えてくれます。私から見ると不思議なびっくり人間、宇田学さんが、今回はどんなびっくりを見せ てくれるやら、若い人たちとの稽古場が楽しみです。
あーっ、長生きしてよかった!

『ON AIR ~この音をキミに~』公演情報

上演スケジュール・チケット

【東京公演】2022年7月28日(木)~8月7日(日) 新国立劇場 小劇場
【京都公演】2022年8月13日(土)・8月14日(日) 京都劇場

<チケット一般発売日>
【東京公演】2022年6月18日(土)10:00~
【京都公演】2022年7月10日(日)10:00~

スタッフ・キャスト

【作・演出】宇田学
【原案】田中渉

【出演】
室龍太 新内眞衣 小西成弥 羽瀬川なぎ 植村好宏 笠井隆介 森下ひさえ seico 谷野まりえ 伊藤駿九郎 古賀柚奈 螢雪次朗

あらすじ

彼の名前は桜木真。目の見えない妹の鈴とともに東京からこの小さな町に引っ越してきたのだ。真は、音響効果を行う音効マン。人の声だけでなく、あるゆる自然、街の音を録音する。それは目が見えない鈴のためでもあり、音には人を救うチカラがあると信じているからだった。
「ラジオは聴いて楽しいだけじゃない。人の悩みを解決する場所だ。 顔が見えないからこそ本心を打ち明けられる場所なんだ」
真が勤めることになった町のラジオ局「FMフレンド」。ネット社会の御時世、聴取率も振るわず、予算の関係上、2ヶ月後に閉じることが決まっていた。町役場の職員、茜はその予算を防災などインフラ整備のために充てるという。お互い町のためを考えているが意見が合わない。だが、真はラジオの力を信じ、町の高校生の明人も巻き込み、局の存続に向け動き出す――。

【公式サイト】https://konooto.jp/
【公式Twitter】@OAkonooto



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