ミュージカル『エリザベート』トート役に山崎育三郎、古川雄大、井上芳雄が集結


ミュージカル『エリザベート』が、2022年から2023年にかけて東京・愛知・大阪・福岡の4都市で上演されることが決定した。タイトルロールのエリザベート役は花總まり愛希れいかに決定。さらに、黄泉の王トート役には山崎育三郎古川雄大井上芳雄の3名が集結した。

花總は、日本初演の『エリザベート』でタイトルロールを世界最年少で演じ、2019年にオーストリア共和国有功栄誉金章受章、国内でも読売演劇大賞優秀女優賞、菊田一夫演劇賞大賞を受賞しするなど、四半世紀以上をエリザベート役と共に歩んできた。愛希も、2019年より花總とともに同役を演じている。

トート役うち、山崎は東京公演のみとなるが、2020年に新型コロナウイルスの影響で幻となった“山崎トート”が、2022年ついに帝国劇場に現れることとなる。古川は4都市すべてに出演。井上は、福岡公演のみに出演する。

このほか、フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)役は田代万里生と佐藤隆紀、ルドルフ(オーストリア皇太子)役は甲斐翔真と立石俊樹、ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ役は未来優希、ゾフィー(オーストリア皇太后)役は剣幸と涼風真世と香寿たつき、ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)役は黒羽麻璃央と上山竜治が演じる。なお、ルドルフ役の甲斐と立石は、共に同役に初抜擢となる。

ミュージカル『エリザベート』は、ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)、小池修一郎(演出/訳詞)というクリエイター陣で観客を美と退廃の世界へと誘う傑作ミュージカル。1996年に宝塚歌劇団にて日本初演され、東宝版は2000年から繰り返し上演されてきた人気作だ。

自由を愛し、類なき美貌を誇ったハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、彼女を愛した黄泉の帝王“トート=死”。トートはエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかトートの愛を意識するようになる。しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、自らの死を意味した。滅亡の帳がおりる帝国と共にエリザベートに“運命の日“が訪れる―。

ミュージカル『エリザベート』は、2022 年10月9日(日)から11月27日(日)に帝国劇場、12月5日(月)から12月21日(水)まで愛知・御園座、12月29日(木)から2023年1月3日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2023年1月11日(水)から1月31日(火)まで福岡・博多座にて上演される。

ミュージカル『エリザベート』(2022年~2023年)公演情報

上演スケジュール

【東京公演】2022年10月9日(日)~11月27日(日) 帝国劇場
【愛知公演】2022年12月5日(月)~12月21日(水) 御園座
【大阪公演】2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火) 梅田芸術劇場メインホール
【福岡】2023年1月11日(水)~1月31日(火) 博多座

スタッフ・キャスト

エリザベート(オーストリア皇后):花總まり/愛希れいか
トート(黄泉の帝王):山崎育三郎(東京公演のみ)/古川雄大/井上芳雄(福岡公演のみ)
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝):田代万里生/佐藤隆紀
ルドルフ(オーストリア皇太子):甲斐翔真☆/立石俊樹☆
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希
ゾフィー(オーストリア皇太后):剣幸/涼風真世/香寿たつき
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者):黒羽麻璃央/上山竜治
※☆は新キャスト

【脚本・歌詞】ミヒャエル・クンツェ
【音楽・編曲】シルヴェスター・リーヴァイ
【演出・訳詞】小池修一郎(宝塚歌劇団)

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