「ハイキュー!!」「鬼滅の刃」など多数の舞台音楽を手掛ける和田俊輔が新会社設立、国産ミュージカルの浸透と海外展開を視野に


舞台音楽作曲家・編曲家の和田俊輔が、クリエーターや俳優・シンガーの育成と、企画制作や運営を通じエンターテイメントを想像・創作をしあえる環境の構築を目的とする「株式会社OTO.LIKO」(おとりこ)を、2021年7月27日に創業したことを発表した。

和田は、大学で演劇専攻クラスに在籍した強みを武器に独学で作曲を学び、在学中より本格的に音楽活動を開始。劇伴作家としての読解力の高さから、演出家やアーティストから絶大な信頼を寄せられており、近年ではハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、舞台『鬼滅の刃』、『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage 、末満健一の「TRUMP」シリーズ、ミュージカル『刀剣乱舞』、今年10月に上演を控える『バクマン。』THE STAGEなど、舞台音楽を中心にテレビドラマ・映像作品・アーティストへの楽曲提供など、数多くのプロジェクトを手掛けている。2021年8月1日より株式会社キューブとアーティスト契約を締結。また、自身がプロデュースする音楽ユニット「てらりすと」としても活動を展開している。

同社では、そんな彼が代表となり、これまで培ってきたスキルやノウハウを活かしながら、次世代を担う作曲家や俳優・シンガーの発掘、日本の舞台・ミュージカル・音楽業界を牽引する人材を育成を目指す。また、現在の日本における「海外ミュージカル依存からの脱却」「日本国内の舞台・ミュージカル業界の発展」を目指し、国内での国産ミュージカルの浸透ならびに海外進出へも挑戦も視野に入れているという。

「OTO.LIKO」という社名は、音とLIKO(芽吹き、つぼみ、輝きの意味)をかけ合わせた造語。「音の“蕾”を大切にここから育てていこう」という思いを込めて名付けられた。

和田ならびに「OTO.LIKO」の今後の活動に注目だ。

コメント紹介

はじめまして。
作曲家の和田俊輔です。

大学を卒業して20年。
なんだかんだありながらもずーっと大好きな音楽を創り続けてきました。
素敵すぎる人と出会えたり、
思ってもみない大役を任せて頂いたり、
自分でも信じられない程の楽曲を生み続けてこられたり。
振り返れば、なんだか圧倒的にドラマティックな20年間でした。

・・・気がするのですが・・・
なんだか、 腑に落ちない。

先輩方から頂いたバトンをうまく音楽に落とし込めていない気がするし、
この先を生きる皆さんへ未来の道を残せていない気もする。
ずーっと自己満足で終わっている気がするのです。
もういい加減、自分じゃなくてみんなのことを真剣に考えなくちゃ。
そう思い、新しく会社を立ち上げることにしました。

株式会社OTO.LIKO(おとりこ)と言います。
オトのトリコになってきた自分が、
今度は周りのみんなを、世界のどこかをもっとオトのトリコにしていきたい。
また、LIKOには「つぼみ」といった意味合いもあります。
そう、音の蕾を大切にここから育てていこう。
そんな意味合いも社名に込めました。

この場所ではぼくの見識と経験を総動員し、
クリエーターの育成とクリエイティブな企画制作に尽力します。
よりみんなが音に包まれる毎日を創っていきます。
もちろん、ぼくもまだまだ学びの途中です。
人や作品を育てながら、自分自身も育ててもらう。
そんな、気付き合える環境をここで作っていきたいと思います。
どうか、わくわくした気持ちで見守っていただければ嬉しいです。
齢43からの初挑戦かつ大冒険。
楽しんでいきます!

【公式サイト】https://www.otoliko.com/

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