黒木華・中島裕翔W主演『ウェンディ&ピーターパン』マジックリアリズムをビジュアルで表現


2021年8月13日(金)より上演されるDISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』の公演ビジュアルが公開された。ビジュアルでは、W主演を務める黒木華と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)を中心に、ネバーランドを彷彿とさせる森の中の不思議な空間に、ウェンディ、ピーターなどの登場人物たちが浮遊している非日常的な日常を描くマジックリアリズムの世界が表現されている。

イギリス・スコットランドの作家、ジェームス・マシュー・バリーが20世紀初頭に書いた世界的傑作戯曲『ピーターパン』。この『ピーターパン』をイギリス・ロンドンの若手作家であり演出家エラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案し、2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの新作公演『WENDY&PETER PAN』として上演したのが本作だ。

台詞に加えダンスやフライング、小道具、美術、映像などを駆使した“フィジカルシアター”のスタイルが話題となり、2015年にはウエストエンドでの再演も果たしている。今回の演出を手掛けるのは『るつぼ』(2016)、『民衆の敵』(2018)で社会的テーマを力強く描き、日本の観客を魅了したジョナサン・マンビィ。

タイトルロールであるウェンディとピーターパンを演じるのは、今回が初共演となる黒木と中島。さらに、ウェンディの弟・ジョン役を平埜生成、マイケル役を前原滉、ティンク役を富田望生、タイガー・リリー役を山崎紘菜、海賊・スミー役を玉置孝匡、ミセス・ダーリング役を石田ひかり、そしてフック船長とミスター・ダーリングの二役を堤真一が務める。

誰しもが一度は夢見た「ピーターパン」の世界を大胆な新解釈で描くことで生まれた「大人のためのマジカル・ファンタジー」。生と死、喪失感と絶望、幸せと喜びなどの普遍的テーマが散りばめられた、スペクタクルとマジカル満載の美しい舞台が日本で初上演を迎える。

DISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』は、8月13日(金)から9月5日(日)まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにて上演される。

あらすじ

1908年のロンドン。ダーリング家の子供部屋。ウェンディ(黒木華)、ジョン(平埜生成)、マイケル(前原滉)、そして体の弱いトム(下川恭平)は戦争ごっこをしながら部屋中を飛び回っている。そこへ両親であるミスター&ミセス・ダーリング(堤真一、石田ひかり)が入ってくる。家族が揃った姿は幸せそのもの。
その晩熱を出したトムを医者に診てもらうも、診立てはあまりよくない。やがて皆が寝静まった遅い時間に子供部屋の窓からピーターパン(中島裕翔)がやってきてトムを連れ去っていく・・・。
それから1年後のある日の夜、子供部屋の窓が開き、再びピーターパンが現れる。驚くウェンディはジョンとマイケルを叩き起こし、トムを探すためにネバーランドへとピーターパンたちと共に旅立つのだった。

DISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』公演情報

上演スケジュール

2021年8月13日(金)~9月5日(日) Bunkamuraオーチャードホール
※政府の判断によるイベント収容率に基づき、販売座席を決定
※最前列は2列(1列は感染症対策のため売止め)

スタッフ・キャスト

【作】エラ・ヒクソン(J.M.バリー原作より翻案)
【翻訳】目黒条
【演出】ジョナサン・マンビィ
【美術・衣裳】コリン・リッチモンド

【出演】
黒木華 中島裕翔(Hey! Say! JUMP)
平埜生成 前原滉 富田望生 山崎紘菜
新名基浩 田中穂先 中西南央 下川恭平 本折最強さとし 井上尚 坂本慶介 保土田寛
宮河愛一郎 原田みのる 乾直樹 近藤彩香 浜田純平 渡辺はるか
玉置孝匡 石田ひかり
堤真一



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黒木華・中島裕翔W主演
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