佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート


2.5次元などの舞台で活躍する佐藤流司、福澤侑、spiの3人と、ボーカリストの心之介が集い、結成した4人組の音楽パフォーマンスユニット「ZIPANG OPERA(ジパング オペラ)」。そのお披露目となる『ZIPANG OPERA ACT ZERO ~暁の海~』が、2021年6月17日(木)から6月20日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて開催された。

4人はLDH Recordsに所属し、新たなジャパニーズポップを世界に向けて発信するべく、活動を開始。アーティストプロデューサーの植木豪のもと、EDM、エレクトロ・ポップ、ミクスチャー、ラップ、ポップスなど様々な音楽的アプローチで日本の和的表現の追求を目指す。本記事では、6月20日(日)昼公演の模様をレポートする。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

アーティスト名「ZIPANG OPERA」は、一曲一曲が歌劇になっているようなパフォーマンスを行うことから命名された。そのコンセプトを打ち出すようにステージ紗幕には赤く波打つ緞帳の映像が投影されており、開幕直前にはオーケストラのチューニング音が聞こえてくる。

幕が上がり、黒を基調とした衣裳に身を包んだ4人にスポットライトが当たる。ライブは、美しいピアノのイントロで始まった。和を感じさせるビートに、ラップ調の歌詞を乗せ、ダンサーと共に見せるキレの良いパフォーマンスは、「何かを演じる」舞台とはまた一味違い、力強いエネルギーを発する。1曲目は「Cherry Blossom」。新たなプロジェクトの始まりにぴったりなタイトルだ。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

このほかにも、三味線の音が“和製ロック”であることを強く感じさせる楽曲や、パフォーマンスに日本刀を用いた殺陣を織り交ぜたり、忍者の要素を取り入れたりと、演劇的要素も取り入れ、彼らの“武器”を存分に活かしていた。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

そして、プロジェクトマッピングをフル活用した演出が光る。パフォーマーたちとクロスオーバーする要素が、視覚的に楽曲を深め、劇場全体を“ジパオペ”の中に没入させていく。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

佐藤のデスボイスから透明感溢れる高音まで自在に操るハスキーさが特徴的な声、spiのミュージカルで鍛え上げた深く響くまろやかな声、福澤の圧倒的ダンスセンスが裏打ちするリズム感が際立つ声、そして、演劇ファンの多くには未知の出会いとなる心之介のボーカル力。これらの個性は、4人のソロ曲で存分に発揮される。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

福澤が、KYOTO SAMURAI BOYSの活動の中でも見せていたノンバーバルなパフォーマンスをさらにダイナミックに展開したり、ジパオペ作詞・作曲も担当する心之介のギター弾き語りや動画配信を取り入れたりと、それぞれのメンバーの特性を活かした世界観で、ジパオペの可能性をさらに広げて見せた。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

白い衣裳にチェンジし再集結した4人。手にしていたのは・・・白いカラーコーン(?!)。「Happy Feeling」という楽曲では、一風変わったものをステージの小道具に取り入れ、カラフルでハッピーな楽しい一面を披露。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

強烈の個性を混ぜ合わせると、ぶつかるのではなく強度が増す。そんな「ZIPANG OPERA」の存在は、近代化を遂げた現代にも形を変えながら力強く息づく「和」の力を感じさせてくれた気がした。

 

『ZIPANG OPERA ACT ZERO~暁の海~』の上演時間は、約1時間15分。6月20日(日)の2公演ではライブ配信が行われ、6月27日(日)23:59まで見逃し配信されている。13:00回は定点映像、17:00回はスイッチング映像、それぞれ終演後に生コメント付き。

佐藤流司、福澤侑、spi、心之介の「ZIPANG OPERA」始動!『ACT ZERO ~暁の海~』ライブレポート

なお、13:00回ではアンコールの歌唱中、グッズのタオルをねじり鉢巻風にしたspiの姿に、心之介が笑いをこらえきれず、メンバー間に伝播していくライブならではのハプニングも発生。パフォーマンスを心から楽しみ、「ZIPANG OPERA」として彼らがチーム感を高めていく姿にも注目だ。

(取材・文/エンタステージ編集部1号、写真/オフィシャル提供)

配信詳細

6月20日(日)13:00回:定点映像/終演後生コメント
https://theater-complex.jp/movie/detail/1753

6月20日(日)17:00回:スイッチング映像 / 終演後生コメント
https://theater-complex.jp/movie/detail/1754

【ネットチケット視聴料金】2,500円(税込)
【販売期間】2021年6月27日(日)21:00まで
【見逃し期間】6月27日(日)23:59まで

『ZIPANG OPERA ACT ZERO ~暁の海~』公演情報

上演スケジュール

2021年6月17日(木)~6月20日(日) 東京国際フォーラム ホールC

スタッフ・キャスト

【構成・演出】植木豪
【出演】佐藤流司、福澤侑、心之介、spi

セットリスト

M1.Cherry Blossom
M2.DRAGON FIREWORK
M3.Higher Ground
M4.Last Quarter
M5.WELCOME TO NEW WORLD
M6.I Believe
M7.Alter Ego
M8.HATE DISTANCE
M9.Breath
M10.DRAMA
M11.Happy Feeling
M12.開華
M13.鳴音

E1.OVERGROUND
E2.メドレー

(C) ZIPANG OPERA PROJECT

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