2021年6月6日（日）に東京・シアタークリエで『CLUB SEVEN ZERO III』が開幕。「ZERO」シリーズ3作目で、脚本・構成・演出・振付・出演を兼ねる玉野和紀のほか、吉野圭吾、東山義久、西村直人、大山真志、妃海風、凰稀かなめらが出演する本作。開幕直前に行われた公開ゲネプロの模様を伝える。
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「CLUB SEVEN」は、玉野和紀が2003年より作り続けているエンターテインメント・ショー。歌やダンス、芝居、タップ、ミュージカル、スケッチ（短いシーンを連ねて構成するコメディ）など、あらゆるエンターテインメント要素を取り入れた作品として、長く愛され続けるシリーズだ。
今回も多彩なショーが盛りだくさん。「Club７」のテーマからクラシックの名曲、J-POP野人気曲などさまざまな楽曲や見どころをぎゅっと詰め込んだミニミュージカル、笑いどころ満載なスケッチ、名物の50音順メドレーなど、毎秒笑いや感動を与えてくれる贅沢なラインナップが続く。おなじみのキャラなども登場し、最初から最後まで見逃せない仕上がりとなっている。
ゲネプロでは玉野が「2003年に始まり18年目となりました。（ここまで来れたのは）わがままと言えるような企画や構成を実際に形にしてくれるスタッフやキャストのおかげだと思います。そして何よりも劇場に来てくださるお客様のおかげです。本当にありがとうございます」とあいさつと共に感謝の気持ちを言葉に。そして、「コロナ禍をぶっ飛ばすような『CLUB SEVEN ZERO Ⅲ』が出来上がりました！ キャストが一丸となって皆さんに強力なパワーをお届けします！ CLUB SEVEN で免疫力 UP！！！明日のエネルギー充電！！！鍛えられる表情筋！！！ そんな『CLUB SEVEN ZERO Ⅲ』！劇場でお待ちしています！」とメッセージを送っている。
また、今回初参加となる凰稀は覚える台詞、歌、振りの多さに驚いたようだが、「先輩達の優しいご指導がありやっと出来上がったって感じです。そして、一つの舞台で７人全員がぶつけ合うそのパワーは凄いに決まってますよね！私も、これがクラブセブンなんだーーー！って実感しました」と語り、「今回はコロナ禍により、残念な事に客席降りが無いですが、舞台上から、更なるパワーをお届けします」と意気込んでいる。
そして同じく初参加の妃海は、ゲネであまり失敗しなかったことで逆に不安を抱いた様子だったが「舞台稽古オープニング、扉の奥で全員でスタンバイしている時に、普段では感じることのできない全員の緊張感、一体感を感じて、ああ、これがクラブセブンなんだ。。そして参加させて頂いているんだ。。と実感し、ゾクゾクしました！」と出演を喜んでいる様子。また、「お客様が入られると、またまた熱量が上がっていくと思うので、キャスト一同どうなっていくことやら。。それがまた楽しみです、頑張ります！」と気合十分だ。
そんなさまざまなエンターテインメントが結集した作品『CLUB SEVEN ZERO III』は下記の日程で上演。Aバージョン、Bバージョンがあり、内容が少し変わっている部分があるという。上映時間は25分休憩ありの約3時間を予定している。
(取材・文・撮影＝エンタステージ編集部3号)
『CLUB SEVEN ZERO III』公演情報
公演スケジュール
【東京公演】2021年6月6日（日）～6月25日（金） シアタークリエ
【愛知公演】2021年6月28日（月） 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
【大阪公演】2021年7月3日（土）～7月4日（日） 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
スタッフ・キャスト
【脚本・構成・演出・振付・出演】玉野和紀
【音楽】EDISON
【音楽・歌唱指導】宗田良一
【ヴォーカルアレンジ・稽古ピアノ】松井トモコ
【出演】玉野和紀、吉野圭吾、東山義久、西村直人、大山真志、妃海風、凰稀かなめ
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