福田悠太・谷村美月・和田琢磨が米劇作家の『UNTERSTUDY/アンダースタディ』で3人芝居


2021年8・9月に、舞台『UNDERSTUDY/アンダースタディ』の上演が決定した。本作は、アメリカの劇作家テレサ・レベックによる究極の3人芝居。ふぉ~ゆ~の福田悠太・谷村美月・和田琢磨で日本初上演される。

同戯曲は、2008年にマサチューセッツ州のフェスティバルにおいて発表された。開幕と同時に注目を浴び、翌年にはブロードウェイにて上演。

物語の舞台は「変身」「審判」「城」などで知られる作家フランツ・カフカの幻の戯曲が上演されているという劇場。その作品の代役稽古のために集まった3人の若者は、それぞれ異なった立場から稽古に参加し、カフカの世界に挑戦する。緊張と葛藤、そして彼らのむき出しの自我を、レベック独特のシニカルな笑いと巧みな台詞廻しで描いている。日本初上演の演出は、深作健太が手掛けることが決まった。

『UNTERSTUDY/アンダースタディ』は、8月18日(水)から8月29日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエスト、9月11日(土)に大阪・松下IMPホールにて上演される。

チケットは、7月24日(土)より一般発売開始。

あらすじ

ここはブロードウェイの、とある劇場。フランツ・カフカの幻の戯曲が発見され、上演されている。今日、この劇場で行われる代役リハーサルのため、集まった3人の若者たち。この作品の代役として参加するハリー(福田悠太)。本役で出演している映画スターのジェイク(和田琢磨)。そしてこの作品の舞台監督であるロクサーヌ(谷村美月)。
彼らはそれぞれの思いを抱えて、この作品に参加している。それぞれの思い、それぞれの自負。お互いを認め、否定しながらも公演を実現させようとする思いは一緒。切磋琢磨しながら、リハーサルを進めてゆく3人。しかし彼らが知らないところで興行にかかわる大きな問題が起こっていた。その時、彼らが取った行動とは――。

コメント紹介

◆福田悠太
この度、また素敵な作品とのご縁を頂きました。『アンダースタディ』僕にとっても挑戦の時間になりそうです。初めてのストレートプレイでの3人芝居。緊張もしますが、毎日刺激的な日々を過ごせると思うとワクワクします。共演者のおふたりとは初めましてですが、同世代という事で楽しく過ごせる事を期待しつつ、実力者の素晴らしいお2人なので近くでお芝居を感じる事のできる贅沢な時間を大事にしたいです。そして、演出家の深作健太さん。取材の時に初めてお会いした時に優しく接して下さり、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。あの取材の時のように稽古場では優しく、そして時には厳しく、ビシバシとよろしくお願いします。精一杯、ハリー役を務めさせて頂きますので、是非、熱い思いを劇場に感じにきて下さい。新しいチャンスを下さった皆さまに感謝します。

◆谷村美月
私が演じる、ロクサーヌという女性はどんな時でも冷静で格好良い女性という印象で、こんなにテキパキとした格好良い役を演じたことが無いので、自分の中でも想像が出来ていない部分があるのですが、他のハリーやジェイクがとても若々しくて純粋なので、温度差のある3人の掛け合いが面白くて、クスッと笑ってしまいます。この作品の持つ、謎めいた暗さみたいなものが特に好きで、今からどんな作品になっていくのか、とても楽しみにしています。

◆和田琢磨
舞台『アンダースタディ』でジェイクを演じます和田琢磨です。外国の戯曲は私にとって初めての挑戦です。しかも登場人物が3人の芝居ということで、濃密な会話劇が予想されます。自分にとって、この作品から学べることはきっと沢山あるはずと期待する反面、相当な覚悟と気概を持って取り組まなければ恥をかくなという引き締まる思いでもあります。座組の皆様と協力して楽しい作品を創ってまいりたいと思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください!

『UNDERSTUDY/アンダースタディ』公演情報

上演スケジュール

【東京公演】2021年8月18日(水)~8月29日(日) 東京芸術劇場 シアターウエスト
【大阪公演】2021年9月11日(土) 松下IMPホール

上演スケジュール

【作】テレサ・レベック
【翻訳】平田綾子
【演出】深作健太

【出演】
福田悠太(ふぉ~ゆ~) 谷村美月 和田琢磨

【公式サイト】https://understudy.jp

チケットぴあ
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