犬飼貴丈主演“BLドラマ”撮了!「コメディーをやっているときが一番楽しい」


2021年3月27日(土)21:00からCSテレ朝チャンネル1で放送される、犬飼貴丈主演ドラマ『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』。主人公・モブ役の犬飼をはじめ、ゆうたろう伊藤あさひ塩野瑛久小南光司がクランクアップした。

本作は、WEB漫画総選挙(2019年)で第4位を獲得し一世を風靡し、昨年12月に祥伝社から発売されたコミック第2巻も大好評の不条理BLギャグ漫画『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』のドラマ化。自分がBL漫画の世界の住人だと気づいてしまった主人公が、迫りくるイケメンたちからのLOVE攻撃を回避するため、参考文献(=BL漫画)を大量に読み漁り、次から次へとやってくる恋愛フラグ、恋に発展しそうなシチュエーションを鮮やかにかわしていく姿を描いている。

2月の下旬にクランクインし、右を見ても左を見てもイケメン男子ばかり21人で駆け抜けてきた約2週間。まだまだ寒さが残る中での雨シーンではまさかの雪が降ってきたり、寒さに震える中で抱き合うシーンの撮影に挑んだり、サウナで男性に囲まれたり、とトキメキと“キュン”に溢れたシーンの数々を、キャスト一同が力を合わせて撮影してきた。

そしてついに迎えたクランクアップ当日。この日が撮影最終日となったのは、主人公・モブ役の犬飼貴丈をはじめ、モブの弟・綾人役のゆうたろう、モブのクラスメイト・菊池役の伊藤あさひ、綾人の親友・東條役の塩野瑛久、そしてモブの合コン仲間・内海役の小南光司の5人。最後まで三木康一郎監督の熱のこもった演出が続く中でも、終始和気あいあいとした雰囲気で、撮影を終えたという。

コメント紹介

◆犬飼貴丈

とにかく僕は全編通して笑いをこらえていた印象で、それだけ面白いシーン満載のドラマになったのではないかと思います。10日とちょっと、本当に駆け抜けた感じで、楽しかったです。
普通ではやっちゃいけないようなお芝居が自由にできるので、僕はコメディーをやっているときが一番楽しいんです。三木康一郎監督とは初めてご一緒したのですが、とても愛情を持って接してくださるので、のびのびとやらせていただきました!
モブって「自分はモブだ」って思っているんだけど、実はその世界では異端で、それに気づいていないちょっとおかしなヤツなんですよね。そこをより強く出して行けたらと思って臨みました。
今回この作品を撮って、「あぁ、恋愛をするときの感情って男女で差はないんだな」って感じました。
好きなら好きだし、嫌なら嫌だし・・・。だからBLって一段階深いところにあるんじゃないかなって思ったんですよね。それを知ることができたのも、いい経験になりました。

犬飼貴丈主演“BLドラマ”撮了!「コメディーをやっているときが一番楽しい」

◆ゆうたろう

無事に全編撮影が終わり、ホッとしています。僕はモブ(犬飼)と東條(塩野)とのシーンが多かったので、2人とのコントラストを出したいと思い、話し合いながら撮影を進めていました。
塩野くんとのシーンでとにかくすごく寒い日があって、イチャイチャしながらもお互いの震えが感じ取れるくらいだったのを思い出します。初日から気さくに話しかけてくれて、話してみたら共通点もすごく多くて、すごく距離が近づいてからラブなシーンを撮れたのでよかったですし、塩野くんのことはもっと大好きになりました!綾人と東條のデートシーンも、本当にとてもラブラブで、演じている僕らもキュンキュンしてしまいましたよ。
このドラマは原作がある作品なので、綾人というキャラクターも原作を読みながらイメージを膨らませました。綾人が、モブといるときの顔と東條といるときの顔、そこに差を出してみたので注目していただけたらうれしいです。

犬飼貴丈主演“BLドラマ”撮了!「コメディーをやっているときが一番楽しい」

◆伊藤あさひ

僕が演じた菊池という役は、原作を読む限りでは地味な印象だったのですが、台本からはすごく可愛らしい部分が読み取れたので、そこを大事に演じようと考えていました。菊池は、ずっとBLフラグを避け続けてきたモブを最後の最後に落とそうとするキャラなので、犬飼さん演じるモブに「可愛い」と思ってもらえるよう意識して撮影に挑みました。
僕自身、ここまでさりげなく可愛らしい部分を出した役は初めてでお芝居も楽しく、いろんなことを学べた現場でしたので、皆さんもエンターテインメントとして楽しんでいただけたらうれしいです。

◆塩野瑛久

不思議な世界観に迷い込んだ撮影期間でした。それぞれの役に人間味があって、みんながすごく魅力的に演じていたと思います。
僕の中で東條は、まっすぐに綾人を愛するというキャラだったので、コミカルな要素は極力排除して演じました。ゆうたろうくんとは話も合って、すごく早い段階で打ち解けられたので、綾人役がゆうたろうくんでよかったな、って思っています。
東條は“この世界観の中心的人物”みたいな存在なので、その登場シーンなどにも注目していただきたいです。たくさんの同世代のキャストの方々とご一緒できて、とても楽しかったです!

◆小南光司

初日からもっと緊張するかと思っていたのですが、現場も雰囲気がとても良くて、すごくリラックスして臨めました。今日のクランクアップのシーンも、初めてお会いするメンバーもいながら、とても和気あいあいとした雰囲気で撮ることができました。
内海は、女性にもすごくモテるんですけど、心を寄せている相手は男性、という青年なので、演じていてとても楽しかったです。目線や表情のひとつひとつに内海の心情が表れていると思うので、そこにも注目していただけたら、と思います。爽やかなBLをぜひお楽しみください!

あらすじ

ここはとある漫画の中――しかもBL(ボーイズラブ)漫画の世界。
ある大学に通う一人の“モブ(=群衆の中のひとり、その他大勢)”がこの物語の主人公である。
この大学に通う学生はおおむねイケメン、そしてここではあちらこちらでBLが繰り広げられている。・・・ただ一人、この主人公のモブ(犬飼貴丈)を除いては。
談笑中の友人を敵意むき出しで連れ去る謎の美形、“抱きたい女子”の話からいつのまにか“抱ける男子”の話にすり替わる猥談、そんな出来事がいつだって他人事なのはただただ、モブが「イケメンではない」という事実に尽きていた。
そんなある日、同じく平凡顔のモブとして生きてきた弟の綾人(ゆうたろう)から、「ずっと親友だと思ってたやつから告られた」と打ち明けられるモブ。「なぜそんなことが!」「きっと思春期によくある錯覚だ!」と思っていたものの、なんと「BL漫画の界隈では『平凡』『特徴のない』『普通』といった属性はメインに据えられやすい」という事実を知り、衝撃を受ける。
弟がBLの世界に陥落しかけている今、自分だけはなんとか負けずに踏みとどまろうと固く誓うモブ――。かくして、絶対BLになってしまう世界において、絶対にBLになりたくないモブの過酷な日々が開始。しかし、そんな決意とは裏腹に、モブの前に次々と新しいシチュエーションで、BL恋愛フラグが立てられていく!

◎ vs出会い
「戦いに勝つには地道な学びあるのみ」と気づいたモブは、大量の BL 漫画を買い込み、恋愛に発展しやすそうなシチュエーション、フラグの立ちやすい状況などを把握し始める。
その過程で知った『メリバ(メリーバッドエンド)』という言葉に驚愕。自分の周囲(特に弟の綾人)に『メリバ』が起こらないよう、注意深く観察を始めたモブは、黒田(宇野結也)と優希(宇佐卓真)や亮太(矢部昌暉)と斗真(小林亮太)の恋のはじまりなど、BL 世界におけるさまざまなパターンの“出会い”を目にすることに・・・。

◎ vs飲み会
大学生には飲み会がつきもの――しかしモブたるもの、飲み会を断るという加地(栗山航)のような“一匹狼キャラ”になって悪目立ちしてはいけない。飲み会に誘われたら断らず、このBL世界のメインに据えられそうな人物を避けるのが正解なのだ。
そんなわけで咲田(北村諒)に誘われ、飲み会にやってきたモブは、秋人(濱正悟)や瀧本(草地稜之)ら参加メンバーたちの間に起きる色恋のアレコレを目の当たりにする!

◎ vs弟の友だち
モブの家に弟の綾人の友だちが遊びに来ることに。
同じモブ側と思われる臼井(こんどうようぢ)と柳(田村心)に安心したのもつかの間、明らかに綾人に告った親友と思われる東條(塩野瑛久)の登場に心穏やかでないモブ。なんとか2人の恋路を邪魔しようと目を光らせていると、どうやら柳も綾人に思いを寄せている様子が見て取れる。さらに、臼井も巻き込んだ、まさかの四角関係が明らかになり・・・!?

◎ vs合コン
BがLする聖地・サウナでたまたま会ったクラスメイトの三崎(定本楓馬)から合コンに誘われたモブ。人数が足りないから、という理由で声をかけられたモブだったが、ここで念願の彼女を作ることができると考え、ノリノリで参加する。遅れてやってきた男子の一人・内海(小南光司)が猛烈にイケメン、さらに意味深にモブに話しかけてきたことで、またしてもBLフラグが立つことに・・・。

◎ vs腐男子
BLに関する文献を読み漁りすぎたモブは“腐男子”という属性が付加されてしまう。ある日、ベンチで新作BL漫画を読んでいたモブは、同じ英語のクラスの真山に声をかけられる。「君にそんな趣味があったなんて意外だなあ」とニヤつく真山。弱みを握られたかと焦るモブだったが、よくよく考えたら、なぜ真山はわざわざ声をかけてきたのか? そしてなぜ一瞬にして読んでいた漫画がBLだと察知できたのか――その答えは紛れもなく、真山も“腐男子”であるということ。学内で瞬(本田響矢)と光(中本大賀)らが繰り広げるBL場面を観察していた真山の真の目的は、モブの想像よりも遥か上を行っていた・・・!

◎ vs弟の友だちパート2
綾人と“バラの君”こと東條の仲が気になっているモブ。ダイニングでお茶を飲みながら、さりげなく綾人との関係を尋ねると、綾人はある日の出来事を語り始める。
その内容から、やっぱり東條は綾人のことが好きなのだと再認識するモブ。当の綾人は、東條の思いを本気にしていない様子だったが、その矢先、ひょんなことから綾人のほうが東條を意識せざるを得ない事態に!

◎ vsフラグ
今日はバレンタインデー。差出人のないチョコレートがカバンの中に入っているのを発見したモブ。
気づかなかったフリをしてその場をやり過ごす決意をするモブだったが、後日、その差出人が菊池(伊藤あさひ)というクラスメイトだったことがわかる。自分を見つめる菊池の熱い眼差しに気づいてしまったモブは、なんとかこの立ちかけたフラグをへし折ってしまおうと、クラスのイケメン・三好(砂川脩弥)を盾にしてある代案を思いつく。しかし三好にはすでに春生(坂田秀晃)という恋人がおり、またまた波乱を呼んでしまい・・・?

◎ vsフラグ延長戦
どんなに必死に抗っても、このBがLする世界に引きずり込まれそうになり、疲れ果ててしまったモブ。居酒屋でヤケ酒をあおり、フラフラになりながら帰宅する途中、階段から転落しそうになったモブは間一髪で誰かに助けられる。
その人物に背負われ、家までたどり着いたモブだったが、覚えているのは温かくて柔らかい背中とほんのり香ったシトラスの香りのみ。学内のイケメンたちのニオイをくまなく嗅ぎ回り、ついに見つけ出した人物はまさかのアノ男だった!

『絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男』放送情報

放送スケジュール

2021年3月27日(土)21:00からCSテレ朝チャンネル1で放送
※スカパーオンデマンドでの同時配信&2週間の見逃し配信も決定!

スタッフ・キャスト

【原作】紺吉「絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男」(祥伝社)
【監督】三木康一郎
【脚本】川﨑いづみ

【出演】
犬飼貴丈、ゆうたろう、伊藤あさひ/塩野瑛久/小南光司、北村諒/栗山航、
和田颯(Da-iCE) [特別出演] /中本大賀(円神)、草地稜之(円神)、矢部昌暉(DISH//)、
宇野結也、坂田秀晃、田村心、定本楓馬、小林亮太、宇佐卓真、濱正悟、
こんどうようぢ、本田響矢、砂川脩弥

【公式サイト】 https://www.tv-asahi.co.jp/ch/recommend/bl/
【公式Instagram】 https://www.instagram.com/zettaibl_dorama/
【公式Twitter】 https://twitter.com/zettaibl_dorama

(C)紺吉/祥伝社

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