インパルス板倉俊之が小説『蟻地獄』を自らの手で舞台化!高橋祐理、山口大地らを迎え“復活公演”


インパルスの板倉俊之が、2012年に発表した小説「蟻地獄」を自らの手で舞台化する。本作は、昨年7月に上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止となっており、今回、出演者に髙橋祐理(「Zero PLANET」リーダー)、天野浩成、向井葉月(乃木坂46)、山口大地らを迎え、満を持しての“復活公演”を2021年6月に行う。

発表にあたり、板倉の完全監修のもと衣裳・ヘアメイクの細部までこだわりぬき、『蟻地獄』のアウトローかつサスペンスフルな世界観を表現したメインビジュアルおよびキャストビジュアルも公開された。

上演に向け、板倉は「去年中止になってしまった『蟻地獄』をやれることになり、せっかく書いた脚本が無駄にならずに済みそうでほっとしています。キャストの皆さんも再集結してくれて、嬉しい限りです。やると決まった以上、鬼演出家と呼ばれるよう、向くんを怒鳴りつけたり、向くんに台本を投げつけたりする稽古を始めておこうと思います。ぜひ観に来てください」とコメントを寄せた。

出演者には、髙橋、天野、向井、山口のほか、古賀瑠、お笑いコンビ「天津」の向清太朗、近藤廉(イケ家!)、迫英雄など、多彩な顔ぶれが集結。

『蟻地獄』は、2021年6月4日(金)から6月10日(木)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演される。チケットは、4月10日(土)12:00より一般発売開始予定。

なお、2月13日(土)12:00から2月24日(水)23:59まで限定ブロマイド特典付きの「板倉・キャスト先行」、2月27日(土)から3月10日(水)23:59まで「オフィシャル先行」が行われる。詳細は、公式サイトにてご確認を。

あらすじ

二村孝次郎(髙橋祐理)は、杉田(迫英雄)という男の助言を受け、親友の大塚修平(近藤廉)とともに裏カジノに乗り込み一攫千金をもくろむ。電光石火の早業で女ディーラー(安川里奈)の目を欺き、見事大金を手に入れたかに思われたが、それは杉田と裏カジノのオーナー・カシワギ(山口大地)によって仕組まれた地獄への罠だった。
修平は人質に取られ、「5日間で300万円を用意する」という救済条件のタイムリミットは刻一刻と迫っていく。現金を用意することを断念した孝次郎は、あろうことか1個40万円で売買されるという人間の眼球の収集を試みる。眼球を求め彷徨う孝次郎だが、そう簡単に見つかるはずもなく、残された時間はあと僅か・・・。
窮地に追い込まれた孝次郎は、一縷の望みをかけて集団自殺志願者が集う廃墟へと辿り着く。集団自殺の発起人・宮内(天野浩成)を筆頭に、一堂に会するマフユ(向井葉月)、ケイタ(古賀 瑠)、フジシロ(向清太朗)、そして孝次郎。しかし、そこにはさらなる最悪の罠が待ち受けていた。
幾重にも孝次郎に襲い掛かり、足掻くほどに堕ちていく『蟻地獄』という名の絶望の罠・・・果たして孝次郎はこの絶望から這い上がり、修平を救うことができるのか?

コメント紹介

◆髙橋祐理(二村孝次郎役)
今回舞台『蟻地獄』主人公・二村孝次郎役を務めさせて頂きます、髙橋祐理です。
一度中止と発表になってしまいましたが、こうしてまた孝次郎として戻ってこれた事が何よりも嬉しいです。僕の初主演、初座長がこの蟻地獄という作品で、本当に嬉しいです。蟻地獄の世界観、孝次郎の言葉遣いや表情、細かい部分全て再現したいと思っております。
日頃僕を応援してくださっている皆さん、蟻地獄のファンの皆さん、舞台が好きな皆さん、全ての方に最高のエンターテインメントをお届け出来るよう、豪華なキャスト陣、そして板倉さんと共に、稽古から大千秋楽まで全力でがんばります。このご時世なので、僕自身も感染症対策に最大限配慮し稽古に臨み、そして公演でも安心してお客様がご来場頂けるよう心掛けますので、皆さんぜひ、舞台『蟻地獄』観劇に来て頂け たらと思います。
応援の程よろしくお願いいたします。

◆山口大地(カシワギ役)
舞台『蟻地獄』にてカシワギ役を演じさせていただきます。山口大地と申します。復活公演が決定し、作品に参加させていただくことが決まりました。誰も想像していなかった時代に突入し、多くのエンターテインメントが苦行を強いられる中で公演が決まったことを心から嬉しく思います。
板倉俊之さんの描く極限の心理状態から生まれた圧巻のスリルが、舞台上でいかに表現されるか楽しみで仕方ありません。「生きる」ということに執着する人間の生き様を、この時 代だからこそぜひ観て欲しいです。劇場でお会いできるのを楽しみにしています。

◆天野浩成(宮内役)
宮内役を演じさせて頂きます天野浩成です。『蟻地獄』観劇を楽しみにして頂いていた皆様。あの様な情勢で皆様にお逢い出来なかったことが、とても残念です。今回、復活公演が決定いたしました。これも全て楽しみにしてくださっていた皆さまのお陰です。ありがとうございます。
まだ、たくさんの方々が困難な状況だと思いますが、この作品に触れてくださる皆様と素敵な時間を共有出来る様に、改めて僕自身も楽しんで参加させて頂きたいと思います。延期してしまったこともあり台本をもう読ませて頂きました。とても面白いです。この台本を板倉さんに演出して頂けるのが、今からとても楽しみです。皆さまもどうぞ楽しみにしていてください。それでは劇場でお待ちしております。

◆向井葉月(マフユ役)
マフユ役を演じさせて頂きます向井葉月です。昨年公演予定でしたが上演することができず悔しい思いをしたので今回復活公演をさせていただけるということで大変気合が入っております。板倉さんの感性や空気感を自分の体で表現できることをすごく楽しみにしていたので、上演できることがとても嬉しいです。大変な状況ですが、観てくださる皆様とキャストスタッフ一同で素敵な空間を作り上げていきたいです。よろしくお願いいたします。

公演情報

『蟻地獄』

2021年6月4日(金)~6月10日(木) 東京・よみうり大手町ホール

【原作】板倉俊之「蟻地獄」(単行本:リトルモア/文庫本:新潮社)
【脚本・演出】板倉俊之

【出演】
髙橋祐理 天野浩成 向井葉月 古賀瑠 向清太朗 佐藤恵一(プロレスラー/エスワン) 安川里奈 中野裕斗 三木美加子
近藤廉 迫英雄
山口大地

<アンサンブル>
ヒラノショウダイ 富山バラハス 古家由依

<チケット販売スケジュール>
【板倉・キャスト先行】2月13日(土)12:00~2月24日(水)23:59
【オフィシャル先行】2月27日(土)~3月10日(水)23:59
【一般発売】4月10日(土)12:00~(予定)

【公式サイト】https://arijigoku-stage.com/
【公式Twitter】@arijigoku_st

(C) 板倉俊之/SET

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