ノゾエ征爾演出『病は気から』設定追加で役者もマスク着用&随時消毒&キスシーンはラップ越し⁈


演出家・ノゾエ征爾がフランスの名作喜劇をポップに仕立てた『病は気から』が、2021年1月14日(木)より開幕する(一般公演は1月23日)。

本作は、自分は病気だと思い込んでいる主人公アルガンをはじめ、自分のことで精一杯なちょっとおかしな人々が繰り広げるドタバタコメディ。

モリエールの原作の喜劇的要素はそのままに、ノゾエが得意とする今日的な台詞展開やポップな音楽・衣裳も盛り込み、人間の思い込みとそのおかしみを“笑い”たっぷりで上演し、幅広い世代の共感を呼んでいる。

ゾエは今回、原作が書かれた1673年当時をもとに、「ペスト禍の1673年」という設定を追加。俳優は舞台上でもマスクを付け消毒も随時行い、触れ合うシーンも触れずに表現しているほか、キスシーンはビニールラップ越しなど様々な工夫を施している。

公演情報

【中高生鑑賞事業公演】1月14日(木)
【一般公演】2021年1月23日(土)、1月24日(日)

【出演】阿部一徳、石井萠水、大高浩一、加藤幸夫、榊原有美、富川一人、本多麻紀、牧山祐大

【潤色・演出】ノゾエ征爾

【公式サイト】https://spac.or.jp/au2020-sp2021/le_malade_imaginaire_2020

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