「自分たちの投票で決める・・・」オレイスついに舞台審査へ『主役の椅子はオレの椅子』第7話レポート


ABEMA(アベマ)とネルケプランニングがタッグを組んだ『主役の椅子はオレの椅子』(以下『オレイス』)の第8話が、11月4日(水)22:00に公開される。前回配信の第7話「初の舞台審査。投票制…主役を決めるのは自分たち」では、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が脚本を書いた短編舞台で“舞台審査”に挑んだ。用意された椅子は10脚のみ。第8話の配信を前に、前回の模様をプレイバック。

『オレイス』は、19人の若手俳優たちが共同生活をしながら、過酷なオーディションに挑戦する俳優育成バトル番組。オーディションを勝ち抜いた上位10名には本企画の審査員も務める丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出する舞台への出演権が与えられ、トップに立った者には同舞台の“主役の座”と、堤幸彦が監督を務める映画での主演権を手にすることができる。番組では、3話以降、毎回一人が脱落。該当者は「出演はせず舞台の裏方に回る」または「完全に番組を降りる」という、残酷とも思える選択を迫られる。

19名の参加者は、河島樹来(21)、久保雅樹(27)、小林玲雄(22)、清水田龍(19)、志茂星哉(21)、相馬理(23)、曽田陵介(22)、園村将司(22)、髙橋祐理(20)、中塚智(21)、中三川歳輝(19)、新美直己(22)、西原健太(26)、飛葉大樹(22)、松井遥己(24)、松江大樹(25)、三浦海里(23)、森田力斗(22)、谷津翼(23)。

19人のプロフィール:https://programnews.abema.tv/posts/9772071

なお、この回からゲストMCに生駒里奈が登場。番組MC尾上松也から「推しいます?」と問われた生駒は、中三川の名前を挙げて「なかみーさんはまだ出していない引き出しがあるんじゃないかなと・・・」と期待を寄せた。一方、松也は「雰囲気が良い」という理由から以前から注目していた髙橋がボーダーライン上にいることから、「これはどうなるか分かりませんね」と心配そうな表情を見せた。

合宿7日目。5人1組の3グループに分かれた参加者たちは、丸尾が脚本を書いた約8分間の短編演劇に挑戦。文化祭で演劇をすることになった5人の高校生たちが、ネット掲示板に記入されたある書き込みを見つけたことで繰り広げられる人間模様を演じる“演技審査”に挑んだ。初めに、丸尾から今回の審査で重要なポイントは「リアルであること」「脚本に隠されたドラマを描き出すこと」「登場人物を演じ分けること」と告げられた参加者たちは、1時間という限られた練習時間で、自分が演じる役と必死に向き合った。

そんな中、現在総合ランキング最下位の曽田の稽古を見ていた丸尾は、神妙な面持ちで「このままだと落ちるよ?落ちたくないっていう気持ちを何で出すのか、もっと見せてほしいんだよね。落ちない唯一の方法はここでどれだけ爆発するか」と、中々殻を破れないでいる曽田にあえて厳しい言葉をかけた。

また、曽田と同じく脱落圏内に位置する新美にも「今14位だよ。下手すりゃここで落ちるんだよ!もっとバカでいい。もっと声出して!」と叱咤激励。あとがない2人の気持ちを奮い立たせた。

1時間に及ぶ練習の後、総合ランキング2位の谷津・松井・中三川・髙橋・新美のチームが審査に臨むと、熱いアドバイスを受けた新美は、丸尾に応えるように大きな声と動きでチームを牽引。しっかり存在感を見せた。続いて、総合ランキング3位の園村・清水田・久保・松江・曽田のチームでは、曽田さんが練習の成果を発揮。怒りが徐々に募っていく様子をリアルに表現すると、曽田の演技に触発された久保との「喧嘩シーン」がさらに白熱していった。

2人の喧嘩が取っ組み合いに発展したところで、突如割って入ってきた清水田が大声でミュージカル調の合唱を披露。普段の清水田さんとは一味違う三枚目なキャラクターを見事演じ切り、思わぬタイミングで作品にスパイスを効かせた。これに対し、丸尾は「すごく良い!ものすごくダサく見えるようなキャラクターも出来るんだなと思えたのは、とても良いことだと思う」とコメント。

最後に登場した総合ランキング1位の河島・森田・志茂・三浦・飛葉のチームは、エチュード審査で1位を獲得した三浦が、ここでも安定した演技力を見せた。全グループの演技が終え、いつも通りランキングの結果を待つ参加者たちだったが、丸尾さんから明かされた驚きの採点方法に絶句することになった。

「実は今回、私は君たちのことを採点しない。採点するのは君たち自身だ」

今回の採点は、この日の稽古と審査を通して“1番主役にふさわしい”と思った「自分以外」の者に、無記名で投票する方法。サポートメンバーとなった者を含む計18名には、別室に移動し時間が与えられた。この投票は、自分たちで主役を決めるだけではなく、同時に、自分たちで脱落者を決めることにもなる。まさかの審査方法に、松也さんは「ここで自分たちで決めさせるのか・・・、厳しいな・・・」と悲痛な声を漏らした。

丸尾から「もっと早く今日のお前に会いたかったと思う。今日のお前は思い切って演技をしていて、すごく楽しそうだった」と言われたものの、残念ながら5人目の脱落者となったのは・・・?

次回、参加者たちは超過酷な精神力サバイバル審査へと進む。#8「精神力審査。主役への執念と上がらない拳」は、11月4日(水)22:00よりABEMA SPECIALチャンネルにて。また「ABEMA ビデオ」では、本編に入りきらなかった未公開映像なども公開されている。

【番組URL】https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9uY8w6BHpwDpN3
「3チームの演劇」フルバージョン:https://abema.tv/video/episode/90-1432_s10_p12

(C)AbemaTV,Inc.

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