『フェードル』ビジュアル公開、大竹しのぶ・林遣都の想いを貫かんとする強い眼差し


2021年1月より上演される舞台『フェードル』より、ビジュアルが公開された。本作は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげた、17世紀フランス古典文学の中で「人間精神を扱った最高傑作」と言われる歴史的名作。ビジュアルでは、2017年に続きフェードル役を務める大竹しのぶと、フェードルの義息子イッポリ役の林遣都が、想いを貫かんとする強い眼差しを向けている。

このほか、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子と、個性豊かなキャストが集結。愛に翻弄され、感情と感情がぶつかり合う美しき悲劇を表現する。

舞台『フェードル』は、2021年1月8日(金)から1月26日(火)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演ののち、金沢・愛知・兵庫・静岡を巡演する。

あらすじ

舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。
一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因を聞きだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝く継子イッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。
苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。
しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。
イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。そんな中、テゼが突然帰還して・・・。

公演情報

『フェードル』
【東京公演】2021年1月8日(金)~1月26日(火) Bunkamuraシアターコクーン
チケット発売日:12月19日(土)10:00~

【金沢公演】2021年1月30日(土)・1月31日(日) 金沢市文化ホール
【愛知公演】2021年2月6日(土)・2月7日(日) 刈谷市総合文化センター
【兵庫公演】2021年2月11日(木・祝)~2月14日(日) 兵庫県立芸術文化センター
【静岡公演】2021年2月20日(土)・2月21日(日) 三島市民文化会館

【作】ジャン・ラシーヌ
【翻訳】岩切正一郎
【演出】栗山民也

【出演】大竹しのぶ、林遣都、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子

【公式サイト】https://www.phedre.jp

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