五輪前夜の喧騒描く『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』開幕!東京芸術祭2020の野外劇として


宮城聰(演出家、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)が総合ディレクターを務める東京芸術祭2020の野外劇として、『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』が、10月18日(日)にGLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)にて開幕した。

本作は、オリンピック前夜の喧騒を描いた故・如月小春がの長編作品として1988年に発表。現在に至るまで、様々なアーティストによって再演が繰り返されてきた。直近では今年1月にKAAT神奈川芸術劇場にて山田うん演出で上演されている。

演出を手掛けるのは、鳥取・鳥の劇場の芸術監督であある演出家、中島諒人。また、音楽には渋さ知らズの不破大輔、舞台美術は建築家のアトリエ・ワンが担当している。

出演者は応募者200名のオーディションから選ばれたホリユウキ(DULL-COLORED POP)、斎藤友香莉、絵理子(劇団ホチキス)、菅沼岳、木村聡太、嶋村桜、川鍋知記、宮下泰幸、三橋麻子、小口響郁、下地萌音、チカナガチサト、関森絵美、齊藤頼陽(鳥の劇場)。

東京芸術祭2020 野外劇『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』は、10月25日(日)までGLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)にて上演。チケットは500円(当日同額・全席自由)。

東京芸術祭とは?

東京芸術祭は、東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指した都市型の総合芸術祭。2016年から開催されており、2018年に総合ディレクターとして宮城聰(演出家、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)が就任。各事業のディレクター(プランニングチーム)との協働体制で展開している。

東京芸術祭2020 開催概要

東京芸術祭2020
会期:2020年9月30日(水)~11月29日(日)
会場:東京芸術劇場、 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、GLOBAL RING THEATRE(池袋西口公園野外劇場)ほか、池袋周辺エリア

【東京芸術祭公式サイト】https://tokyo-festival.jp/
【公式Twitter】@tokyo_festival

(撮影/住田麿音)

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