『ガラスの部屋のミューズ』開幕!中屋敷法仁が「日本の劇」戯曲賞を受賞した“扇情的なむき出し言葉”を演出


2020年10月14日(水)に東京・恵比寿エコー劇場にて『ガラスの部屋のミューズ』が開幕した。本作は、日本の演劇人を育てるプロジェクト「日本の劇」戯曲賞で2019年の最優秀賞を受賞した島ハンスの作品。演出は中屋敷法仁。

日本の演劇人を育てるプロジェクト「日本の劇」戯曲賞は、文化庁委託事業(令和2年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)の一環として実施されてきた事業。「日本の劇」戯曲賞2019では53作品の中から、本作が選出された(2019年の最終選考委員は、板垣恭一、上村聡史、内藤裕敬、中屋敷法仁、宮田慶子)。

出演は、玉田志織、永田聖一朗、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、牧田哲也(劇団柿喰う客)。

『ガラスの部屋のミューズ』は、10月18日(日)まで東京・恵比寿・エコー劇場にて上演。
上演時間は約75分を予定。チケットは完売(当日券なし)だが、10月17日(土)17:00公演ではライブ配信が行われる。

なお、ライブ配信には「スペシャルトーク」が付くことも決定。キャスト4名と、脚本、演出の2名のトークでより深く作品を知ることのできる特典映像となっている(トークは収録)。

【公式サイト】http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2020/2020_04.html
【劇団協議会Twitter】@gekidankyo

ライブ配信

【配信日時】2020年10月17日(土)17:00(カメラ複数台スイッチングあり)
【配信サイト】PIA LIVE STREAM
購入URL:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2065967
【配信形態】ライブ配信+アーカイブ配信
【販売価格】2,500円(税込)
【配信期間】2020年10月17日(土)17:00~10月31日(土)23:59
【視聴チケット販売期間】10月31日(土)18:00まで

コメント紹介

◆島ハンス(作)
無事初日の幕か上がり、ひとまずほっとしております。
抜群のスタッフワークと華やかなキャスト陣のおかげで、美しい現代アートのような作品に仕上がっておりますが、突き詰めればさほど難しい物語ではありません。気楽に嫌な世界を楽しんでいただけたら幸いです。
千秋楽まで、油断せずに駆け抜けます。

◆中屋敷法仁(演出)
若手劇作家・島ハンスさんが現代日本に届ける意欲作。「芸術」の魅力と狂気を題材にした俳優4名の心理劇として演出しました。扇情的なむき出し言葉の数々は、私たちの想像力を心地よくかき乱します。ユニークな舞台美術の中でうごめく、俳優たちの美しい姿も価値あり。舞台芸術の新たな境地をお見せしたいです。

(撮影/鷺坂悠馬)

チケットぴあ
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。