髙橋祐理のピンチを救ったダンス審査『主役の椅子はオレの椅子』第4話レポート


ABEMA(アベマ)とネルケプランニングがタッグを組んだ『主役の椅子はオレの椅子』(以下『オレイス』)の第5話が、10月14日(水)22:00に公開される。前回配信の第4話「ダンスで狙う逆転。脱落者の意外な決断」では、タイトルのとおりダンスによる審査が行われた。ここからは、毎週誰かが脱落する。第5話の配信を前に、この模様をプレイバック。

『オレイス』は、19人の若手俳優たちが共同生活をしながら、過酷なオーディションに挑戦する俳優育成バトル番組。オーディションを勝ち抜いた上位10名には本企画の審査員も務める丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出する舞台への出演権が与えられ、トップに立った者には同舞台の“主役の座”と、堤幸彦が監督を務める映画での主演権を手にすることができる。番組では、3話以降、毎回一人が脱落。該当者は「出演はせず舞台の裏方に回る」または「完全に番組を降りる」という、残酷とも思える選択を迫られる。

19名の参加者は、河島樹来(21)、久保雅樹(27)、小林玲雄(22)、清水田龍(19)、志茂星哉(21)、相馬理(23)、曽田陵介(22)、園村将司(22)、髙橋祐理(20)、中塚智(21)、中三川歳輝(19)、新美直己(22)、西原健太(26)、飛葉大樹(22)、松井遥己(24)、松江大樹(25)、三浦海里(23)、森田力斗(22)、谷津翼(23)。

19人のプロフィール:https://programnews.abema.tv/posts/9772071

合宿4日目、この日最初に行われたのは、カウントに合わせて約20秒間自由に踊る「フリースタイルダンス審査」。参加者たちは、リズム感・テクニック・かっこよさ・創作力が問われるこの審査で、即席の創作ダンスを披露した。

1位に選ばれたのは、ダンス歴10年の森田。2位には、ダンス&ボーカルグループ「voyzboy」として活動する新美、3位には「踊り・歌・ダンス、全てにおいてバランスが良い」という理由から松井が選ばれた。番組MCの尾上松也は、スタジオで「今回の1位から3位は今までトップを取ってこなかった人たち・・・おもしろいね」とコメント。

そして、4日目開始時点で総合ランキング最下位だった髙橋だが、得意のダンスで4位を獲得。一方で、これまでどの審査でも上位に食い込んできた曽田はまさかの0ポイントという結果に。審査員の丸尾は、曽田に対し「とにかく基礎がなってない。すぐみんなに追いつけるものではないかもしれないけど、“武器”を見つけていかないと長い役者にはなれない。何年かはキャラクターがウケて仕事ができるかもしれない。でも、それだけで“一生の仕事”にしていけるか?やっぱり、“武器”を見つけないと」と愛ある檄を飛ばした。

ここで、今回のダンス講師兼審査員として、日本人男性で初めてシルク・ドゥ・ソレイユのダンサーとして起用された経歴を持ち、舞台『銀牙』の振付なども手掛ける辻本知彦が登場。辻本は「20年ぐらい前にオーディションを受けていた頃、僕は一番になることを想像して受けていなかったんです。合格ラインが3人から5人であれば、3番か4番ぐらいに入ればいい、という気持ちだった。でも、それでは受からなかったんだ」と、自らの過去を例に参加者に語り始めた。

「合格者が一人というオーディションがあった時、『この中で1番素晴らしいダンスを踊らなくちゃダメなんだ!』と、自分の意識が変わりました。役者であれば『この中で1番輝かなくてはいけない』という意識を持つと、各々行動が変わると思います。『自分にとって1番は何か?』を考えてオーディションに挑んでほしいと思います」と、アドバイスの言葉を贈った。

最初の審査は「即興ダンス」。3人一組となり、和テイストの課題曲に合わせたダンスを短時間で作ることになったが、数組がダンスではなく殺陣のような動きを見せてしまう。その様子に「(それは)ダンスじゃねぇな・・・。踊りが出来ないのは分かってるから、模索して!それを見せて欲しいんだ」と語気を強めた。枠組みに捕らわれず、“音楽を身体でどう表現したいか?”ということが問われるこの審査に、ダンス未経験者も多い参加者たちは苦戦することに・・・。

この即興ダンスを受けて、辻本は一人一人の特性を活かし、「コンテンポラリーダンス」のAグループと、「フォーメーションダンス」のBグループに参加者を分けた。流れる曲を自由な発想で表現する「コンテンポラリーダンス」と、TikTokで人気を集めている楽曲『惑星ループ』に乗せ辻本が振り付けた高難易度の「フォーメーションダンス」。それぞれを通して、練習による“成長力”が見極められる。

もちろん経験は足りない。しかし、先ほどの辻本の言葉を受けて、今の自分にできる精一杯を全身で力いっぱい表現する参加者たち。結果、「純粋に上手いと思った」という理由から髙橋が見事1位に輝き、最下位から大逆転を果たした。「『やっとか…』という感じで安心しました。自分が楽しむことが大事だと思い、全力で楽しんだ結果だったので、やっぱり楽しむ事って大切なんだなと改めて思いました」と高橋。

そして、この日もオーディションを去らなければいけない者が決まる。丸尾から「もっと自分に自信を持て。自信がないなら出るまで努力しろ」と告げられた二人目の脱落者は・・・そして、導き出す選択の行方はいかに。

次回、参加者たちはついに“演技審査”へと進む。俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#5「最下位からの華麗なる脱出と脱落者の男泣き」は、10月14日(水)22:00よりABEMA SPECIALチャンネルにて配信開始。また「ABEMA ビデオ」では、本編に入りきらなかった未公開映像なども公開されている。

番組URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9uY8w6BHpwDpN3

(C) AbemaTV,Inc.

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