山口祐一郎が帝国劇場でトークショー公演開催!浦井健治、加藤和樹、中川晃教らがゲスト出演


2020年9月に東京・帝国劇場で山口祐一郎がトークショー公演を開催することが分かった。帝国劇場で本格的なトークショー公演が行われるのは今回が初で、山口が浦井健治&保坂知寿、加藤和樹&平方元基、中川晃教をゲストに迎えてさまざまなスペシャルトークを展開していくという。

『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『ローマの休日』『モーツァルト!』『レベッカ』『ダンス オブ ヴァンパイア』など、帝国劇場でさまざまなな大作ミュージカルに出演し、圧倒的な歌声と存在感で、観客を魅了し続けてい“ミュージカルの帝王”山口祐一郎が、コロナ後初めて帝劇の舞台に立つことに。

『My Story-素敵な仲間たち-』と題して、山口がミュージカルと自身の“Story”をトークで振り返っていく。帝国劇場で本格的なトークショー公演が行われるのは歴史上初めて。そんなプレミアムな公演の構成・演出は『ローマの休日』ほか数多くの山口主演ミュージカルの演出を手掛けてきた山田和也が務めることに。現在、山田と山口はオンラインで打ち合わせを進めており、初トークショー挑戦にもかかわらず、山口からは何と「MCは必要ない」という提案も。90分の上演時間をどのように構成していくか、構成すること自体が可能なのか、山口が全幅の信頼をおく演出家が目下思案中だという。

また、山口が共にミュージカルを創り上げてきた“素敵な仲間たち”が各公演替わりで登場し、共演の思い出やミュージカルの素晴らしさを語り合うことも決定。

9月17日(木)13:00公演では、2004年に『エリザベート』ルドルフ役で帝劇に初めて出演して以来、山口との共演を重ねつつ、スターダムを駆け上がり、現在シアタークリエで主演を務めている浦井健治と劇団四季時代に数々のミュージカルで共演し、2009年に帝劇で初主演ミュージカル『パイレート・クィーン』で山口と共演し、その後も数多くのミュージカルやコンサートで共演している保坂知寿がゲスト出演。2020年12月の公演『オトコ・フタリ』で共演する3人が息の合ったトークを展開する。

また、17:00の回にはミュージカル『ローマの休日』初演で山口が演じたジョー・ブラッドレー(新聞記者)を20年ぶりに演じ継ぐ、加藤和樹と平方元基が参加。『レディ・ベス』などでの共演もある、3人のブラッドレー記者が語り合う。

そして、9月18日(金)の公演には2002年に『モーツァルト!』日本初演タイトルロールで華々しくミュージカルデビューを遂げ、今月も『ジャージーボーイズ in コンサート』で主演を務めた中川が登場。『モーツァルト!』でヴォルフガングと対立するコロレド大司
教を演じた山口と13年ぶりの共演を果たす。

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山口によるトークショー公演『My Story-素敵な仲間たちー』は、9月17日(木)、9月18日(金)に帝国劇場で上演。上演時間は各回90分を予定しており、全公演をイープラス「Streaming+」にてLIVE映像配信することも決定している(アーカイブ・見逃し配信の実施は予定なし)。チケットは9月12日(土)から一般発売開始予定だ。

以下、出演者のコメントを紹介。

◆山口祐一郎
――このトークイベントへの思いは。
生まれて初めてです。そして、生涯、二度と体験することの出来ない、貴重な時間になるのではないでしょうか。何故なら、台本・譜面、稽古場での汗もないのですから・・・。
通常身に纏う装備なしで舞台に立つ。しかも、日本最初の本格的洋式劇場である帝国劇場・・・。
自分の舞台人生の大切な想い出を共に紡いできた帝劇・・・。
前代未聞の珍事。今回のコロナなくしては、起こり得なかったイベントである。自然が生み出す奇想天外な贈物。稽古場では、少なくとも1日数百ccは汗をかく。1ヵ月の稽古で約15リットル以上・・・。その分、当日のトークイベントで冷や汗として吹き出る。もし、ぼくが山口祐一郎でないのなら、ダムから放水された水しぶきに虹がかかるように、舞台に鮮やかな7色が浮き上がるのを、客席で、にこにこ微笑みながら観て見たいものである。

――イベントに参加する素敵な仲間たちに対する思いは。
千年に1度の災禍。百年に1度の厄災。大きく変容して行く社会。その時、共に舞台に生きる偶然。そして、このイベントで再会する。これは、偶然なのか必然なのか。どちらを択んでも可なのではなかろうか。それ程に関係性が曖昧となる現代。虚ろで陽炎のような日常。判然とせぬ我が身を覚醒するヒトたち。何も語らず、ただ、そこで演じ存在する。生きることに勇気をくれる。演じる苦楽を教えてくれる。ぼくは、そんな仲間たちとこの人生を共に過ごせて・・・、ほんとに果報者だと思っています。

◆浦井健治
このような機会を頂けたこと、とても光栄に思っています。
山田和也さんが構成をされるということで、『オトコ・フタリ』への更なる弾みになるのではと、ワクワクしております。
山口さんは、日本のミュージカルを築き上げ、エンターテイメントの素晴らしさを常にお客様へ届けている尊敬する大先輩。歌声はもちろん、そのお人柄と、何よりもその繊細で豊かなお芝居に魅了されています。
先輩の背中と、笑顔をこれからも追い続け、目標にしながら、精進します!
まずは、トークイベント楽しみです!

◆保坂知寿
今やミュージカル界で“神”と呼ばれるパイオニアの山口さん。
『オトコ・フタリ』で久しぶりにご一緒させて頂きます。しかも、お芝居!
それが楽しみで仕方ないのですが、その前にこのトークショーで、思い出話や、今この状況下で思うこととか、いろいろお聞きし、皆様と楽しい時間を過ごしたいと思っています。

◆加藤和樹
ミュージカル『レディ・ベス』で共演させていただき、それ以来なかなか共演する機会がありませんでしたが、尊敬する大先輩である山口さんとこうした形でお話しさせていただけることを嬉しく思います。『ローマの休日』のことはもちろん、ミュージカルについての山口さんのお話を聞けたらいいなと思っています。

◆平方元基
山口祐一郎さん。
いつもあたたかい笑顔で見守ってくれる大先輩とトークができるなんて夢のようです。ここでしか聞くことのできない話ばかりが飛び出すことでしょう!
『ローマの休日』のこともたくさん伺いたいと思います。
今から当日が待ち遠しいです。
皆さまのご来場、ご視聴を心よりお待ちしております。

◆中川晃教
祐一郎さんと僕はコロレド大司教とヴォルフガングとしての共演だけですが、これまでずっと交流が続いています。
あたたかくやさしく、熱い、そんな祐一郎さんが僕は大好きです。
自粛期間中などは、励ましや勇気付けてくださるメールをくださいました。本当に感謝しています。
おかげさまで、コロナ禍の中でも様々な幕を開けることができました。今回、尊敬する祐一郎さんの身近なお話、そして帝劇という場所から、元気やパワーをお届けいたします。
どうぞ、よろしくお願いします。

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