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大平峻也の『小泉八雲 著/雪女』で背筋が凍る美しき夏の一夜を・・・「読奏劇」配信レポート

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「Dream Stage(ドリームステージ)-読奏劇-」の第2弾、大平峻也の朗読「小泉八雲 著/雪女」が配信された。“「朗読」を楽曲の「Music Video」のように届ける”この新企画は、本編配信後、大平自身が作品を振り返るフリートーク、そして本編の再放送という三段構成で行われた。その模様の一部をご紹介しよう。

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監督を務めるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』の MV ディレクターとして「勝利の凱歌」「BE IN SIGHT」「決戦の鬨」などを手掛けた鎌田哲生。大平の撮影は、真っ白な部屋の二方の壁にそれぞれプロジェクターで映像を映し、真夏に雪景色を作り出して行われた。

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読み始める前、本を胸に抱え、カメラに向かって一礼した大平。暗めの照明の中、映像が雪明かりとなって、朗読する大平の表情を徐々に映し出していく。恐ろしい吹雪の中、さまよった男たち。風の音が、寒々しさを増幅させる。そして出会った、白衣の女・・・。

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「雪女」という異形の存在を、大平の芝居と映像のギミックでどう表現するのか。細かなカット割りで、大平の繊細な表情の変化を切り取ったり、影を使ったりと、映像作品ならではのおもしろさが詰まった仕上がりとなった。

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最大の見どころは、物語を読むのではなく、大平が「雪女」となる場面。カメラ越しに向けられる目が、「雪女」の恐ろしさと切なさと哀しさをないまぜにした、複雑な色に光って揺れる。大平峻也という役者の個性を、存分に堪能できる映像美が生まれていた。

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本編の終了直後には、本企画のプロデューサーと共に大平がスタジオに登場。チャット機能を使って視聴者とコミュニケーションを取りながら、作品作りを振り返った。「ヒヤッとしました?少し、気温下がりました(笑)?」と、ニコニコと視聴者に呼びかけた大平。実は完成版についてはこの配信が初視聴だったそうで、撮影時には分からなかった演出に「これ、一人で見ていたらマジでうわぁ・・・!ってなりますね」と、新鮮な反応を示していた。

朗読劇を「MV風」にと謳った本企画は、ただ名作を朗読する作品のではなく、視聴者の中にほどよい違和感が残るものにしたい、という発想から始まったという。制作を行うドリームラインは音楽プロダクションでもあるため、自分たちがよく知るMVの手法と俳優の魅力をかけ合わせることで、この「読奏劇」を生み出した。

実は大平、出演決定の際に「夏に背筋が凍るような作品が読みたい」とリクエストをしていたそうで、「今、夏らしいことをできている方はそんなに多くないと思うんですよ。だから(振り返った時に)あの夏、そういえば“怪談”を聞いたなって、思い出にしてもらえたらいいなと思って」と、トークの中でその意図を明かした。

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「朗読は一人なんですけど、撮影してくださるスタッフの皆さんから意見をもらったりしながらやっていたので、一緒に作っている感じがしてとても楽しかったです」と撮影を振り返った大平。ちなみに、お辞儀から始まる冒頭部分は、大平の提案による演出だった。そこには、大平の舞台や作品に対する想いがあったそうで・・・。

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今回も、事前収録の醍醐味として、バックステージ映像も早速公開。生の演出にこだわる鎌田監督の、カメラに映らない部分での地味な努力も見ることができる。大平は、「仕事をしている自分の姿、はたからみると結構おもしろいですね(笑)」と楽しそうに副音声で語っていた。

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そして、この収録時に大平は、今冬に控えるアーティストデビューの話を初めて人前でしていた。今後MVを撮影することになったら、「今回やらせてもらったことで、首の動かし方やまばたきの回数とか、普段そこまで意識していないことでもMVになると美しさが変わることが分かって、すごく勉強になりました。1日だけの撮影でしたけど、学ぶことが多くて勉強になりました」と、今回の経験が活かせそうだと語っていた。

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トークの中では、事前にTwitterで募集していた視聴者からの質問にも回答。大平の考えた“怖いもの”への対処術の提案や、今後やってみたい朗読作品などについて、意外な話が多数飛び出した。

さらに、次回の崎山つばさによる「太宰治 著/走れメロス」についても、大平は猛プッシュ。「崎山さんのこと推しすぎだな(笑)!」と言いながらも、「崎山さんが朗読している姿、僕も観たことがないので」と、気になっている様子だった。

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最後、「自分が携わった作品の中で、100%自信を持って、いいね!って言えることは、素敵なことだなと思いました。ちなみに、怖い話って100回聞くと、何か起きるらしいですよ・・・(笑)」と大平はニヤリと笑った。今年の夏は、大平峻也の「怪談」が記憶に色濃く残りそうだ。

なお、本作は、アーカイブとして11月30日まで何度でも視聴することができる。関連グッズの販売も、「アスマート」にて開始。販売されるポストカードには、何やら仕掛けがあるそう。詳細は、続報を待とう。

次回、『Dream Stage -読奏劇-』の生配信は、8月29日(⼟)21:00から。アーカイブ配信を含む詳細は、以下のとおり。

関連記事:「読奏劇」大平峻也『小泉八雲 著/雪女』収録レポート
関連記事:「Dream Stage -読奏劇-」大平峻也インタビュー!紙一重の感情、その先に感じた心の“温度”/a>

◆『Dream Stage -読奏劇-』

【#1】アーカイブ配信(11月30日まで)
太⽥基裕
朗読「シャルル・ペロー 著/眠れる森の美女(原題:眠る森のお姫さま)」
https://ima-ticket.com/event/117

【#2】アーカイブ配信(11月30日まで)
⼤平峻也
朗読「小泉八雲 著/雪女」
https://ima-ticket.com/event/118

【#3】8月29日(土)21:00~
崎⼭つばさ
朗読「太宰治 著/走れメロス」
https://ima-ticket.com/event/119

【#4】9月5日(土)21:00~
橋本祥平
朗読「ヴィルヌーヴ 著/美女と野獣(原題:ラ・ベルとラ・ベート『美し姫と怪獣』)」
https://ima-ticket.com/event/120

※以降順次出演者・配信⽇・朗読作品を発表予定!

【公式Twitter】@dreamline_inc
【公式サイト】https://dreamline.link/dream_stage
【チケット】イマチケ https://ima-ticket.com/dreamstage

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