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コロナ合併症で右脚切断となったブロードウェイ俳優ニック・コルデロ氏 死去

トニー賞候補にもなったことのある俳優ニック・コルデロ氏がロサンゼルスのシーダーサイナイ病院に91日間の入院の後に死去した。41歳だった。妻はやはりブロードウェイ女優のアマンダ・クルーツで、二人には1歳の息子がいる。日曜の夜にPeople.comが報じた。

クルーツもInstagramで報告。「神の御許の天使が一人増えました。愛しい夫は今朝亡くなりました。家族の愛と歌と祈りに包まれてそっと地上を離れました」

コルデロ氏は何度かの検査で偽陰性となった後、3月末にシーダーサイナイで新型コロナウイルス陽性の診断を受けた。すでに症状がかなり進行していたため、医師たちは彼を医療的に昏睡状態にし、人工呼吸器の装着など積極的な治療を行った。

その後コロナウイルスは陰性となったが、感染や血圧の不安定など様々な合併症に苦しめられた。クルーツはコルデロのコロナとの闘いをSNSでシェアしていた。

医師らはコルデロ氏の低い血圧を改善できず、下肢に問題を引き起こし、4月18日に右脚を切断。それにより他の器官の血流が良くなることが期待された。

彼を昏睡状態に保っていた薬剤が次第に減らされ、1ヶ月後の5月13日に意識を回復したが、医師に目で合図できるぐらいの体力しかなかった。先週、クルーツはSNSに「目を使って質問に答えています。上を見ればイエス、下を見ればノー。もっと調子の良い時はあごも動かせます」とシェア。

またクルーツはインタビューで、「今後彼が望むような生活を送れるためには、99%それが必要になると考えています」と両肺の移植手術を希望していることも明かしていた。

コルデロ一家のためのファンディングは現在60万1千ドル(約6,466万円)にのぼり、今も寄付を受け付けている。3月以来、クルーツは友人、家族、ファンたちにコルデロの歌を歌い踊ってSNSでシェアするよう呼びかけてきた。クルーツは規則のため面会ができない時も、病院の外で夫を励ますための音楽を奏でた。

コルデロ氏は、『ウェイトレス』や『ブロンクス物語』にも出演。ブロードウェイでの出世作はウディ・アレンとスーザン・ストロマンの『ブロードウェイと銃弾』でのチーチ役で、トニー賞、外国批評家サークル賞、ドラマ・デスク・アワードの候補となった。

そのほか、『ロック・オブ・エイジズ』『Nice Girl』『Brooklynite』『The Toxic Avenger』などに出演。テレビでは『クィア・アズ・フォーク』『Lilyhammer』『Law & Order: 性犯罪特捜班』、映画では『A Stand Up Guy』『ジーサンズ はじめての強盗』などで知られていた。

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