loading
  • Twitter
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

KERAによるリーディング&コント映像作品「PRE AFTER CORONA SHOW」古田新太らが参加

014912.jpg
画像を全て表示(2件)

劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、コロナ禍の中でCUBE produce「PRE AFTER CORONA SHOW」という新たな試みに取り組む。リーディングアクト『プラン変更 ~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』の無観客上演生配信とコント映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』の配信という2本立ての企画となっており、本多劇場での公開ゲネプロ(配信なし)の実施も予定している。

リーディングアクト『プラン変更 ~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』は、7月12日(日)に無観客生配信の形で上演。上演形式は、舞台上のソーシャルディスタンスにも配慮し、「多彩な動きがありつつも俳優同士が常に距離を保ちながら進行するリーディング」というこの時代ならではの演出的工夫を取り入れたスタイルで行われる予定だ。

また、前日の7月11日(土)には、緊急事態宣言解除後、本多劇場では初となる一般観客を入れた形での公開ゲネプロ(※配信なし)も行う。このゲネプロでは、上演前にコント映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』も配信開始に先駆け先行上映。公開ゲネプロに参加する観客は、コント映像作品とリーディングアクトの両方を、いち早く目撃することができる。

014912_2.jpg

本企画には、2007年から2016年の間に、KERAと俳優・古田新太がタッグを組んで3本上演してきたナンセンス・コメディのレギュラーメンバーたちが集う。『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』には古田のほか、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇らが参加。また、リーディングアクトには奥菜恵も加わる。

配信は、チケットぴあのライブ動画配信サービス「PIA LIVE STREAM」にて実施。詳細は、以下のとおり。

◆CUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』概要

リーディングアクト『プラン変更 ~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』
【作・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【出演】古田新太、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇、奥菜恵、ほか
【日時】7月12日(日)15:00開演(PIA LIVE STREAMにて配信)
【料金】3,500円
【チケット販売】7月2日(木)10:00~
視聴券購入先:チケットぴあ https://w.pia.jp/t/pacs/
※7月19日(日)までアーカイブ販売あり

◆配信映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』
【脚本・構成・総合演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【共同脚本】ブルー&スカイ、ほか
【出演】古田新太、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコ、山西惇、ほか
【配信日時】7月12日(日)17:00~(PIA LIVE STREAMにて配信)
【料金】2,500円
【チケット販売】7月2日(木)10:00~
視聴券購入先:チケットぴあ https://w.pia.jp/t/pacs/
※7月19日(日)までアーカイブ販売有

<公開ゲネプロ詳細>
【日時】7月11日(土)15:30開場
16:00~17:40『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』上映
17:40~18:00休憩
18:00~リーディングアクト『プラン変更 ~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』上演
【劇場】本多劇場
【料金】12,000円(上映・上演込、特製Tシャツ・缶バッヂ付)

<チケット販売スケジュール>
【cubit club会員先行】7月1日(水)12:00~
【チケットぴあ先行】7月7日(火)~
【一般発売】チケットぴあのみ
購入先URL:https://w.pia.jp/t/pacs/

【詳細】キューブオフィシャルサイト https://www.cubeinc.co.jp

ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント

1.少々長いコメントになりますので興味ある方にだけお読み頂ければ。
新型コロナウィルスがあれして中止になった『欲望のみ』。古田新太を座長としたチームに新たなメンバーを加え、2007年~2016年に同チームで上演した「ナンセンス三部作」とは異なるタイプのコメディを創ろうとした公演でした。
4月下旬に中止が申し渡され、自粛で悶々としていた私は、このチームで「公演の代わりの何か」ができないものかと画策しましたが、コロナ禍の制約の中、頭に浮かぶ案はどれもこれも、時間と労力を費やしてまで実行しようと思えるものではありませんでしたし、それ以前に、自分の仕事ではないように感じました。周囲の演劇人達が早々に発信を連打した様々な試み、すなわちリモートを使った演劇。しかしそれを私が試みたところで、面白いと思えるモノが創れるとは思えなかったのです。それらは演劇のようでいて、決して演劇ではない。「演劇のようなもの」です。「演劇のようなもの」は「演劇のよう」でありながら、私が感じている「演劇の魅力」を何ひとつ擁しない。

この度「PRE AFTER CORONA SHOW」の旗印の下にお届けする2つの作品も「演劇のようなもの」でしかなく、「演劇」と較べられちゃあたまらないのですが、「演劇」ができない時期、「何もしない」という選択肢もある中で、これならやってもよいのではないだろうかと思えた企画であります。やってみました。我々が2020年の春~夏にどんな風に足掻いていたかの記録でもあります。

2.映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』は、ザックリ言うと「コント集」です。どう反応して良いのか戸惑わせるようなスケッチも混じってますが、これもコントなのです。私が書いたコントと盟友ブルー&スカイが書いたコント、それから太田毅くんと飯田ゆかりさんの書いたコント一本ずつ(別役実氏編纂のコント本に収録)を私が脚色したもの、そして、大倉孝二とブルー&スカイのユニット、ジョンソン&ジャクソンが、やはり中止になってしまった彼らの公演に於いて上演するはずだったコント(大倉が脚本提供クレジットに名を連ねているのはこの為です)。注目の若手ナンセンス劇団「地蔵中毒」主宰の大谷皿屋敷くんにも参加してもらうはずだったのですが、ある大人の事情で叶わず、彼の既製台本から二言だけ台詞を使わせてもらってます、記念に。

コント達は、劇場で収録したり、ロケで映画やドラマのように撮影したり。全6日間の強行撮影でしたが、まさに制約だらけの中、ゲスト出演者含め20名近いキャストとスタッフの皆様の尽力のお陰でヘンテコなモノが出来あがりました。アニメは上田大樹くん、音楽は鈴木光介くんと、いつものメンバーが集結してくれました。上映時間は約100分であります。

3.『プラン変更~名探偵アラータ探偵最後から7、8番目の冒険~』は所謂リーディング公演。6月29日現在、台本を書き始めたばかりでどんな作品になるか、まだわかりませんが、リーディングという形態を逆手にとってくだらなくできまいかなぁ、と。サブタイトル通り、変質者であり多重人格者でもある探偵アラータが、助手のアルジャーノンと共に、事件かどうかすらも曖昧な事件を解決するナンセンス・コメディ。つまりお馴染みのやつです。ナンセンス三部作の第四弾。新しいコメディに挑もうとした『欲望のみ』に代わる公演が、結局いつものやつになっちゃうというのも皮肉ですが、おかげでまたあのキャラクター達に会えるのは、書き手にとっても大きな悦びであります。

台本書き始めて数回の稽古を経て初日まで、二週間しかないので、40分~60分ぐらいの小さな作品になると予想します。『The Movie』の方もそうですが、はるか昔に書いた自作にネタを探ったり、中学時代に私をナンセンスの世界に誘い導いてくれて、健康〜ナイロン初期に散々マネしたモンティパイソンの模倣も久々にしていることも白状しておきましょう。今我々がやるとこんな風になります。

ともかく、安全第一、くだらなさ第二に、楽しんで作ろうと思います。
赤字必至の試みなので、お気に召したら口コミ、SNS等でワーワー騒いでくれろ。
以上、よろしくお願い。

2020年6月末 ケラリーノ・サンドロヴィッチ

この記事の画像一覧

  • 014912.jpg
  • 014912_2.jpg
  • Twitter
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

オススメの記事

人気の記事