「劇場の灯を消すな!」第1回は松尾スズキ総合演出の劇場愛に溢れるエンターテインメント番組


Bunkamuraシアターコクーンを始めとした劇場とコラボレーションし、オリジナル演目を収録し放送するWOWOW演劇プロジェクト「劇場の灯を消すな!」。このほど7月5日(⽇)に放送される第1回目の詳細が明かされた。

第1回は、Bunkamuraシアターコクーンとの共同企画で、シアターコクーン芸術監督の松尾スズキ総合演出のもと、シアターコクーンを舞台にオリジナル番組を制作。歌、ダンス、剣劇、芝居、劇場案内、対談、朗読などで構成される、劇場愛に溢れるエンターテインメントとなる予定。

番組MCは⼤の演劇ファンとして知られる中井美穂と皆川猿時に決定した。第2回、第3回も現在企画中であり、劇場を移動し、その劇場にちなんだオリジナル企画を演劇⼈とともに制作・収録し、番組化されていく。

現時点では第1回から3回をまたぐ演目として、井上ひさし『十二人の手紙』の朗読が決定しており、また舞台となる劇場の紹介を⾏う劇場案内も毎回行われる予定。

◆田中晃(株式会社 WOWOW 代表取締役社長)
今回Bunkamuraシアターコクーンを始め、古くから⽇本の演劇⽂化の場を醸成してきた劇場と連携できることを大変嬉しく思っております。コロナ禍においてあまたのライブイベントが国内外で中⽌・延期となっている中、劇場に光を取り戻したい、何かを表現したいと、この企画は⽣まれました。

⾃粛解除から劇場での公演再開までの間、演劇ファンのためにテレビ、タブレット、携帯、を介してステージ・エンターテインメントをお届けしたい、との思いです。この閉塞した状況だからこそ社会に発信したいというアーティストたちの情熱やクリエイター魂に触れるにつけ、エンターテインメントの灯を消してはならないと強く思います。

劇場は⾮⽇常空間です。⾮⽇常が常態化するニューノーマルな時代に、観客のいない劇場で演劇は何を発信し、映像は何を伝えるのか?「演劇⼈×テレビ屋」の野⼼的な試みを楽しんでいただければ嬉しく思います。

◆加藤真規(株式会社 東急⽂化村 常務執⾏役員)
「劇場の灯を消すな!」、というタイトル通り、3ケ月以上に渡って消えていた劇場の灯がゆっくりと点り始めます。コロナ禍で、今後の演劇表現のあり様まで考えさせられる状況の中、公演収録などでご協⼒いただいているWOWOWとのコラボレーション企画として⽴ち上がるこのプロジェクトがシアターコクーンからスタートとなることをとても嬉しく、また心強く思っております。

まだまだ、元の姿に戻るまでには時間がかかることと思いますが、このような時だからこそ出来る劇場発のコンテンツとしてシアターコクーン芸術監督の松尾スズキ⽒が演劇に対する愛情と情熱を、笑いを持ってお届けいたします。

そして大人計画をはじめご参加いただく出演者、スタッフの皆様への感謝の気持ちと共に、近い将来満席の劇場でお客様とお会いできることを⼼待ちにしております。

◆第1回概要
【収録】6月中旬 Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)
【放送】7月5日(日)WOWOWライブ
【配信】WOWOWメンバーズオンデマンド
【内容】演目タイトル「松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭」
歌、ダンス、剣劇、芝居、劇場案内、対談、朗読などで構成。朗読は井上ひさし「⼗⼆⼈の手紙」より
【番組MC】中井美穂・皆川猿時

【WOWOW公式サイト】https://www.wowow.co.jp/gekijyo/
【Bunkamura公式サイト】https://www.bunkamura.co.jp/

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