坂本昌行が12年ぶりにピーター・アレンに!「令和の『THE BOY FROM OZ』をお届けします」


2020年5月に東京、大阪で坂本昌行主演『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』の上演が決定した。本作は2005年に坂本主演で上演され、その後2度にわたって再演された大ヒットミュージカルで、再々演から12年の時を経て坂本が演じるピーター・アレンが舞台に帰ってくる。坂本の他、演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリー、鳳蘭、紫吹淳、今陽子が再集結することに。さらに、ピーターの恋人グレッグ・コンネル役に寺西拓人(ジャニーズJr.)、敏腕マネージャーのディー・アンソニー役に宮川浩という新メンバーを加えてピーター・アレンの波乱万丈の人生を紡いでいく。

本作の主人公は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレン。「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの数多くの不滅の名曲を生み出し、“My songs are my biography”と語っていたピーター・アレンのその生涯を、名曲とともに描き出す。

2005年の初演より主人公ピーター・アレンを熱演し続けてきた坂本は「お客様に再び、この作品とピーター・アレンという人間に触れてもらえることが非常にうれしいです」と喜び、「前回の公演が12年前なので覚えていないことも多いのですが、音楽を聞くと当時の記憶が蘇ってきて、楽しさと緊張が高まってきます。初演の時はまだ30代前半でしたが、月日を経て、ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています」としみじみ。40代後半になり、大人の魅力がさらに増している坂本が演じるピーターはどんな進化を遂げているのか、今から期待が高まる。

また、ジュディ・ガーランド役を鳳蘭、ライザ・ミネリ役を紫吹、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今が再び演じ、新たにピーターの恋人グレッグ・コンネル役として寺西、敏腕マネージャーのディー・アンソニー役の宮川浩が参戦。

坂本の後輩である寺西は「坂本さんとミュージカルで共演できることは目標の一つでもあったので、共演できることがすごくうれしいです」と目標が叶ったことを喜び、「作品を深く理解していくのはこれからですが、再演される作品に新しく出演するからには、意味がないといけない、と考えているので、稽古を通して、自分なりの表現を見つけて、お客様に楽しんでいただけたらと思います!」と力強く意気込んだ。

【あらすじ】
抜群の音楽センスを持つピーター・アレン(坂本昌行)は、その才能を見守る母マリオン・ウールノー(今陽子)の心配をよそに、スターを夢見てオーストラリアの小さな田舎町を飛び出した。

友人とコンビを結成し人気が出ると、ある日出演した香港でのステージが、大女優で歌手のジュディ・ガーランド(鳳蘭)の目にとまり、ショーの前座に抜擢される。アメリカへと渡ったピーターは、ジュディの娘ライザ・ミネリ(紫吹淳)と電撃的な結婚を果たすが、幸せは長くは続かなかった。ハリウッドで成功し大女優へと飛躍するライザと、仕事が行き詰りつつあったピーター。同性愛者であることも明らかになり、2人はぎくしゃくし始め、ついには離婚してしまう。

離婚後、ソロで歌い始めたピーターに、新しい恋人グレッグ・コンネル(寺西拓人)と敏腕マネージャー、ディー・アンソニー(宮川浩)がブレーンとして加わり、再び運が向いてくる。

次々と夢を実現していき、人生の絶頂に立ったかに見えたピーターだったが、すべての幸福を覆す、ある事実が発覚する・・・。

以下、坂本ら出演者のコメント全文を紹介。

◆坂本昌行
お客様に再び、この作品とピーター・アレンという人間に触れてもらえることが非常にうれしいです。前回の公演が12年前なので覚えていないことも多いのですが、音楽を聞くと当時の記憶が蘇ってきて、楽しさと緊張が高まってきます。初演の時はまだ30代前半でしたが、月日を経て、ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています。共演者やスタッフの皆さまの力も借りて、令和の『THE BOY FROM OZ』をお届けします。

◆紫吹淳
再びこの役に出会えるとは思ってもみませんでした。12年経っているので若干の心配もありますが、この素晴らしい作品で、またライザに会えるということに幸せを感じております。前回も共演者の方と、こんなに物語も曲もすべてが良い作品にはなかなか出会えないとよく話していたので、観たことがないお客様にも楽しんでいただき、また後に語り継がれていく作品になるといいなと思います。

◆寺西拓人
第一に、先輩である坂本さんとミュージカルで共演できることは目標の一つでもあったので、共演できることがすごくうれしいです。作品を深く理解していくのはこれからですが、再演される作品に新しく出演するからには、意味がないといけない、と考えているので、稽古を通して、自分なりの表現を見つけて、お客様に楽しんでいただけたらと思います。

◆宮川浩
初参加なので、皆さんが作られた世界を守りつつ、新しさも出せたらと思っています。二役を演じるので、どれくらい違う自分が出せるか楽しみですし声や動きでそれを表現したいと考えているので、お客様にも楽しんでいただきたいです。坂本さんは、出演作品を観ていつか共演したいと思っていた方で、鳳さんとも32年ぶりの共演になるので、とても楽しみにしています。

◆今陽子
マリオン・ウールノーという役はとても大好きな役で、劇中で歌う曲をライブで歌うほど思い入れのある作品なので、再演できることが本当に嬉しいです。坂本さんとご一緒するのも久しぶりなのですが、気持ちは変わらず、初演の時のように良い親子を演じられたらいいなと思っています。慣れ親しんだメンバーと、新しく参加されるお二人やアンサンブルの皆さんと、また新しい『THE BOY FROM OZ』を作りたいです。

◆鳳蘭
また再演できるとは夢にも思っていなかったので、お話をいただいた時、まず喜びでいっぱいでした。『THE BOY FROM OZ』は、数あるミュージカル作品の中でも特別な作品の一つです。ジュディ・ガーランドという役は、自由奔放に演じられるので、前よりもパワーアップした姿を皆様にお見せできたらと考えております。

『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』は下記の日程で上演される。

【東京公演】2020年5月2日(土)~5月17日(日)  東急シアターオーブ
【大阪公演】2020年5月22日(金)~5月26日(火)  オリックス劇場

【演出】フィリップ・マッキンリー
【振付】ジョーイ・マクニーリー

【出演】
坂本昌行
紫吹淳、寺西拓人、宮川浩、今陽子、鳳蘭ほか

【公式サイト】https://www.theboyfromoz2020.jp/

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