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PARCO劇場お披露目会見に渡辺謙、大泉洋、古田新太ら豪華キャスト&スタッフ登壇

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建て替えのために2016年夏から休館していたPARCO劇場が2020年1月24日(金)についに開場する。1月15日(水)には、「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見」が行われ、渡辺謙、宮沢氷魚、森新太郎、三谷幸喜、大泉洋、山本耕史、竜星涼、長田育恵、宮藤官九郎、河原雅彦、生瀬勝久、池田成志、古田新太、前川知大、杉原邦生、市川猿之助、天海祐希、G2が登壇した。

オープニング・シリーズでは、PARCO劇場ゆかりの戯曲を新たな演出・キャストで上演する企画や、これまで共に作品を生み出してきたクリエイター・キャストとの意欲的な新作などをラインナップ。ここでは、全ラインナップと登壇者たちのコメントを紹介する。

3月13日(金)~4月20日(月)『ピサロ』
帝国2400万人を従えるインカの王を、成り上がりのスペイン将軍ピサロと167人の兵が生け捕りにしてしまうという、インカ帝国制服を主軸にした伝説の舞台。35年前に、本戯曲でインカ王アタワルパを演じ、高い評価を得た渡辺が、主演となるピサロ役に挑む。

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渡辺は「僕にとって大きなエポックになる作品に、今回はピサロ役で挑戦をさせていただきます。35年前の作品に負けないようなものを作り、レジェンドとなる幕開けをしたいと思っています」と挨拶。また、渡辺のあとを継ぎ、アタワルパを演じる宮沢は「プレッシャーはありますが、それを楽しみつつ、皆さんと作品に体当たりで向き合いたいと思います」と真摯に述べた。

5月13日(水)~6月7日(日)『佐渡島他吉の生涯』
佐々木蔵之介と森新太郎の最強タッグが贈る、大阪の人力俥夫・他ぁやんこと、佐渡島他吉一家が、時代の波に翻弄されつつも逞しく生き抜く物語。

演出の森は「全編が大阪弁になっています。関西弁ネイティブのキャスティングにもこだわりました。大いに笑ってください!」と話し、石田は「関西の昔ならではの、すごい貧乏の町で育ったキャラクターたち、ということですが、僕も貧乏な町で育ったので、そこも出せたらと思います。新生パルコの顔に泥を塗らないようにがんばりたいと思います」と意気込んだ。

―三谷幸喜 三作三ヶ月公演 2020年6~8月―
東京オリンピック開幕直前の6月8月下旬までは、三谷が担当。「東京オリンピックと丸かぶりですが、ぜひスポーツに興味のない方はお越しください」と三谷らしい言葉でアピールした。

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6月20日(土)~8月8日(土)『大地』
三谷が新生PARCO劇場に書きおろす第一作目となる本作は、個人主義でありながら集団の中でしか生きられない、不可思議な生き物「俳優」を正面から描く三谷流俳優論。大泉、山本、竜星、さらにこの日の会見で司会も務めた藤井らが出演する。

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主演を務める大泉はPARCO劇場に立つのは初。「20歳の頃に憧れていた劇場についに出るのかというのは本当に感慨深い」と話し「抱負と言われてもどんな話かも知らないんです。脚本家(三谷)は『頭の中にある』をおっしゃっていましたが、僕は頭の中にすらないと思います」とぼやいて笑わせた。

一方、山本は「(PARCO劇場には)3作品目の出演になりますが、僕は客席からエネルギーをもらう側として見に来ることも多かったので、今回はエネルギーを届ける側としていい形で(作品を)届けたい」、竜星は「初三谷作品ということで、ワクワクしています。オリンピックに負けない熱い気持ちで挑みたい」とコメントを寄せた。

7月16日(木)~8月7日(金)PARCO MUSIC STAGE『三谷幸喜のショーガール』
旧PARCO劇場で14年間ロングランした『ショーガール』を三谷流に描いた「ちょっと小洒落た大人のコイバナ」ショー。川平慈英とシルビア・グラブが出演する。

8月13日(木)~20日(木)三谷文楽『其礼成心中』
三谷による新古典。心中流行の曾根崎・天神の森を舞台に、笑いと涙に溢れた人情喜劇作品。

9月『ゲルニカ』
演出家・栗山民也と演劇界注目の劇作家・長田が初タッグを組んで作り上げる、ピカソの絵画「ゲルニカ」に想を得た壮大な人間ドラマ。

脚本を担当する長田は「栗山さんから大変なお題をいただいてしまいました。2020年の今、私が書かせていただくならば、暴力の連鎖、その先を考えたいと思っています。暴力を起こすのは人間ですが、それに打ち勝つのも人間だけです。そんな思いを込めながら執筆に挑ませていただきます」と、構想を明かした。

10月『獣道一直線!!!』
『鈍獣』『印獣』『万獣こわい』に続く、大人気シリーズの最新作。“ねずみの三銃士”の生瀬、池田、古田が再びPARCOで暴れる。

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脚本の宮藤は「秋までの長い期間続きますので、よろしくお願いします」、演出の河原は「 PARCO劇場に関わらせてもらったのはこの企画がきっかけだったので、またこうして戻ってこられて感慨深く思っています」とコメント。

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生瀬は「『獣道一直線』とインターネットで検索するとAVのタイトルが出てきますが、それを舞台化したものだとイメージしてもらえば」と冗談めかして笑いを誘い、池田は「私たちがPARCOの猥褻でふざけたところを少しでも広めていければ」、古田は「どれだけ下品なことができるかと企んでおりますので、下ネタが好きな人はきてください」とニヤリ。

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11月 前川知大 作・演出作品
気鋭の演出家・前川が、10年ぶりにPARCO劇場で上演。前川は「2015年に『カタルシス』という作品を書いたのですが、それにもう一度取り組みたいと思っていて、今、それをベースに新しい俳優たちと新しく作り直してみようと思っています」と説明した。

12月『チョコレートドーナツ』
日本でもロングランヒットした映画『チョコレートドーナツ』を宮本亜門の演出で世界初舞台化。居場所、家族、希望、未来を求めて苦闘する人間の姿を描く。

2021年1月『志の輔らくご in PARCO 2021』
正月恒例の立川志の輔による落語公演。

2021年1月『ラヴ・レターズ』
2021年いは500回公演を超える朗読劇。藤田俊太郎の演出で、アンディーとメリッサの愛を綴る。

2021年2~3月『藪原検校(やぶはらけんぎょう)』
「西武劇場オープニング記念・井上ひさしシリーズ」として1973年に初演された本作を、杉原演出、猿之助主演で上演。

演出の杉原は「数ある井上さんの作品の中でも演出したいと思っていた作品の一つで、エネルギーに溢れた作品です。猿之助さんとは、これまでにも何度もご一緒しているので息はぴったりです。素晴らしい作品を作りたいと思っています」と力強く語ったのに対し、猿之助は「2月は一番客が入らない月で、杉原という有名でもない演出家ということで、貧乏くじを引いたような思いですが、客席の半分くらいは、招待客なしで埋めたいと思います」と嘆き節で会場を笑わせた。

2021年3月~4月『レディ・マクベス』(仮題)
女流作家ジュード・クリスチャンが描くマクベス夫人にフォーカスを当てた舞台。なぜ彼女は「レディ・マクベス」となる人生を選んだのか、彼女は何者なのかを、天海主演で描く。

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天海は「宝塚をやめて初めての舞台がパルコ劇場でした。今になってまた立たせていただけるということはとてもとても幸せで、私の大きなターニングポイントになるんだろうなと期待しています」と劇場に思いを馳せ、「シェイクスピアの『マクベス』に出てくるマクベス夫人をなぞるだけでなく、人となり、彼女がなぜそのように歩んだかにフォーカスする新作です。とても楽しみに、ドキドキしながら待っております」と笑顔を見せた。

2021年4月~5月『月とシネマ』
オープニング・シリーズ最後の作品となる本作は、中井貴一とG2が再びタッグを組んで贈る舞台。

演出のG2は「半年くらい前から中井さんとミーティングをしていて、この間、タイトルがようやく決まりました。ベテランの映画プロデューサーが地方都市のとある映画館の再生に関わるというお話になりそうです。わかりやすく笑えて、深いところに染み渡るような作品にしたいと中井さんも私も思っています」と本作について紹介した。

また、主演を務める中井からは「自分がもし自分に乗るようなことがあったらPARCO劇場というのが夢でした。そして、何度も出させていただき、夢のような時間を過ごしました。ここからの歴史の中でPARCO劇場とご一緒できる時間が多ければいいなと思っています」というビデオメッセージが届いた。

【劇場公式サイト】https://stage.parco.jp/

(取材・文・撮影/嶋田真己)

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