松島庄汰&渡部秀W主演で『罪男と罰男』丸尾丸一郎が描く“現代のお伽噺”


松島庄汰&渡部秀W主演で『罪男と罰男』が舞台化する。本作は、2017年にNHKラジオドラマ「劇ラヂ!」で劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が発表した同名ラジオドラマを、丸尾自身の脚本・演出で舞台化するもの。「罪を犯す男」と「罰を引き受ける男」を主軸としたストーリーが展開し、罪を犯す男・日出男役を松島、罰を引き受ける男・武男役を渡部が演じる。なお、渡部はラジオドラマでも同役を担った。

このほか、岡本玲、鷺沼恵美子、近藤茶、有田あん、長瀬絹也、阿江春果、齊木七海、田中廉、谷芙柚、福永瞭、そして丸尾が出演。

以下、松島、渡部、丸尾のコメントを紹介。

◆松島庄汰
渡部秀とは知り合って10年くらい経ちますが、芝居を本格的にやるのは初めてです。
正反対の男を演じる楽しみ、人間の汚い欲望と優しさが入り混じったこの奇妙でどこか寂しい世界を丸尾さんの演出で出来るという楽しみで、もうすでに胸が高鳴っております。
皆様劇場でお待ちしてます!

◆渡部秀
朗読劇に続き、もう一度武男を演劇としてアプローチ出来る喜びを噛み締めております。
罪と罰、人間誰もが大なり小なり犯してしまった罪、逃れられない罰があったと思います。
丸尾さんが過去ご経験なさって台本化した奇妙な出来事も“罪と罰という不条理な調整”と捉えてみると、とても演劇的でかつユーモラスな印象を受けました。
この不思議な空間を丸尾さんと庄汰くんと作り上げていくのが楽しみでなりません。
全力で武男を演じていく所存です。

◆丸尾丸一郎(脚本・演出)
数年前、両親と台湾へ旅行に行きました。
久し振りに両親と過ごす24時間、僕は父親の我儘に苛立ち、口をきかなくなってしまいました。
帰り道、台湾の空港で父親は小さな段差に躓いて流血する怪我をしました。
僕が罪を犯したから父親が罰を受けた。
そのような不思議な感覚に襲われたことを覚えています。
「罪男と罰男」は、僕の経験から生まれたおとぎ話のようなファンタジーです。
世界を良くするヒントが隠されていることを信じて作ります。

OFFICE SHIKA PRODUCE『罪男と罰男』は、以下の日程で上演される。

【東京公演】2020年3月11日(水)~3月15日(日) 座・高円寺1
【大阪公演】2020年3月19日(木)~3月22日(日) ABCホール

【公式サイト】http://shika564.com/tsumibatsu/

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