手塚治虫の傑作歴史漫画を舞台化『新 陽だまりの樹』主人公役に上川隆也


手塚治虫の長編歴史漫画の代表作を、新たな脚本と演出で蘇らせた舞台『新 陽だまりの樹』が2020年4月に上演される。

脚本は劇団☆新感線の座付き作家であり、舞台のほかにコミックの原作やアニメの脚本なども手掛けている中島かずき。演出は、8年にわたって新国立劇場演劇部門の芸術監督を務めた青年座の宮田慶子。幕末を舞台に、名もなき人々が時代の波に飲まれながらもそれぞれの信念を貫く姿を描き出す。

主人公の真面目で正義感が強く、無骨だがめっぽう腕の立つ武士・伊武谷万二郎を演じるのは、上川隆也。2012 年に上演された同作品の舞台版では、遊び好きの放蕩者だが腕はよく、人間らしく生きることを理想としているもう一人の主人公、蘭方医・手塚良庵を演じている。

手塚良庵を演じるのは中村梅雀。さらに、蘭方医の誤診がもとで愛妻を亡くし、蘭方医と外国人を憎悪する浪⼈・丑久保陶兵衛役で葛山信吾、万二郎を⼀途に思い続けながら過酷な運命に翻弄されていくお品役で緒月遠麻、住職の娘として生まれ、慈悲深く優しい心を持つおせき役で山田菜々。そして、万二郎の人生の節目節目で大きな影響を与えていく勝麟太郎(のちの勝海舟)役で風間杜夫の出演が決定している。

「新 陽だまりの樹」は以下の日程で上演される。チケットは2020年月1月11日(土)より発売予定。

【東京公演】2020年4月3日(金)~4月19日(日) 東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【福岡公演】4月28日(火) 福岡・福岡市民会館
【熊本公演】4月30日(木) 熊本・熊本城ホール
【大阪公演】5月8日(金)~5月10日(日) 大阪・新歌舞伎座
【愛知公演】5月16日(土)~5月17日(日) 名古屋・愛知県芸術劇場

【出演】上川隆也、中村梅雀、葛山信吾、緒月遠麻、山田菜々/風間杜夫
佐野大樹(*pnish*)、森山栄治(*pnish*)、鷲尾昇(*pnish*)、土屋佑壱(*pnish*)、朝倉伸二 、斉藤レイ
鈴木健介、幸村吉也、伊藤あいみ、山下真実子ほか

【公式サイト】https://hidamarinoki.jp/index.php

(C)手塚プロダクション
(C)手塚プロダクション/陽だまりの樹製作委員会

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