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制服少女と吸血鬼との壮絶な戦いを描くアリスインプロジェクト『真約 魔銃ドナー』開幕

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2019年8月7日(水)に東京・シアターKASSAIにて舞台『真約 魔銃ドナー』が開幕した。本作は、若手女優や女性アイドルのみで構成された演劇ユニットであるガールズ演劇カンパニー・アリスインプロジェクトの2019年8月公演。その初日にダブルキャスト“月組”のゲネプロと囲み会見が行われ、出演者たちと脚本・演出の細川博司が登壇した。

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本作は、制服少女とバイツ(吸血鬼)一族の壮絶な戦いを描き、ガン&ソードの迫力あるアクション、制服×ゴシックの世界観などで話題を呼んだアリスインプロジェクトの人気作『魔銃ドナー』のリブート版。大阪で上演された細川演出バージョンに新たなエピソードを加えた上演となる。

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脚本・演出はアリスインプロジェクトで『魔銃ドナー』シリーズを手がけてきた細川。ゲネプロを終えた細川は「本作は演じるのが難しい作品だと思いますが、出演のみなさんが必死に食らいついてくれています。初日を迎え、僕の作品ではなく、役者みんなの作品になるということで、僕も一人の観客として楽しみたいです」と期待を寄せると「もっと良くなると思いますので、彼女たちの戦いに熱い声援を送ってください」と呼びかけた。

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千年王国を夢見るバイツのリーダー・御船彼岸子役にこれが初舞台初主演となる元東京Flavorの白石まゆみ。初日を迎えた心境を「ケガなく初日を迎えられたことがとても誇らしいです」と明かし「すごく緊張したんですけど、みなさんに助けてもらいました。そんなみんなを舞台袖から見ていたら、キラキラ輝いていて、うれしくなりました」と笑顔を見せた。

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そして彼岸子と敵対し、ライバル関係となる浅倉神酒役には元Needsの里於奈。「すごく緊張していたんですけど、座組のみなさんが本当に優しく支え合っていて、ゲネプロを終えられて楽しかったです」と振り返り「これで満足せずに、最後まで全力で突っ走っていきたいです」と意気込んだ。

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神酒とともにバイツと戦う吾妻レイカ役を変則出演で演じる元Luce Twinkle Wink☆の錦織めぐみは「ゲネプロではありますが、お客さんが入っていて役者自体も熱が上がり、みなさんのパワーのおかげで、ケガもなく進めました。初日から最後までもっと成長していきます」と意気込みを語った。

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穏健派のバイツであるハイネ・アドラーを演じるのは人気グラビアアイドルのこみつじょう。初の舞台出演に対して「私と他の初舞台の子たちで、すごく高め合ってここまでできたことを自分も含めて褒めてあげたいし、他の初舞台の子たちの演技を見て、もっと自分も成長しなきゃいけないなと思いました」と気を引き締めた。

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彼岸子が仲間にしようと接触する女優・坂上桜子を演じる元SIRの神村風子は「舞台経験があまりない子もいる中で、経験のある子たちが引っ張ってくれました。その中でも座長の白石まゆみちゃんや舞台初出演の子たちの成長ぶりがすごいです。この座組の熱い気持ちによって、みんなで作品を作ってこられました」とアピール。

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初舞台となる神酒の妹・玉串役の水湊あおひは、緊張した様子ながらも「千秋楽まで笑顔で一生懸命がんばりたいです。緊張しているんですけど、自分に自信を持って、しっかり最後まで玉串を演じられるようにがんばります」と意気込みを披露した。

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19万2千名以上のフォロワーを持つtik tokerであり、シスター・ベルデナッドを演じる羽柴なつみも同じく初舞台。チームを組むヴァチカンのメンバーを演じる長谷川麻由と夢月に対して「(二人の演技が)うますぎて、最初はこの二人において行かれるんだと思ったので、悔しくてめっちゃ練習して、なんとかできるようになりました」と稽古を振り返った。

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その他にも元HKT48 草場愛らシングルキャストと、ダブルキャストの“月組”&”星組”を合わせた、個性的かつ多彩な女性キャストのみのフレッシュな総勢31名が名を連ねる。

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物語は、千年王国を夢見て、優秀な人間を仲間にする旅を続けるバイツ・彼岸子が、エリー(國井紫苑)とセイラ(天音)、謎の存在ニュークス(草場愛)とともに、映画で見て気に入った女優・桜子を仲間にするため旅立つところから始まる。

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一方、バイツにとって猛毒となる特殊な血液を持つ神酒は妹・玉串の病気を治すために、バイツ狩りを行う厚生省異端審問課のスカウトを受ける。神酒はレイカ率いるドナー隊に所属し、血液を注入し撃ち出すことができる魔銃を手にバイツとの戦いへと身を投じることに・・・。

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ある日、ヴァチカン・コンフィデンシャルから彼岸子たちの情報を受け取った神酒たちは、桜子を探し出そうとして来日した彼岸子たちと遭遇。さらに、彼岸子の理想を許さない穏健派バイツの貴族種ハイネも従者のバトラエル(鈴木千菜実)とラムエル(沖田桃果)を引き連れて日本へとやってくる。

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そして、バイツを根絶やしにするためなら人間すら犠牲にするヴァチカン・コンフィデンシャルから派遣されたシスター・ベルデナッド、戦士コートニー(長谷川麻由)、ミュート(夢月)も合流。桜子を巡る戦いは混戦の様相を呈する。各勢力の思惑が交錯するなか、それぞれの思いをかけて戦う少女たちの運命を巡る物語が繰り広げられる。

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制服少女がヴァンパイア・ハンターとして現代を舞台に、現代的な吸血鬼やゴシックな吸血鬼と戦うという中二病感が全開の世界観と設定が最高に胸躍る本作。

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タイトルにある“魔銃”を持つ少女たちや、ヴァチカンの戦士コートニーの持つ剣だけでなく、バイツたちの特殊な能力を交えたアクションに挑む女優たち。彼女たちによって生み出されるバリエーション豊かな殺陣は、スピーディーで迫力があり、観る者を飽きさせない。

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またアクションだけでなく、各勢力の少女たちの思いとその先に訪れる運命を巡るドラマティックなストーリーを紡ぐフレッシュな女優たちの熱演にも注目だ。

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インパクト抜群のビジュアルでアリスインプロジェクトの中でももはや伝説となっている『魔銃ドナー』が、この夏、若き31名により新たな伝説としてリブートする。

アリスインプロジェクト『真約 魔銃ドナー』は8月7日(水)から8月18日(日)まで東京・シアターKASSAIにて上演される。

【公式サイト】http://aliceinproject.com/?_fsi=pXQfU6r2

(取材・文・撮影/櫻井宏充)

(文/エンタステージ編集部)

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