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稲葉友×大鶴佐助×中山祐一朗、男3人の熱気と狂気――屠殺場を描く『エダニク』

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鄭義信演出の舞台『エダニク』が、2019年6月22日(土)より東京・浅草九劇にて上演されている。2009年に横山拓也が書き下ろし、第15回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した名戯曲で、主演の稲葉友と、大鶴佐助、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)が3人芝居に挑んでいる。

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【あらすじ】
とある食肉加工センター。
ある日、屠室で厳重に管理されているはずの、牛の延髄が紛失。
ここ別屠室の、屠殺用ナイフ研磨室も人の出入りや情報の行き来が慌しくなってきた。
この事件をきっかけに、初対面である取引先新入社員と加工センターの職人二人は、屠畜という作業への言及や、企業間の駆け引き、立場の保守など、各々のアイデンティティに関わる問題をぶつけ合い議論を白熱させる。
立ちこめる熱気と臭気。
「生」がたちまち「死」に、「生体」が次々と「物体」と化していくこの労働の現場で、男たちの日常は我々に何を問いかけるのか――。

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公演中の鄭(演出)、稲葉、大鶴、中山から以下のコメントが届いた。

◆鄭義信(演出)
この作品の中には「人が生きるために、肉を食べなくてはならない」という大きなテーマが隠されているのですが、そのことが笑いの中から少しずつ染みていく形で、最後に観客にどう伝わっていくのか、とてもドキドキしています。脚本自体がとてもしっかり書き込まれている作品なので、その中で役者がどれだけ自由にのびのびと遊べるかというのが、今回の演出の大きなテーマでもあります。三人三様の丁々発止のやり取りを、観客の皆様にも楽しんでいただければ幸いです。

◆稲葉友
いろいろなところで上演されている『エダニク』という作品を、新たな形でお客様にお届けできることを嬉しく思います。男三人の丁々発止なやり取りと鄭義信さんならではの演出がギッシリと詰まった劇を楽しんでいただけたら嬉しいです。多面的なテーマを持った演劇ですので何がどこでどうお客様に響くのかこちらも楽しみにしております。

◆大鶴佐助
3人の登場人物が持つそれぞれの思いや願いが交差し合い濃密な空間が舞台上を支配すると思うので、そこにお客さんも巻き込み、汗だくになって帰ってもらいたいです。ジェットコースターのような展開の中、3人それぞれの真実を見逃さないで欲しいです。

◆中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)
のんべえの方はやきとん屋さんとかで「芝浦直送の新鮮な肉」という様なフレーズを聞いた事あると思いますが、そういう屠場という牛や豚を解体する場所での劇です。そこによくわからない兄ちゃんが入ってきて、帰ってほしいのに全然帰ってくれないという中でいろいろな事件が起こる仕掛けとなっていて、元々の会話劇のおもしろさにアングラの鄭さんの演出が加わりパワフルなコメディとなっていますので大変観やすくて誰にもオススメです。観に来たら絶対に損はさせませんので、先ずは観に来てもらって、帰りは浅草でホッピー飲んで楽しんでもらえたらと思います。

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また、演出を務める鄭義信の演劇ワークショップ「わくわくする稽古がしたい!」が、9月21日(土)から10月1日(火)に銀座九劇アカデミアにて開催されることが決定。こちらの詳細・申込みは銀座九劇アカデミア公式HPからチェックしよう。

【銀座九劇アカデミア】https://asakusa-kokono.com/academia/

『エダニク』は、7月15日(月・祝)まで東京・浅草九劇にて上演。上演時間は、1時間35分を予定。

(撮影/加藤孝)

エダニク

この建物の塀を超えた途端、どうしてウチの豚はモノになっちゃうんですか?

  • 公演:
  • キャスト:稲葉友、大鶴佐助、中山祐一朗
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