山本卓卓演出のKAATキッズ・プログラム『二分間の冒険』エキストラを公募


2019年8月に山本卓卓(範宙遊泳)の上演台本・演出で『二分間の冒険』が上演される。本作は、KAAT神奈川芸術劇場がおくるキッズ・プログラム。岡田淳による人気児童小説(偕成社刊)の舞台化作品として、校庭でふしぎな黒ネコと出会った少年の「長い長い」二分間の大冒険を描く。

また、演出に取り入れられるアニメーションのイラストは、人気イラストレーターのひらのりょうが担当。音楽は、世界的に活躍する打楽器奏者の加藤訓子の書き下ろし。

出演は、百瀬朔、佐野瑞稀、下川恭平、亀上空花、小林那優、埜本幸良、青山勝。そして、犬山イヌコが声で参加する。

【あらすじ】
物語は主人公の悟という男の子が学校の校庭で「ダレカ」という黒猫と出会うところから始まる。悟は、言葉をつかう黒猫と話しているうちに異世界にトリップしてしまう。ダレカは「これはかくれんぼで時間内におれを捕まえたら元の世界に戻してやる」と言い、ダレカはその時には黒ネコの姿ではなく「この世界でいちばんたしかなもの」になってる、という。一番確かなものとは?ダレカを探し始める悟。
しかし迷い込んだ世界は、恐ろしい竜が支配する世界。そこでは子供たちが竜の館のいけにえとして集められていた。しかもそれは、学校の友達だった!小学校のパラレルワールドのようなその世界なその世界で、元の世界に戻るための方法は、竜を倒し、「いちばんたしかなもの」の姿になったダレカをみつけ出すこと。
悟は、いつの間にか巻き込まれていく、息を飲むようなはらはらした冒険に身をおきながら、なぞを出す竜との戦いを乗り越え、そして「この世界でいちばんたしかなもの」に姿を変えた黒ネコを見つけ出して、無事に元の世界に戻れるのか・・・!?

本公演は参加型公演となっており、エキストラ(群衆役)の公募が行われる。山本は、演出プランを「原作を読み進めていく中で重要なテーマが奥底にあることに気づきました。『二分間の冒険』は“あなた”に出会い“みんな”と力を合わせることで“私”を発見する物語なのだと。だからこそ“みんな”という存在が不可欠なのだと考えました。今作は映像と俳優のインタラクティブを駆使して、ファンタジー世界を演劇的に表現します。演劇は想像力に依拠する芸術ですが、想像力の先にある”経験”を目指し子どもから大人まで、明日をよりよく生きるための種を蒔きたいと考えています。目の前の人間が勇気を持って困難に立ち向かっていく姿勢を、その瞬間を、想像力に頼らず、しっかり僕はみせたい。力強い演劇にします」と明かす。

募集詳細は、下記のとおり。

◆エキストラ募集要項
【対象】12歳~25歳くらいまでの男女・約30名・経験不問
【日程】7月20日、8月3日、8月4日、8月10日、8月11日、,8月15日~8月25日の稽古と本番を予定
※原則的には全日程参加できることが条件
【場所】KAAT神奈川芸術劇場内
【役柄】エキストラ(悟のクラスメイトや竜の館でであう友人たちなど)
※出演料、交通費などの報酬はなし
※未成年の方は選考後、保護者の同意書の提出必須

【応募方法】メール(タイトルは「二分間エキストラ応募」とすること)
【記入事項】応募者の氏名、年齢、住所(区市町村まで)、連絡先電話番号、性別、身長、エキストラをやってみたい理由
【添付】全身が写ったお気に入りの写真1点(2MB以内)
【送り先】oubo@kanagawa-af.org
【締切】6月30日中必着(先着順ではない)
【結果通知】選考の上、応募者全員に7月8日(月)までに連絡

<兄弟やグループでご応募の場合>
グループでの応募可能
1つのメールに各項目を記入すること
写真は人数分添付すること
選考を個人ごとに希望するか、グループ単位で希望するかを記入

KAATキッズ・プログラム 2019『二分間の冒険』は、8月17日(土)から8月25日(日)までKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて上演される。チケットは、5日25日(土)より一般発売開始。

5月18日(土)よりKame(かながわメンバーズ)では先行発売も実施される。
チケットかながわ:http://www.kaat.jp/

なお、8月18日(日)、8月20日(火)、8月22日(木)、8月23日(金)の終演後には、子どもたちに向けたスペシャル・バックステージツアーが開催される。“舞台の仕組みやセットの裏側をのぞける”ツアーとなっており、撮影可。所要時間は約30分を予定。参加希望者はバックステージツアーデーチケットの購入を(各回20名限定)。
※バックステージツアーには本券1枚につき、大人1名の同伴可能

チケットぴあ
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