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鈴木勝吾、平野良らが日比谷で生歌を披露!ミュージカル『憂国のモリアーティ』SPイベントレポート

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2019年5月10日(金)より東京・天王洲 銀河劇場にて上演されるミュージカル『憂国のモリアーティ』。その公演直前スペシャルイベントが、5月2日(木)に東京・日比谷ステップ広場で行われ、出演者より鈴木勝吾、平野良、久保田秀敏、山本一慶、井澤勇貴、赤澤遼太郎、鎌苅健太が登壇した。

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原作は、集英社「ジャンプSQ.」で2016年8月から連載中の人気漫画(構成:竹内良輔、漫画:三好輝)。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、ホームズ最大の宿敵であるモリアーティ教授の視点で再構築している本作は、19世紀末の「大英帝国」を舞台に、階級制度による悪を取り除き、理想の国を作ろうとするモリアーティと宿敵シャーロック・ホームズの戦いを中心とした物語となっている。

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イベントは、本作でレニー・ダブリン男爵を演じる山岸拓生の司会で始まり、会場に集まったファンの大きな歓声と拍手に迎えられた鈴木らによってまずトークが行われた。

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原作漫画の魅力について、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役の鈴木は「コナン・ドイルの原作ではシャーロック・ホームズが主人公なんですが、本作は悪者として描かれていたモリアーティ教授がなぜそれをやっていたのか、裏から描いた作品なので、その切り口自体がおもしろいです」と解説した。

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観客から「カッコイイ!」との黄色い声が上がるほどのシックな衣裳に身を包んだフレッド・ポーロック役の赤澤は「このメンバーに入っているのがすごく嬉しいんです。むちゃくちゃ緊張しています。いいっすね、日比谷。最高!」と緊張を隠すように叫ぶと、会場は笑いに包まれた。

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本作ではモリアーティとして、鈴木が演じるウィリアム、久保田が演じるアルバート、山本が演じるルイスという3兄弟で登場する。その役作りについて、アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の久保田は「実は、3兄弟は血のつながっていない兄弟なんです。アルバートが養子で、2人を迎え入れたという絆の作り方、実の兄弟じゃないけどその中での絆の作り方というのが苦労した点です」と説明。

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ルイス・ジェームズ・モリアーティ役の山本は、稽古で間違えても堂々としていると裏話を披露されると、「していないですよ(笑)。僕は遅れての(稽古)合流だったので、恥ずかしいんですよ」と打ち明け、「シャーロック・ホームズ原作の物語に皆さんが真剣に取り組んでいるのを見て、俺もスイッチを切り替えないといけないなと思いました」と気持ちを引き締めいてた。

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屋外でのイベントということで、直前まで天候不順に悩まされていたが、セバスチャン・モラン役の井澤が「絶対に晴らしてやる!」と控え室で言っていたそうで、その効果(?)かイベントは見事に晴天。“ミスター・自力で晴れ男”と紹介された井澤は観客からの「ありがとう!」の声に笑顔で応えると、原作漫画ではいじられ役の立ち位置という役にちなんで「僕も勝吾がいる現場ではいじられるんです(笑)。でも、楽しくやらせてもらっていますよ。僕は遼太郎の次に年下なので、みんながお兄ちゃんみたいな感覚。頼るところは頼っています」とコメントした。

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一方、シャーロック・ホームズ役の平野は、稽古について「けんけん(鎌苅健太)さんと、ちゃんと絡むのが初なので非常に楽しいですね。常に誰もいないところでふざけています。ウィリアムのチームがストイックにずっと歌の練習や台詞合わせをしている時に、ずっとゲームしていますね」と冗談を飛ばすと、ジョン・H・ワトソン役の鎌苅も「そうだね」と相槌を打つという二人のやり取りに客席から笑いが起こった。

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改めて、鎌苅も「(平野と)初共演を本当に楽しみにしていたということもありますし、ワトソンがシャーロックに惹かれ、振り回されていくというのが、僕と良との関係にリンクするので、役作りしやすかったです」と明かした。

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イベントが終盤となると、本作で音楽を担当するただすけが登場し、ピアノの生伴奏による公演楽曲の生歌唱が行われた。1曲目となるメインテーマ「憂国のモリアーティ」は、ただすけが「今まで作ったなかで一番難しい」というナンバー。生演奏をバックに荘厳で壮大な楽曲を全員で力を込めて歌っていた。

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2曲目は、ホームズがワトソンと出会った際に、ワトソンの特徴を次々と推理で言い当てるという原作小説でも有名なシーンでのナンバー。会話調でストーリー仕立てのアップテンポなナンバーを平野と鎌苅がグルーヴを効かせて軽快に披露。

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3曲目はモリアーティ陣営の一曲。国を憂うウィリアムら5人の志と誓いの歌。しっとりとしたスローな曲調に乗せて、4人が鈴木を囲みながら、全員で強く高らかに5人の絆を歌い上げていた。

イベントの最後には、鈴木が「本番も近づいていますが、このタイミングで皆さんにこの作品の一端をお見せできて良かったと思います。本番はピアノだけでなく、バイオリンも入って、もちろんその中にお芝居もあって、今歌った曲やほかの曲もよりいっそう魅力的にお届けできるんじゃないかと思っております。ぜひ劇場にお集まりください」と呼びかけた。

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和気あいあいとした雰囲気と息の合ったやり取りからも出演者たちの自信が感じられ、そこに迫力ある生歌披露も加わり、開幕が待ち遠しいイベントとなった。

ミュージカル『憂国のモリアーティ』は、5月10日(金)から5月19日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて、5月25日(土)・5月26日(日)に大阪・柏原市民文化会館リビエールホール 大ホールにて上演される。

【公式HP】https://www.marv.jp/special/moriarty/
【公式Twitter】@mu_moriarty
【公式Instagram】@mu_moriarty

(C)竹内良輔・三好 輝/集英社 (C)ミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト

(取材・文・撮影/桜井宏充)

(文/エンタステージ編集部)

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