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文学座公演『寒花』排外主義と格差社会への問いかけ

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2019年3月に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて文学座公演『寒花』が上演される。『寒花』とは、雪や氷を花に例えての表現。1909年10月26日に、前朝鮮統監の伊藤博文をハルビン駅構内で暗殺し、その翌年に処刑された安重根という実在の人物を主人公に据え、物語を通して排外主義と格差社会へ問いかける。

【あらすじ】
明治43年(1910年)、旧南満州・旅順の監獄に、ハルビン駅前で時の韓国統監であった伊藤博文を暗殺した朝鮮人青年・安重根が収監されてくる。日露戦争の戦勝国としての体面を保つため、“無事に”安の死刑を執行するため派遣されるエリート外務省高官と、監獄の長である典獄、看守長、獄内の情報提供者である模範囚、皮肉な傍観者を気取る監獄医らの確執の中で、統監府から差し向けられた朝鮮語通訳と死刑囚・安重根との静かな対話が、ぶつかり合う人間たちの心に揺さぶりをかける。窓外には寒花(雪)が降りしきる・・・。

脚本は鐘下辰男、演出は西川信廣。なお、本作で西川が第5回読売演劇大賞優秀作品賞・優秀演出家賞を、鐘下が第32回紀伊國屋演劇賞個人賞をそれぞれ受賞している。

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出演は大滝寛、鈴木弘秋、得丸伸二、瀬戸口郁、横山祥二、若松泰弘、佐川和正、細貝光司、池田倫太朗、常住富大、新橋耐子ら。

文学座公演『寒花』は、3月4日(月)から3月12日(火)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される。

【公式HP】http://www.bungakuza.com/kanka/index.html

(文/エンタステージ編集部)

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