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内野聖陽主演で宮崎駿のオリジナル作品『最貧前線』水戸芸術館プロデュースで国内初舞台化

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水戸芸術館ACM劇場プロデュースで、2019年夏に「宮崎駿の雑想ノート」より『最貧前線』が舞台化されることが決定した。宮崎駿オリジナル作品が国内で舞台化されるのは、これが初となる。上演は、水戸芸術館のほか東京・世田谷パブリックシアターなど6ヶ所を巡演予定。

「宮崎駿の雑想ノート」は、模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」に1980~1990年代に不定期連載。戦争の中で兵器と人間が織りなすドラマを描いた連作絵物語&漫画作品で、そこから長編アニメとなった『紅の豚』が生まれた。『最貧前線』は、その中の11番目の物語。わずか5ページの小品ながら、ユーモアとスペクタクルを合わせ持った内容の中に、平和への重いメッセージが込められている。

スタジオジブリ作品は過去に『おもひでぽろぽろ』(高畑勲監督作品)が2011年にわらび座(栗山民也演出)で、『もののけ姫』が2013年4月に英国ホール・ホグ・シアターで舞台化、『魔女の宅急便』は角野栄子の原作小説に基づいて舞台化されているが、宮崎駿のオリジナル作品が国内カンパニーでの舞台化されるのはこれが初(原作の「雑想ノート」は、1995年から1996年にかけてラジオドラマ化され、のちにCD化されている)。

物語は太平洋戦争末期の日本。ほとんどの軍艦を沈められた日本海軍は、来襲するアメリカ軍の動静を探ろうと、苦肉の策として漁船を特設監視艇として太平洋に送り出す。乗り込んだのは、元々の乗組員の漁師たちと海軍の兵士たち。海の最前線に送り込まれた男たちは、果たして帰って来られるのだろうか・・・。

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主演を務めるのは内野聖陽。過酷な海の最前線に放り込まれながら、若きエリート軍人たちと対立しつつも、仲間の漁師たちを家族の待つ母港に帰そうと懸命に努力する漁船・吉祥丸の老練な船長を演じる。

脚本は、2017年4月より水戸芸術館ACM劇場芸術監督に就任している井上桂。本作の台本化にあたっては、原作のエピソードを踏まえ、様々な文献から当時のエピソードを掘り起し、新たな物語展開や登場人物の性格付けを行ったという。
演出は、NHKエンタープライズ制作本部ドラマ番組エグゼブティブ・ディレクターで、『令嬢と召使』や『人形の家』を手掛けた演出した一色隆司が担当。

水戸芸術館開館30周年記念事業 『宮崎駿の雑想ノート』より『最貧前線』は、2019年8月から10月にかけて、茨城・水戸芸術館ACM劇場、東京・世田谷パブリックシアターなど6ヶ所で上演予定。詳細は、続報を待とう。

 

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