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田中圭主演『チャイメリカ』に満島真之介、倉科カナ、眞島秀和の出演が決定

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2019年2月に、栗山民也演出、田中圭主演で日本初上演が決まった『チャイメリカ』。本作の出演者として、新たに満島真之介、倉科カナ、眞島秀和の3名が発表された。

『チャイメリカ(Chimerica)』は、1984年に生まれた英国の若手劇作家ルーシー・カークウッドにより書かれ、2013年5月にロンドンのアルメイダ劇場にて初演。2014年のローレンス・オリヴィエ賞では、最優秀プレイ賞を含む5部門を受賞した社会派戯曲だ。

一枚の写真をめぐり、2012年の現代のニューヨークと1989年の天安門、時代と国を行き来しながら、撮影したアメリカ人の青年と、彼の中国の友人、さらにその周囲の人々が、写真に収められた瞬間から断ち切れない運命のうねりに飲み込まれていく様を描く本作。ユーモアにあふれた軽快な会話劇でありながら、重大な歴史的悲劇を背景に、空間・時代を行き来する複雑な構造となっている。

田中が演じるのは、アメリカ人の青年ジョー役。その中国人の友人ザン・リン役を満島が務める。田中と満島が舞台で共演するのは、2015年に上演された『夜への長い旅路』(演出:熊林弘高)以来、約3年ぶり。

また、倉科はジョーと親密な関係になる有能なキャリアウーマン・テス役、眞島は、武骨で心優しいザン・リンの兄ザン・ウェイ役を演じる。

発表にあたり、満島、倉科、眞島よりコメントが届いている。

◆満島真之介(ザン・リン役)
1989年この世に生まれ落ちた私が、その年に起きた歴史的悲劇に向き合うことは、とても勇気のいる決断でした。しかし、運命的な何かを感じております。栗山さんとの初セッション。信頼の置ける兄貴的存在である田中圭さんとの久方振りの共演。どこをとっても、今やらなければならないという使命感が湧き上がってきました。自分自身の持つすべてをこのカンパニーに注ぎます。楽しみに待っていてください。

◆倉科カナ(テス役)
いつか一緒にお仕事させていただきたいと思っていた栗山さんの演出で、天安門事件を、自国と他国それぞれの視点での描いた、興味深い作品に出演することに大きな意義を感じています。舞台に立つことはいつまでたっても慣れず、緊張しっぱなしですが・・・知性や感性に優れた栗山さんの演出と、とても個性豊な共演の皆様、劇場の力を借りて、逃げず、たくさんのことを学び、新しい分野へチャレンジしたいと思います。

◆眞島秀和(ザン・ウェイ役)
大きな挑戦となる作品に参加出来ることを幸せに感じています。今から来年の稽古スタートが楽しみです。皆様の胸を借りる気持ちで、おもいきり栗山さんの世界に飛び込みたいです。

世田谷パブリックシアター×パソナグループ『チャイメリカ』は、2019年2月より上演される。東京公演後に、愛知、兵庫、宮城、福岡を巡演。日程の詳細は、以下のとおり。

【東京公演】2019年2月~ 世田谷パブリックシアター
【愛知公演】2019年2月27日(水)・2月28(木) 東海市芸術劇場
【兵庫公演】2019年3月2日(土)・3月3日(日) 兵庫県立芸術文化センター
【宮城公演】2019年3月6日(水) 多賀城市民会館 大ホール
【福岡公演】2019年3月10日(日) 福岡市民会館

【あらすじ】
2013年ニューヨークマンハッタンのギャラリーでの写真展。
1989 年の天安門事件に居合わせたアメリカ人ジョー・スコフィールドがとらえた一枚の写真が人々の目を引いている。
――1枚の写真、それはアメリカ人によって撮影されたもの。
白いシャツを着て、買い物袋を二つ下げた中国人の男が隊列を組む戦車の前に立っている。
それはヒロイズムの写真である。
それは抗議の写真である。
それはある国を別のある国がとらえた写真である。
2012年の現代のニューヨークと1989年の天安門、時代と国を行き来しながら、ジョーと彼の中国の友人ザン・リン、そしてその周囲の人々が、写真に収められた瞬間から断ち切れない運命のうねりに飲み込まれていく・・・。

(文/エンタステージ編集部)

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