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草なぎ剛×ルヴォーで名作映画『道』日本初舞台化!12月に日生劇場で

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2018年12月に、東京・日生劇場にて、音楽劇『道』の上演が決定した。本作は、1957年にアカデミー賞を受賞したフェデリコ・フェリーニ監督の映画『道』を、デヴィッド・ルヴォーのアイデアをもとに、日本で初めて舞台化するもの。主演は、草なぎ剛に決定した。

ウエストエンド、ブロードウェイ、日本と、様々な国で活躍するルヴォーを、世界のトップクリエイターに押し上げた作品も、フェリーニの映画『81/2』を原作としたミュージカル『NINE』の成功だった。今回舞台化する『道』は、粗暴な旅芸人ザンパノと純粋な女道化師ジェルソミーナが、旅をしながら、それぞれの方法で生きる意味を見つけようとする姿を描いた、美しく残酷な物語。

草なぎは、映画では名優アンソニー・クインが演じたザンパノ役に挑む。ルヴォーは、草なぎについて「知性とカリスマ性を兼ね備えた素晴らしい俳優。彼の中に、ザンパノの持つイノセント(無垢)であると同時に残酷さを併せ持つ質感をイメージできた。ご一緒できるのをとても楽しみにしている」と期待を寄せている。

上演発表にあたり、草なぎからは以下のコメントが届いている。

◆草彅剛
フェリーニの映画『道』を観て、古いフィルムからでも伝わる役者のエネルギーと登場人物たちの生き様に、始まって5分で感動し、心掴まれました。僕が演じる旅芸人ザンパノは、粗野でわがままで、どうしようもなく不器用な男です。彼の愚かな振る舞いに、どうしてもっとうまく生きられないのかと、もどかしい思いと同時に、彼の心の純粋さにこの物語の奥深さを感じました。この名作にルヴォーさんの演出で出演できることがとても楽しみです。彼は舞台化にあたり、たくさんのアイデアを話してくれましたが、ルヴォーさんなら、どのようなシチュエーションになっても大丈夫だと確信しています。子どもの頃からよく足を運んだ伝統ある日生劇場の舞台に立てることも幸せです。ここで様々な作品を観劇しました。特別な精神や魂の宿った場所だと感じています。この劇場が『道』という作品を呼んだのではないでしょうか。

音楽劇『道』は、12月8日(土)から12月28日(金)まで東京・日生劇場にて上演される。チケットは、10月13日(土)より一般発売予定。

【あらすじ】
純粋無垢なジェルソミーナは、貧困に喘ぐ家族のために、粗暴な大道芸人ザンパノに買われ、芸の助手としてオート三輪で旅に出る。旅回りの途中、二人はサーカス一座に参加した。そこには自由奔放な綱渡り芸人イル・マットがいた。イル・マットは希望を失ったジェルソミーナに、芸を教え、助言をくれる特別な存在だった。旧知の仲のザンパノとイル・マットは、事あるごとに対立し、ついには警察沙汰になりサーカス一座を追い出されてしまう。ジェルソミーナは、一座やイル・マットから引きとめられるも、結局、誰にもついて行かずにザンパノと一緒に旅を続けることを選んだ。
しかし、道中偶然再会したイル・マットをザンパノは、不意に殴り殺してしまう。ショックのあまり、ジェルソミーナは情緒不安定になり、旅芸人として使い物にならない。ザンパノはジェルソミーナを置いて一人旅立ってしまう。
時は流れ、ザンパノは海辺の町で偶然聞き覚えのあるメロディーを耳にする。そして、口ずさんでいた女の話から、ジェルソミーナが死んだということを知らされたザンパノは、自分の後悔と絶望、大きな孤独感に打ちのめされ一人海岸の砂浜に伏して嗚咽するのであった・・・。

【公式HP】http://www.umegei.com/michi2018/

※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記

(文/エンタステージ編集部)

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