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『タウンホール事件』でNYの前衛劇団ウースターグループがKAATに登場

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ニューヨークのダウンタウンを拠点に活動する劇団「ウースターグループ」による『タウンホール事件』が、この秋、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で上演される。劇団「ウースターグループ」とは、エリザベス・ルコンプトとスポルディング・グレイによって1975年に創設されて以来、ロウアー・マンハッタンのウースター・ストリート33番地にあるThe Performing Garage(1960年代にフルクサス芸術運動の一環として設立されたGrand Street Artists Co-opの一部を買い取り)を拠点として活動してきた。

ルコンプト演出のもと、演劇に映像や他ジャンルの要素をいち早く取り入れ、30作を超える演劇、ダンス、映画、ビデオ作品を発表してきた。アメリカ国内外で活発にツアーを行い、2015年にはフェスティバル「サウンド・ライブ・トーキョー」で初来日。『初期シェーカー聖歌』を上演した。

今回、来日上演する『タウンホール事件』では、背景でドキュメンタリー映画を上映しながら、画面の中で行われることと同じ内容が舞台上で繰り広げられる。映像は、1971年にニューヨークのタウンホールで行われた伝説の討論会を記録したドキュメンタリー映画『タウン・ブラッディ・ホール』に基づいた作品。

ベストセラー作家ノーマン・メイラーの著書「性の囚人」をめぐり開催される論会「女性解放のための対話」では、全米女性機構代表、女性解放運動家、同性愛者である作家、人権運動家、左翼文芸批評家など様々な立場・主義主張を持つ人物たちが熱い議論を戦わる。本作では、舞台中央のモニターで流れる映画で行われる議論そのままを役者たちが舞台上で再現していく。

出演は、エンヴァー・チャカルタシュ、アリ・フリアコス、ギャレス・ホプス、グレッグ・マーテン、エリン・マリン、スコット・シェパード、モーラ・ティアニー、ケイト・ヴァルク。

「ウースターグループ『タウンホール事件』クリス・ヘジダスとD・A・ペネベイカーによる映画『タウン・ブラッディ・ホール』に基づく」は、9月29日(土)から10月1日(月)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>にて上演される。

なお、本公演は10月に開催されるKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2018でも上演される予定。

『タウンホール事件』

(舞台写真1枚目:Steve Gunther/舞台写真2枚目:Prudence Upton)

(文/エンタステージ編集部)

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