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三宅健と鈴木裕美が10年ぶりにタッグを組む『二十日鼠と人間』上演決定

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2018年10月から11月にかけて東京と大阪で、三宅健(V6)の主演舞台『二十日鼠と人間』の上演が決定した。本作は、「怒りの葡萄」や「エデンの東」などで知られるアメリカのノーベル賞作家ジョン・スタインベックが1937年に発表した小説を原作とし、スタインベック自身が戯曲化した作品。今回の演出は、鈴木裕美が手掛ける。

『二十日鼠と人間』は、1930年代、世界大恐慌下のアメリカを舞台に主人公に待ち受ける厳しい現実、相棒への想いゆえの葛藤や苦悩を、スタインベック自身の季節労働者としての体験をベースに、社会への皮肉と機知に富んだ文章で描き出し、スタインベックが注目をされる切っ掛けとなった作品の一つ。

近年では、映画俳優のジェームズ・フランコとアイルランド出身の個性派俳優クリス・オダウドが、共に本作でブロードウェイデビューを果たし大ヒットを記録。また、クリスは同作で第68回トニー賞演劇男優賞にノミネートされた。

三宅健と鈴木裕美がタッグを組むのは、2008年の『第17捕虜収容所』以来、約10年ぶり。発表にあたり、三宅と鈴木からコメントが届いている。

◆三宅健(主演)
新しい作品との出会いは、新しい役者さんたちとの出会いでもあるので楽しみです。
ノーベル文学賞受賞者のジョン・スタインベックの優しさ、ユーモア、現実的で想像力のある世界観を共演者の方たちと 力を合わせて精一杯演じたいと思います。
そして、演出家の鈴木裕美さんとは、10年振りにご一緒させていただくので、鈴木さんの演出によって、また新たな自分に出会えることに期待を膨らませ今からドキドキワクワクしています。

◆鈴木裕美(演出)
『二十日鼠と人間』は以前から、その世界の空気の中へ行ってみたいと思っていた戯曲です。すべての優れた戯曲は孤独をテーマにしていると言われますが、登場人物が全員が孤独に喘ぐ様は、俳優にとって、とても演じがいのある戯曲だと思います。三宅さんとは2008年の『第17捕虜収容所』以来10年ぶり、ご一緒するのは3回目になります。この10年、お互いがどのように成長できているのか、試される稽古場になると思います。緊張もしますが、とても稽古が楽しみです。

共演は、花乃まりあ、中山祐一朗、姜暢雄、池下重大、瀧川英次、駒木根隆介、章平、藤木孝、山路和弘。

『二十日鼠と人間』は、10月3日(水)から10月28日(日)まで東京・東京グローブ座にて、11月8日(木)から11月11日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。チケットは、8月18日(土)10:00より一般発売開始。

【あらすじ】
1930年代、世界大恐慌時代のカリフォルニア州。
出稼ぎ労働者ジョージ(三宅)とレニー(章平)は、いつか自分たちの農場を持つ夢を持ちながら、いつも共に行動している。しかし、頭の回転が悪い大男レニーがいつも問題を起こすので、数々の農場を渡り歩くはめになっていた。ジョージは失敗ばかりするレニーの尻拭いをする毎日だが、見捨てることは出来ずにいる。レニーはそんなジョージに頼り切っていた。
レニーが問題を起こし、前の職場から逃げた二人は新たな職場である農場にたどり着く。ボス(藤木)と呼ばれる管理人の農場で働くことになるが、レニーはボスの息子のカーリー(中山)になぜか目を付けられる。カーリーは若さと美貌を兼ね備える妻(花乃)を迎えたばかりであったが、なぜかイライラしていた。
ジョージとレニーは賢くリーダーのスリム(姜)の下で、下品で無神経なホイット(瀧川)やカールソン(駒木根)、黒人であるがために馬小屋に住まわされているクルックス(池下)、片手が無い老人キャンディ(山路)と共に働き始め、生活を共にしてゆく。ジョージはレニーに、農場で面倒を起こさないよう言い聞かせながら、仕事の合間には夢を語っていた。
ある日、二人の語る夢を聞いていたキャンディが、隠していた貯金を持っているから仲間に入れてほしいと持ちかけてきたことで、描いていた夢が現実味を帯びてくるが・・・。

【公式HP】https://www.hatsukanezumi-ningen.jp

(文/エンタステージ編集部)

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