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錦織一清演出で“闇”のエンターテインメントを『GRIEF 7』製作発表会レポート

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2018年7月末に上演されるミュージカル『GRIEF 7』。その製作発表会が、6月8日(金)に行われ、演出の錦織一清、出演者よりカラム、碕理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、加藤良輔、米原幸佑が登壇した(このほか、三浦海里も出演)。

本作は、「竹久夢二のすべて」や「猫と裁判」などで知られる野村桔梗が“七つの大罪”を元に書いた原作を、三浦香が脚本に仕上げた作品。牢獄で出会った男たちの、7つの物語が描かれる。

『GRIEF7』製作発表_演出・錦織一清

会見では、まず錦織が「昨年、一度CLIEさんの作品を拝見させていただきました。若い子たちとおもしろい舞台を作っていらっしゃって、僕も参加できたらという思いがあったのですが、まさか、本当にやらせていただけるとは。今回すごく喜びを感じています」と挨拶。

また、出演者たちを見て「ちょっと前だったら、僕もこっちにいたんじゃないかなという気もするんですが(笑)」と笑いを交えながら、「若い人たちと仕事をするのは、大変おもしろいもので。僕は、役者と相対するというよりは、一緒に舞台側に立ちながら、演じながらやっていくことが多いので、そういった意味では、僕もこのメンバーの一員として参加して、楽しんでいけたらいいなと思っています」と抱負を語った。

続く出演者たちの挨拶では、それぞれの役名が発表された。

まず、韓国の5人組アイドルグループ「大国男児」のメンバーであるカラムは、「皆さん、アンニョンハセヨ!」と自己紹介。「素晴らしいキャストの方々、演出の錦織さんと一緒に、こうして舞台をやらせていただけることに、光栄な気持ちで胸がいっぱいです。僕にとっても大きな経験になると思うので、がんばっていきたいなと思います」と語った。

『GRIEF7』製作発表_カラム

演じるのは、リュウ役。リュウはアイドルグループのメンバーであると言い、「僕もアイドルグループで活動しているので、だからこそ分かることを表現できたら。こういう役を演じるのは初めてですが、前からやってみたかったので、ワクワクしています」と、期待を寄せた。

『GRIEF7』製作発表_米原幸佑

続いて、米原は「以前から、プロデューサーさんと『こういう話をやりたいね』と話していたことが、本当に実現することになって、しかも演出に錦織さんを呼んでいただくことできて、今から楽しみにしています。ミュージカルという部分も、ミュージカルという部分も、今回の見どころの一つだと思いますので、錦織さんから手ほどきをしていただき、素晴らしいショーを見せられるよう、がんばっていきたいと思います」とコメント。

演じる役は、エディ・フクダ役。台本には、「もともとリュウと同じアイドルグループに属していて、いろいろありアメリカに移住し、『江戸』という寿司屋をやってる」というト書きしかなかったという。「癖のある役というか、本心が見えない役というか・・・。物語が進むにつれて、いろんな伏線が張られている役です。物語自体にもミステリー要素が存分に散りばめられているので、稽古をしながらそれがどうつながり、どう表現されていくのか、僕自身も楽しみにしております」と匂わせた。

『GRIEF7』製作発表_加藤良輔

加藤は「ライタ・カワイ役をやらせていただきます。カワイは、元外科医の心理カウンセラー。職業柄、牢屋の中でも皆の世話をする立場でもありますが、ミステリアス・ガイということで。そんな彼がなぜ牢屋の中にいるのか・・・非常に深い闇の持ち主だなと痛感しております」と説明。「ミュージカルですので、エンターテインメントとしての“闇”をお届けできたらと思います」と意気込んだ。

『GRIEF7』製作発表_碕理人

碕は、台本を読み、「お話だけを見ると、すごく重たい内容」と言いつつ、「それを、歌やダンスで華やかに、エンターテインメントとしてお届けできるようにしたいです」と課題を上げた。演じるのはグニョン役。グニョンは七つの大罪のうち“暴食”を背負っていることを明かし、「親に捨てられた役なので、その悲しみや孤独をうまく表現したいです。ほかの人たちとどういう関係があるのか、何回も観て『ここがつながっているんだ!』というサプライズに気づいていただけたら」。

『GRIEF7』製作発表_SHUN

SHUNは「僕は、サムというIQ250のハッカー役を演じます。実際にいたら、本当に政府に目をつけられそうな危ない人だと思うんですが、僕自身はそんな悪い人ではないです(笑)」と前置き。自身もボーカルグループとして活動していることになぞらえ、「音楽と歌とダンスで表現する素敵な作品に出演できることを嬉しく思います。人間の芯にある感情がこの物語の中では描かれていると思うので、サムの強さと弱さを表現し、精一杯サムとして生きられるようにしたいと思います」と抱負を述べた。

最後に、錦織は「ダークなものを、ミュージカルとしてどう華やかに演出していくかが、僕の中での一つのテーマになっています。これから、(出演者)一人一人のキャラクター、人間性が分かってくると、台本や台詞回しも変わってきて、おもしろいんじゃないかなと思っています。オリジナル作品ですから、それぞれの個性やキャラクターを尊重して、自由に楽しく、一度観たぐらいじゃ分からないものを作りたいと思います」と締めくくった。

『GRIEF 7』は、7月26日(木)から7月31日(火)まで東京・俳優座劇場にて上演される。

【公式HP】https://www.clie.asia/g7/

(C)2018CLIE/G7

(文/エンタステージ編集部)

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