迫る開幕!『犬夜叉』ビジュアル撮影で見せた金爆・喜矢武 豊“役者”としての素顔


ゴールデンボンバーの喜矢武 豊主演で、いよいよ2017年4月6日(木)より開幕する『犬夜叉』。メインビジュアルでは、犬夜叉の姿に扮した喜矢武が跳躍する姿が公開されているが、エンタステージでは、この撮影現場に密着。主演に抜擢された喜矢武へのインタビューの模様と共にレポートする。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_3

衣裳を身に着け、メイクを終えた喜矢武が「よろしくお願いしまっす!」と姿を現すと、その仕上がり具合に、スタッフからはわあっと歓声がもれた。どんな写真を撮るか、マンガを片手にイメージの説明を受けると、手にした刀を何度か素振って、感触を確かめる喜矢武。準備が整うと、早速撮影開始。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_6

今回のメインビジュアルのイメージは、犬夜叉の躍動する一瞬。カメラマンの「せーの!」という声に合わせて、喜矢武は刀を構えながら飛び上がる。喜矢武との呼吸を合わせながら、カメラマンはシャッターを切る瞬間を細かく調整していく。「もう少し後ろの手が伸びるように」「気持ち、顔の角度を正面にできる?」などと、細かいオーダーが出され、喜矢武は瞬時に身体の向きや表情を変え、それを表現していく。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_2

さらに、躍動感を加えるために送風機を持ったスタッフも加わり、喜矢武の跳躍に合わせてブォン!と風を送る。犬夜叉の銀髪の髪がたなびき、モニターに表示される写真にはさらなる躍動感が加わった。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_8

「歯は見せた方がいいのかな?口は閉じていた方がいいのかな?」撮影の合間にも、何度も原作のマンガを確認し、喜矢武の姿と犬夜叉のイメージを近づけていく作業が行われる。途中、付け爪が取れてしまうハプニングなどもありながら、何度も何度もシャッターが切られた。足が痛くなってしまいそうだが、喜矢武はどんなオーダーにも「はい」と短く答えながら、真剣な表情で応えていった。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_5

メインビジュアルにOKが出ると、続いては別パターンのイメージで撮影が始まる。こちらは、犬夜叉の過去に関する象徴的なシーンを再現。「どんな顔すればいいのかな」と喜矢武は何度もモニターを確かめ、試行錯誤しながらカメラと向き合っていた。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_7

撮影の合間、喜矢武に話を聞くと、オファーを受けた時の心境について「正直、ハードルが高いなと思いました。有名な作品ですし、個性的なキャラクターですし、ちゃんと役になりきれるのか結構不安でした」と率直な気持ちを明かしてくれた。「台本を読んでいるだけだと、なかなかイメージが湧きづらかったんですけど、実際にメイクをしたり衣裳を着てみたりしたら、原作ファンの方のお怒りを買わない程度の水準はクリアできたのかなと・・・」と、終始控えめながら撮影の手応えを感じた様子。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_9

喜矢武は、本作が2015年3月に上演された『ふしぎ遊戯』、2016年2月に上演された『GOKU』に続いての舞台出演&主演となる。舞台については「お客さんの前で何かを演じるっていうことは、普段やっているライブと通じるものがあるんですけど、舞台は『皆で一つのものを作る』という感覚が強く、それが難しくもあり楽しいですね」と語った。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_10

最後に、「ありがたいことに、ファンの方から『また舞台観たいです』というお声をいただきまして。この舞台の発表を皆さんがどう受け止めてくれるのか楽しみなんですけど、ハードル上がっていて不安だったり・・・基本、幕が開くまで不安なんですよ(笑)。でも、また皆さんに楽しんでもらえるようにがんばりますので、楽しみにしていてください!」と、意気込んでいた喜矢武。

日暮かごめ役の若月佑美(乃木坂46)、桔梗役の伊藤純奈(乃木坂46)、殺生丸役の佐奈宏紀、弥勒役の滝口幸広、楓役の野口かおる、和尚役の小林健一、奈落役の木村 了らと共に、喜矢武がどのような『犬夜叉』の世界を見せてくれるのか、楽しみだ。

『犬夜叉』は、4月6日(木)から4月15日(土)まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演される。

『犬夜叉』ビジュアル撮影_4

(C)高橋留美子/小学館 (C)2017 ネルケプランニング/ユークリッド・エージェンシー/小学館

※「GOKU」は「U」の正式表記は上部にサーカムフレックス付き

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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