詩郎が、光路郎が、安里が再び蘇る!歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影レポート


“浪漫活劇譚”として初舞台化された『艶漢』の世界が、今度はパフォーマンス×音楽×ダンス×お芝居を融合したエンターテインメントショーとして2016年8月に帰ってくる。先日公開された歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアルでは、詩郎、光路郎、安里ら各キャストがフォーマルな衣装を纏った姿を披露。今回は、その撮影現場に潜入したレポートをお届けする。

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_2

キャストたちが約3ヶ月ぶりに集結したのは、7月某日の都内。まるで実家に帰ってきたかのようなアットホームな雰囲気の中で、撮影は行われた。まず、最初に登場したのは詩郎役の櫻井圭登。普段はニコニコの笑顔とふわふわの雰囲気を纏っている櫻井だが、メイクが出来上がるとすぐ詩郎の顔つきになり、かわいい詩郎、ツンとした詩郎などを、次々に生み出していく。詩郎としては珍しい洋装も、すぐに見せ方を掴んだ様子。衣装はフォーマルバージョンの他、グッズ用にもう1パターン用意されていた。そちらでも、楽しそうに詩郎らしさ溢れる姿を披露した櫻井。どんな姿が撮られたのかは、公開をお楽しみに!

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_3

続いては、安里役の三上俊がスタンバイ。三上は、この日のために再び身体を造り込んでおり、着替え中、サラリと見えた背中の美しさにスタジオからは静かなざわめきが沸き起こった。普段の印象からすると布が多めと思えてしまうタキシードの撮影では、正統派の安里の姿が見られたかと思いきや、どんどんやんちゃな安里の表情が覗き出す。そしてもう1パターンの衣装では、誰にも止められないエロティックさ全開で、その場にいた全員を悩殺!! 安里の本領発揮だ。

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_4

クールビューティな六口役の田上真里奈は、エレガントな黒のドレスで登場!こちらも新鮮なビジュアルだ。六口のツンとした表情はセクシーかつ高貴で、妖しい魅力を放つ。目線から指先まで、田上の一挙手一投足から、六口らしさを研究し尽くしていることが伝わってきた。

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_5

そしてもう一人の華、アグリ役の小槙まこもキュートな黒のドレス姿で撮影スタート。アグリの可憐なかわいさはそのままに、小悪魔的で不思議な魅力を放ち、目が離せない。あどけない笑顔がまるで春風のように、現場を癒していた。

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_6

「ずっとこの撮影が楽しみだった」と話していた三郎太役の羽場涼介は、「おかえり!」とスタッフに声をかけられるほど、相変わらず三郎太そのもの。スタイル抜群でかっこいいのに、照れてすぐに三枚目ポーズになってしまう三郎太。終始、笑いの絶えない撮影となった。そして、秘密の衣装ではまさかの・・・?!小道具を使いさらに激しく遊び、楽しさを思いっきり表現していた。

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_7

光路郎役の末原拓馬は、スタジオに到着した際は非常にニュートラルな状態だったが、光路郎のメイクが出来上がる頃には表情がキリッと引き締まり、スイッチが入っていた。撮影が始まると、時にクールに、そして激しく・・・ビジュアル系アーティストのごときポージング!スーツ姿で、光路郎の熱血ぶりを見事表現していた。そしてもう1パターンの衣装・・・こ、これは?!予想をはるかに超えたビジュアルが届けられるに違いない。

歌謡倶楽部『艶漢』ビジュアル撮影メイキング_8

撮影のラストを飾ったのは早乙女役の堀越涼。ヘアメイクが終わると「ただいま」とニッコリ笑顔で登場し、現場のスタッフもほっこり。燕尾服をビシッと着こなし、表情も一つ一つキメていくが、絶対に何かを仕込んでいそうなミステリアスな雰囲気を漂わせる様はさすがだ。小道具も使い、終始ノリノリで撮影を終えた。

歌謡倶楽部『艶漢』_メインビジュアル

7人の個性溢れる撮影風景だったが、キャストもスタッフも一丸となり、キャラクターを愛し、作品を愛し、『艶漢』の世界を創り上げようとする意気込みがひしひしと伝わってきた。開幕までお楽しみになっているもう一つのビジュアルも、公演を楽しみに待っている方たちを驚かせようという工夫がいっぱい。歌謡倶楽部『艶漢』の世界に浸れる日が待ち遠しい。

歌謡倶楽部『艶漢』は、8月19日(金)から8月21日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演される。

(C)尚月地/新書館
(C)2016 尚 月地・新書館/幻灯署活劇支部

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